猫の便秘に乳酸菌の作用や効果は?おすすめサプリなど!

猫はもともと水分摂取量の少ない動物です。

イエネコの祖先とされるリビアヤマネコ
は砂漠で生活していたため、少ない水分
量でも生存可能な体に進化したためです。

 

しかし、その生態ゆえに猫には
宿命とも言われる病気が多くあります。

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代表的なのは、

*腎臓疾患(慢性腎不全など)

*膀胱炎や尿路結石

などの泌尿器疾患です。

 

そしてもう一つ、猫に多い便秘も
水分摂取量が関係しています。
便秘とまではいかなくとも猫の便は
硬いことが多いですよね。

 

猫の便秘も程度によりますが、ガンコ
な便秘は立派な病気となり、体力を
奪い、時に命に関わってくることも
あります。

 

そのため、便秘気味の猫さんには
さまざまな対処法を試されている飼い主
さんが多いと思いますが便秘と言えば
食事の他、腸内環境の影響もあります。

 

腸内環境と言えば、人でも『腸活』が
推奨され、腸内環境の改善のために
良い食材やサプリなどが人気のようです。

 

そして、良好な腸内環境をつくるため
に一番に名前が挙がるのは『乳酸菌』です。

 

今、乳酸菌は犬や猫などのペットの
間でもその効果を期待して与えることが
多くなってきています。

猫の便秘にも効果を期待したいものですよね。

 

こちらでは、猫の便秘に対しての
乳酸菌の作用や効果など期待できる
こと、またおすすめのサプリメント
などをまとめてみましたので参考に
してください。

猫の便秘の原因?巨大結腸症の原因や症状と治療や治療費は?

 

<猫の便秘の原因と特徴>

 

猫の便秘には、主に以下の要因が関係しています。

 

【水分不足】

便の硬さは、便中の水分量によって
決まります。
水分が多ければ便は軟らかくなるし、
水分が少なければ硬くなります。

 

ですから、便を軟らかくするには水分を
多く摂取すればいいのですが、本来あまり
水を飲まない猫は、どうしても便中の水分
も少なくなるため必然的に便は硬めに
なってしまうのです。

 

【キャトフード】

品質の悪いキャットフードでは、
粗悪なタンパク質などの原料、また
炭水化物や穀類などの配合量が多い
フードなどでは、消化吸収がうまく
できません。

 

そうすると、腸内に長く便が留まること
になり、その間に水分がどんどん吸収
されるため、便が硬くなります。

 

【筋力低下(高齢猫)】

排便をするときには、横隔膜や腹筋の力
を使っていきみ(踏ん張る)、そして腸が
便を押し出す力も必要になります。

 

しかし、猫も高齢になってくると
全体的な筋力の低下が起こってくる
ため、排便する力も弱くなってきて
便を出しづらくなってきて、腸内の
滞在時間が長くなり便が硬くなります。

 

【病気(腎不全など)】

特に中~高齢の猫では慢性腎不全が
増えてきますが、腎不全になると
脱水を起こします。

 

脱水になると、体の不足した水分を
補うため、便から水分の多くを吸収
するため、便は硬くなります。

猫の脱水症状の治療と自宅での応急処置や対処法、ケアなど!

 

若い猫さんでの便秘は、水分摂取量の
問題、また食事(キャットフード)などが
関係していることが多いです。

 

中~高齢になってから便秘気味に
なってきた場合には、加齢に伴う
筋力の低下や、腎不全などの病気、
また運動量も減るため、水分摂取量が
少なくなることなど、さまざまな要因が
関連している可能性があります。

 

<乳酸菌と腸内環境>

 

腸内細菌には、

*善玉菌
(消化吸収の補助、感染防御、免疫刺激など)

*悪玉菌
(腸内腐敗、細菌毒素や発ガン物質の産生、ガス発生など)

*日和見菌
(善玉菌にも悪玉菌にも属さないが優勢な
方に同調→悪玉菌が繁殖すると悪玉菌に
なびき、減ると大人しくなる)

があります。

 

善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスは
体調や年齢によっても変わってきます。
一般的に高齢になるにつれ、悪玉菌が
増えてきます。

 

健康維持はもちろん、便を良好な状態に
して便秘を防ぐためには、善玉菌が優位の
腸内環境をつくる必要があります。

 

特に便秘がある場合、腸内に便が長く
溜まるとそれがエサとなり悪玉菌が
増殖します。
そして、腐敗物質を増産、ガスの充満、
さらに便秘がひどくなるという悪循環
もたらします。

 

そして善玉菌は、悪玉菌の増殖を抑える
働きをし、有害物質を分解、腸内をきれい
にしてくれます。

 

ですから、便秘気味、便秘がひどい猫
さんの場合、猫の善玉菌の乳酸菌を
摂取することで腸内環境を整え、悪循環を
防ぎ、便秘を改善してくれる効果が期待できるのです。

 

<猫の便秘に効果が高い乳酸菌>

 

そして、猫の優勢な善玉菌は腸球菌です。
人や犬とは異なります。
犬は乳酸桿菌=ラクトバチルス属
人はビフィズス菌=ビフィドバクテリウム属

 

腸球菌は、人を含む哺乳類の腸管内に
存在する常在菌のうち、球菌の形態
のものを指します。

 

