猫の目が見えてないかも?視力低下のサインや原因について!

猫の外見上の魅力の一つに
クッキリと大きくて丸くて
透き通った目が挙げられますね。

 

また、明るさや感情によって
大きさが変わる瞳孔も特徴的で
猫の目は神秘的とも表現される
ほど魅力的なパーツです。

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そのため、一見するととても
視力が良さそうなイメージも
ありますが、猫の目は私たち人間
の目とは機能や見え方が異なります。

 

ただ、同じ生活空間で一緒に
暮らしていく上でその違いを
飼い主さんが意識することはあまり
ないと思います。

 

いわゆる視力は弱く、色の識別も
苦手ですが、動体視力や光の感知能力
は優れているため、すごいな〜と
驚くことはあっても視力の弱さが
気になることはまずないでしょう。

 

猫とはそういう動物であり、
目も生きていくために必要な機能
を備えているわけですから、視力
や識別の弱さは問題にはなりません。

 

ただ、人もそうですが猫も
何らかの病気などで視力など
目の機能が低下してしまうことがあります。

 

しかし猫は自分でその異常を
伝えることができませんし、
そもそも猫は体調の異変を隠す
動物です。

 

また、そのような状態になったと
しても特に初期の場合、飼い主さんが
目を見ても外見上の異変に気付くこと
は少なく、明らかに異常に気付いた時
にはすでにかなり状態は悪くなって
いることが多いのです。

 

ですが、病気の早期発見のためにも
猫の目の機能、視力の低下に早く
気付いてあげる必要があります。

 

こちらでは、猫の視力低下時に
見られるサインや原因などに
ついてまとめてみましたので
参考にしてください。

 

<猫の視力低下のサイン>

 

事故や大きな怪我などによって
目に障害を負って、急に視力が
低下するという状況でなければ
多くの場合、目の病気によるものです。

 

そしてほとんどの場合、少しずつ
視力が低下していきます。
急激に目が見えにくくなるのと
違い、その場合は猫もその状態に
慣れていきます。

 

また、猫は視力以外にも聴覚や
嗅覚、触覚など人より優れた感覚
機能を持っていてそれらすべてを
使って生活しています。

 

そのため、たとえ視覚が低下しても
他の感覚器官で十分にカバーできる
ため、特に支障なく生活できることが
多いのです。
特に片目だけの視力低下では
ほとんど変わらず生活できます。

 

ですから、もし視力が低下していた
としても分かりやすい行動変化は
現れないことも多いのです。
そのため気付くのが遅れるという
こともあるのですが・・

 

ですが・・
良く観察していると日常のちょっと
した行動に微妙な変化が現れている
のに気付くこともありますので注意
して見てみましょう。

 

猫の視力が低下している時に
見られる行動変化やサインなどで
多いのが以下になります。

 

「歩き方の変化」
以前より慎重に歩く様子。
歩くスピードが遅くなったり
壁伝いなど物に沿って歩くなど。

「瞳孔の大きさ」
通常、明るいところでは細く
暗いところでは大きく丸くなる
瞳孔が周囲の明るさに関わらず
常に大きいまま(開いた状態)に
なっている。

「運動能力の低下」
ジャンプの失敗や物にぶつかる、
高いところから降りられないなど
が増える。

「異常行動や過剰反応」
撫でた時にビックリするなど
物事に対して以前より過剰な反応
をする。
また、何かを探しているように
歩き回るなど。

「ぶつかる」
オヤツやおもちゃなど匂いを
嗅ごうとして顔を近付けた際に
その物に顔(鼻)をぶつける。

「粗相」
トイレの失敗。排泄物がトイレ
からはみ出していたり、また
トイレの場所が分からなくなる。

「目を気にする」
目をこすったり、細めたり、
瞬きが増えるなど。

「他猫との交流」
多頭飼育などの場合、他猫との
関係性が変わったり、交流の仕方
が変化する。

「飼い主に対するの変化」
何らかの要求や何かを訴えて鳴く
ことが増えたり、異常に甘えてくるなど。

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<猫の視力低下の原因>

 

猫の目の機能や視力が低下する
原因は大きく分けて、

*目の病気によるもの

*目以外の病気によるもの

があります。

 

【目(眼球)の病気の場合】

猫の目の病気で多く見られ、
視力低下を伴うものは主に以下が
挙げられます。

 

「角膜炎」

角膜が炎症を起こすことにより
表面が白く濁り、進行すると
視覚障害を起こすことがあります。
また、悪化すると角膜穿孔(穴が開く)
を起こす事もあります。

外傷やウイルス疾患などが原因
となることが多いです。

 

