猫の腎不全とレボリューション!腎臓への影響と安全性について!

寄生虫予防の季節

 

寒い冬が終わり、少しずつ気温が高く
なって春〜夏が待ち遠しくなってくる
季節になると猫さんたちにも変化が
見られるようになってきますね。

 

お外で暮らす野良猫さんたちは
発情シーズンに突入しますし、
外猫を見かけることも多くなってきます。

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そして、飼い猫や家猫さんたちも
換毛期に入って抜け毛が増えてきて
夏の準備が始まります。

 

それと共に気温が上がってくると
迷惑な寄生虫が活動的になってくる
時期でもあります。

 

ノミやダニ、また皮膚や耳の中に寄生する
小さなダニ(ヒゼンダニ)などへの感染が
増えてきます。

 

完全室内飼育の猫さんの場合には、
それらは基本的に心配はいらないこと
がほとんどですが、外出する猫さんや
ベランダや庭などで過ごすことがある
猫さんでは、感染の可能性があるため
予防が必要になってきますね。

 

今は猫用の寄生虫予防薬もさまざまな種類
が出てます。効果のある寄生中の種類も
色々です。

 

猫の健康のためにも寄生虫の感染を防ぐ
ことは大事なことですが、そのための
予防薬はいわゆる薬剤ですから当然
副作用が全くない訳ではありません。

 

特に猫の場合は、腎不全など腎臓病が
多く、闘病中の猫さんも多いですよね。

 

そんな腎不全の猫さんの場合、予防薬
とは言えど薬剤の投与は心配になると思います。

 

こちらでは、効果のある寄生虫の種類が
多く、比較的人気の高いレボリューション
について、腎臓への影響の可能性などを
まとめてみましたので参考にしてください。

ネコジーン(おやつサプリ)の腎臓への効果や成分と評判など!

 

<猫用レボリューションについて>

 

猫の寄生虫予防のための外用薬では
ノミやダニシラミなどの外部寄生虫の駆除や
寄生予防、また回虫や鉤虫などお腹の中の
寄生虫を駆除できるものが一般的です。

 

しかし、レボリューションは、他に
耳ダニやフィラリア(犬糸状虫症)にも効果
があることから、まさに一つでほぼ全て
の害虫を駆除できるタイプの薬剤です。
(ただし、マダニには効果はなし)

 

また、その割に他の薬剤よりも少し
お値段が高いだけなのでお得感も
あると思います。(価格は販売店によっても
異なりますが)

 

どうせなら、色々と効果がある方が・・
と思ってしまいますよね。

 

でもその分副作用もリスクも高いのでは・・?

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<猫のレボリューションの副作用や腎臓への影響について>

 

レボリューションは、一時期は副作用
が多いと言われていたこともありますが
基本的には安全性が高い薬剤です。

 

副作用のリスクについては他の薬剤
でも同様にあります。

主なものは、

*嘔吐

*下痢

*よだれ

*食欲不振

*脱毛(塗布部位)

などですが、これはレボリューションも
他の薬剤も同様に挙げられる副作用です。

 

また、副作用の発生頻度としても
他の薬剤と比べて特に多い訳ではありません。

 

副作用での死亡という報告もありますが
これは他薬剤と同様で因果関係がはっきり
分からないものも多く、なんとも言えません
が・・

 

ただ、レボリューションはフィラリア
にも効果があることから、もし猫が
フィラリアに感染しているのを知らずに
投与した場合には重篤な症状、また死亡の
リスクは高くなります。

 

そのため、他薬剤よりはレボリューション
は、その分のリスクが高くなるとは言える
かもしれません。

 

そして、薬剤は経口投与であろうが外用薬
であろうが、体に吸収されたものは体外へ
排泄されます。

 

薬剤が体外へ排泄される経路としては、
以下になります。

【尿中排泄】

水溶性薬剤の排泄ルートとして一番多い排泄法です。

血液とともに腎臓に入った薬物は
体の老廃物などと同様に糸球体でろ過
され、尿中に送り出し、体外に排泄されます。

【胆汁中排泄】

肝細胞内に取り込まれた薬剤は、代謝
されたあと、また代謝されにくいものは
そのまま胆汁とともに消化管内へ排出
され、便として体外に排泄されます。

 

その他、薬剤によっては呼気や乳汁から
排泄されるものもありますが、ほとんど
の薬剤は上記の2つの方法によって体外に
排泄されます。

 

つまり、尿中排泄では腎臓の機能が
大きく影響するため、腎不全などで
腎機能が低下している場合には、薬剤
の排泄能力も落ちるため、本来、体外
に排泄しなければならない薬剤が体内
に留まってしまうことになります。