17を超える菌種がありますが、
良く知られているのは、
Enterococcus=エンテロコッカス属です。

 

乳酸菌のサプリでは、フェカリス菌
して多く発売されています。
(正式名称はエンテロコッカス・フェカリス菌)

 

代表的なフェカリス菌には、
『EC-12株』
『FK-23株』
『EF-2001株』
などの種類があり、いずれも高い整腸作用と
免疫調整作用で知られています。

 

このフェカリス菌は、人でも人気の
乳酸菌で、特に花粉症やアレルギー、
インフルエンザの予防などへの効果が高い
とされています。

 

フェカリス菌の特徴:

*他の乳酸菌と比べて非常に小さいため、
一度に大量の菌を摂取できる。

*新型乳酸菌とも呼ばれ、生菌よりも
死菌で摂取した方が効果が高い。
(生菌の方が効果が高いという常識を覆した
乳酸菌。)

生きたフェカリス菌も使われますが、
加熱殺菌済みの死菌として用いられる菌
として良く知られています。

*フェカリス菌は腸内で善玉菌のエサとなり、
増殖を助け、悪玉菌を抑制する。

 

猫の優勢な善玉菌が腸球菌属であること
からも、このフェカリス菌が猫の腸内環境
を良好にするためには、最適だと考えられます。

 

また、人では代表的な善玉菌が
ビフィズス菌であるにも関わらず、
フェカリス菌のサプリメントも非常に
多く、その効果が認められていることからも、
フェカリス菌は他の乳酸菌と比べても非常に
有用な菌種と言えます。

 

人では、CMでもお馴染みで歴史のある
『新ビオフェルミン』がフェカリス菌です。
また、『強力わかもと』などもそうです。
その他、多くのサプリが発売されています。

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<猫の便秘におすすめの乳酸菌サプリ>

 

前述したような理由から、
私が猫の便秘におすすめしたい
乳酸菌サプリは、フェカリス菌が
使われているものです。

 

個人的には人用のフェカリス菌サプリ
を少なめに調節して与えても問題
ないとは思うのですが、量的なもの
など不安がある場合にはペット用の
サプリの方が安心ですね。

 

ペット用の乳酸菌サプリで
フェカリス菌が使用されているものは
いくつかありますが、余計な添加物など
が配合されているものもあるため、私が
おすすめできるのは以下です。

 

一つめは『JIN』です。

余分な添加物が入っておらず、
原材料は
・水溶性食物繊維
・フラクトオリゴ糖
・乳酸球菌(EF2001死菌)
という必要なものだけの配合です。

 

もう一つは、『腎パワー元気』です。

フェカリス菌の他、オメガ3脂肪酸など
腎臓はもちろん健康に良い成分も配合
されていて、もちろん余計な添加物
は入っていません。

その他、フェカリス菌だけに
こだわらずとも、乳酸菌サプリは
それなりに猫の腸内環境に効果は
あります。

 

また、オリゴ糖などもそうですが、
乳酸菌以外で腸内をキレイにする作用
がある成分なども一緒に配合されている
ものなども多いです。

 

フェカリス菌以外の乳酸菌で
オススメなのは『毎日爽快』です。

粒タイプなので粉タイプが飲みづらい
場合にも飲ませやすいです。

 

ですから、まずは愛猫さんが飲みやすい
(食事に混ぜても問題なく食べてくれる)
ものを選んでみることも大事ですね。
飲ませられなかったら意味ありませんので。

 

ただ、サプリを選ぶ際には、極力
添加物が含まれていないものを選ぶ
ようにしましょう。

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<まとめ>

 

猫の便秘には、さまざまな要因が関係
していることが多いため、乳酸菌を
与えたからといってそれだけで改善する
とは言えません。

 

健康状態はもちろんですが、水分摂取量
を増やす対策、また良質なキャットフード
を与えることなどが根本的な対策となります。

 

その他、適度は運動、トイレ環境(清潔か)
なども大事です。

 

また、状態によっては便秘対策の
専用の療法食を与える必要が出てくる
こともあります。

 

便秘解消、改善のための方法は一つでは
なく、色々と組み合わせて対処していく
必要があるのです。

 

ただ、乳酸菌は便秘のためだけでなく、
免疫力を高めたり、また猫の腎不全や
他の病気予防などにも良い効果が期待
できますので、飲めるのであれば飲んで
おくにこしたことはないと思います。

 

そして、大事なのは猫の便秘は悪化
するとそれらの対策だけで対処するのは
難しくなってくることが多いため、
便秘かなと思ったら早めに診察を受ける
ことです。

 

一言で便秘といっても個体差があるため
猫によって状態はさまざまです。
排便回数が一日一回の子もいれば2回
の子もいますし、2日に一回だとしても
トイレで長い間踏ん張るわけでもなく
スルッと出る子もいます。

 

ですから、その子その子によって
便秘の程度、治療が必要なレベルなのか
というのは変わってきます。

 

その判断のためにも動物病院で
診察を受けて、その他の健康状態など
も把握しておく必要があるのです。

 

便秘が続くことは猫にとって
健康を害するものであることはもちろん、
激しいストレスを与え続けることになります。

早めに楽にしてあげましょう。

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