「緑内障」

眼圧が高くなり、視神経を圧迫、
視覚障害を引き起こす病気です。

急性の場合には強い痛みを伴う
ためすぐに異常に気付きますが、
慢性の場合は進行するまで気付かない
ことが多いです。

外傷や他の眼疾患、また全身性の
ウイルス疾患などの合併症として
起こることが多いです。
先天性の形成異常の場合もあります。

 

「ぶどう膜炎」

ぶどう膜(虹彩、毛様体、脈絡膜)
の一部、または全体に炎症が起きる
病気で、網膜剥離や眼底出血など
を引き起こし、視覚低下や進行すると
失明に至る病気です。

ウイルスなど全身性の疾患や
眼内腫瘍、外傷、他の眼内疾患
などが原因となります。

 

「網膜変性症(萎縮症)」

目の奥にある網膜が、変性・萎縮し、
視力低下から進行すると失明に至る
病気です。

腎不全などで起こる高血圧や、
食事中のタウリン欠乏などが原因
となることが多いです。
また猫種によっては先天性(遺伝)
の場合もあります。

 

「白内障」

目の水晶体が白濁していく病気で
濁りが強くなるに従い、視力障害
が出てきます。

猫の場合、外傷や他眼内疾患などが
原因となります。
また、猫種によっては遺伝で白内障
を起こしやすい場合もあります。

猫の目の病気を引き起こす全身性の感染症について!

 

【目(眼球)以外の病気の場合】

眼球自体に異常がない場合で
視覚低下を引き起こすのは主に
脳の神経障害によるもので以下が
挙げられます。

 

【脳腫瘍】

脳内、または脳を覆う髄膜に
できる腫瘍で猫の場合は多くが
悪性です。

主な症状は痙攣などの神経症状
ですが、腫瘍が発生する部位に
よって視覚障害を起こすことが
あります。

 

【脳炎】

脳に炎症を起こす病気で、
視覚障害などさまざまな症状が
起こります。

ウイルス疾患などが原因となる
感染性脳炎と原因の特定が難しい
非感染性の脳炎があります。

 

【先天性脳疾患】

生まれつき脳に異常がある場合
でさまざまな神経症状が起こります。

先天性脳疾患で主なものは
水頭症などが挙げられます。

 

<視力低下の兆候が見られたら>

 

前述したような視力低下時に
見られるサインのような行動変化
があるような場合、早期の受診が
大事ですが、その前にその他にも
異変がないかしっかりと観察してください。

 

視力低下が疑われる行動変化は
他の病気の時にも見られる場合が
あるためです。
体のどこかに痛みがある場合
なども似たような症状が現れます。

 

ですから、全体的な様子を
しっかりと獣医師に伝えられる
ように観察するようにしてください。

 

病院で診察によって視覚低下が
疑わしい場合には、眼科全般の
検査が行われます。

 

また、前述したようにその原因に
全身性の疾患が関わっている場合
もあるため、血液検査などが必要に
なることもあります。

 

そして実際に視覚低下が認められ、
その原因が分かれば治療となります
が、原因によっては完治は難しい
場合もあります。

 

そのような場合はなるべく進行を
抑えるための治療になり、視力を
元に戻すことは困難で、また失明
は免れない事もあります。

 

その場合、自宅ではそれに応じた
環境を整えてあげるが必要が出てきます。

 

ただ、前述したように猫は視覚以外
の感覚器官が優れているため、
住み慣れた自宅であればあまり支障
なく生活できます。

 

ですから、トイレや水飲み、食事場所
など基本的な動線はそのままで、
動線の間は広くとり、余計なものや
危険なものなどは置かないようにする
程度で大丈夫です。

 

ただ、高いところなどで猫さんが
好む場所がある場合などは、途中に
段差はスロープを作るなど登り降り
しやすいようにしてあげましょう。

 

その他、目が見えない分、耳で
キャッチできるように常に声がけ
をしたり、触ったり抱っこする時
にも突然でびっくりさせないように
事前に声をかけるなども大事ですね。

 

<まとめ>

 

目の異常は分かりやすい
イメージがありますが、目の奥
で起こっている異常は初期では
見ても分かりません。

 

ですから、普段とは違うちょっと
した行動変化を見逃さないように
することが病気の早期発見につながります。

 

また、もし残念ながら完治が難しく
視力の回復が望めない場合でも
猫は人ほど生活に支障がでる
ことはありません。

 

ですから、あまり悲観することなく
少しでも快適に落ち着いて暮らせる
ように工夫してあげましょう。
それまでと変わりなく生活させて
あげることが可能ですから。

 

・・とはいえ、もちろんなるべく
早期に治療ができて失明を避ける
ことが最重要ですので、注意して
見てあげるようにしてくださいね。

 

特に猫カゼなどを繰り返して
目やにや涙などの症状が慢性化して
いる猫さん、また外出して喧嘩して
くることが多い猫さんなどは要注意です。

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