 

そうすると当然、体にはさまざまな
悪影響を及ぼします。
ですから、基本的に腎臓に障害がある
場合には薬剤の投与には慎重になる
必要があるのです。

 

また、これは人でも同様ですが
特に高齢になっている場合には、腎臓
の機能も落ちてきているのが普通ですから
尿中排泄の薬剤を投与する場合には
その投与量にも注意しなければなりません。

 

ではレボリューションはどうか?
ということですが・・

 

レボリューションは、添付文書によると
有効成分セラメクチンの代謝物、また
未変化物(代謝されなかったもの)の大半
糞便中に排泄されるとなっています。
(胆汁中排泄がメイン)

 

ですから、腎臓に与える影響はさほど気に
しなくて良いと思われます。

 

他、薬剤(フロントラインなど)でも
この代謝・排泄についてはほぼ同様です。

 

もちろん、尿中への排泄もありますが、
割合も少ないですし、また、それら
外用薬は毎日塗布(投与)するものではなく、
月に一度の投与ですから、特に問題になる
量でもないと思われます。

 

また、当然ですが使用制限にも
腎臓や肝臓の疾患は禁忌との明記は
ありませんし、それによって腎不全が
悪化したという報告もありません。

 

ただし、薬剤ですからさまざまな副作用
のリスクは少なからずあり、直接的に
腎臓に影響を与えるものではなくとも
なんらかの体への悪影響がきっかけと
なって腎不全を悪化させる可能性がある
ことは否定できません。

 

そして、それはどんな薬剤でも可能性が
あることですが、病気の治療のために
必要性のあるお薬と病気の予防のために
投与するお薬という違いがあり、予防の
ための薬剤の方が安全性が高いのでは?
というイメージもあるようで、何か起こった
ときには、後者の方が問題にされることが
多いような気がします。

 

伝染病の予防のためのワクチンに
よる副作用と同様ですね。

猫のノミ・ダニ対策!予防や駆除にもおすすめのお薬!

 

<まとめ>

 

レボリューションは、基本的には
安全性が高く、腎不全の猫さんでも
投与するのは問題ないと言えます。

 

ただし、そこまでさまざまな寄生虫
に対する効果のあるお薬が必要か?
と言えば、そうでもない猫さんが多い
と思います。

 

さまざまな効果がひとまとめになって
いるのは便利なようですが、必要性の
ないものを投与する必要もありませんよね。

 

耳ダニに頻繁に感染してくるような
場合は別ですが、お外に出るからと
いっても耳ダニは感染猫と接触しない
限りそう簡単に感染するものではありません。

 

また、よほど仲良しの猫同士でないと
外猫同士が寄り添っているようなこと
も少ないですし。
基本的に不妊手術をしていれば
他猫との濃厚な接触はありません。

 

ですから地域にもよりますが、
基本的にお外に出る猫さんでも
ノミとマダニの予防ができる薬剤だけ
で十分なのではと思います。

 

そしてフィラリア症に関して言うと
猫は寄生率も低く、犬のような重篤な
状態とはなりません。
また検査においても精度が低いため、
感染しているかどうかの判定も難しい
のが現状です。

 

そのため、子猫の時から予防をし続けて
いてフィラリア感染の可能性がないので
あれば投与しても問題はないですが、
万が一それまでに感染している可能性が
ある場合にレボリューションを投与する
にはリスクが高くなります。

 

ですから、個人的にはレボリューション
はあまりオススメはしません。
レボリューションであればまだ
フロントラインの方が歴史も長く、
動物病院でも多く使用されていること
から安心感が高いです。
またマダニにも効果があります。

 

ノミはアレルギーなどの皮膚症状が
メインですが、マダニはさまざまな感染症
を媒介するため、非常に怖いです。
ですから、レボリューションがマダニに
効果がないと言うのも引っかかります。

 

そしてレボリューションは、
多くの寄生虫に対して効果がある分、
体への負担も大きいイメージがあります。
(あくまでも個人的意見ですが・・)

 

特に、腎不全などある場合には、
その程度であれば問題はないと分かって
いても極力控えたいところですから。
(気分的な問題もありますが・・)

 

ですから、本来であればそれらの薬剤
が必要ないよう完全室内飼育にするのが
ベストだと思いますが。。
難しいですかね・・

 

ただ、必要性があるのであれば
予防のためにはもちろんレボリューション
もいいと思いますが、まずはなるべく
それら寄生虫に感染しない環境下での
飼育法を検討してみること、最低限必要な
薬剤投与にするということが大事なのでは
と思います。

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