食欲不振・元気消失など

高齢猫(老齢)が痩せる、体重減少の原因や考えられる病気など!

 

猫はその外見上、歳をとっても
あまり加齢の変化は分かりにくい動物です。

 

15歳くらいまでは、あまり高齢には
見えない子が多いですよね。

 

そのため、いつまでも若くて元気に
見えてしまうこともありますが、
行動や体の中では確実に加齢による
変化が起きてきています。

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行動は分かりやすいですね。
遊ばなくなったり、寝ている時間が
さらに長くなったりしますので。

 

また、個体差はありますが、外見上
でも加齢による変化はさまざま
起きています。

 

ただ、多少の変化が見られても
もう歳だから・・
しょうがないのよね・・
と思ってしまうことも多いですよね。

 

それが加齢による変化なのか?
それとも他に原因があるのか?
その変化によってもさまざまですが、
高齢猫で見られることが多い変化の
一つに痩せてきた(体重減少)があります。

 

加齢に伴い、痩せてくるというのは
人でもあることですし、それが必ずしも
病気などの異常からくるものではありません。

 

ただし、ただ単に歳だから・・
というわけではない場合も多いです。
特に体の不調を隠すという本能を
持つ猫の場合は。。

 

こちらでは、高齢猫が痩せてくる
原因や考えられる病気などについて
まとめてみましたので参考にしてください。

 

<加齢に伴う体の変化と体重減少>

 

体は老いに伴いさまざまな変化が
起きています。
その中でも、自然な老いから体重減少に
つながるのは、

*運動量(活動量)の減少

*食事量の減少

によるものです。

 

猫も高齢になるにつれて、活発な動き
や遊んだりなどが少しずつ減ってきて
寝ている時間が多くなってくるのが普通です。
(ただし、その活動量の低下が何らかの
病気による不調の場合もあります。)

 

生きていく上で必要なエネルギー量
が少なくなれば、体もそれに従い、
無駄にエネルギー摂取をすることは
なく、食事の摂取量が減ります。

 

ただし、基本的に健康な猫であれば、
高齢になっても食事の摂取量はあまり
変化のない場合が多いです。
(個体差があります)

 

エネルギーを使う量とカロリー摂取量
のどちらも減るのであれば、体重に
変化がないように思いますが、動かなく
なってくると筋肉量が減ります。

 

筋肉は脂肪に比べ重いため、
筋肉量が減ると見かけに大きな変化
は見られなくとも体重は減ることに
なります。

 

逆に、高齢になっても若いときと
同じカロリーを摂取していると
筋肉の衰え=脂肪が付きやすい体
(基礎代謝量の低下)となるため、
肥満になりやすくなります。
(ただし、11歳を過ぎると肥満率は
低下してきます)

 

また、猫は高齢になってくると
脂肪やタンパク質の消化率が低下する
ため、一般的にシニア用のキャット
フードではカロリーを減らしてあります。

 

しかし、猫にも個体差があり、また飼育
環境によっても必要エネルギー量は変わって
くるため、高齢になったとしても成猫と
変わらないほどのカロリーを必要とする
場合もあります。

 

ですから、体重減少の状態によっては食事
を見直す必要も出てきます。

 

そして、この高齢に伴う体重減少や増加
については、長い目(年単位)で見ての
変化であり、例えば一ヶ月のうちに体重
が5%以上落ちるような状況は、高齢に
よる体の変化ではなく、何らかの異常
(病気)を疑う必要があります。

 

また、基本的に高齢になって体重減少
が見られる場合(若くてもそうですが)
加齢に伴うものではなく、何らかの
病気という可能性の方が圧倒的に高い
いうことを覚えておいてほしいと思います。

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<高齢猫の体重減少で考えられる病気>

 

特に高齢で多くなる猫の病気は基本的
に進行するほど体重減少が起こりますが
代表的な病気では以下のものがあります。

 

【慢性腎不全】

腎臓の機能が徐々に低下していく病気
です。

他症状:
多飲多尿、嘔吐、食欲不振など

猫では宿命とも言われる病気で
死因のトップに挙げられています。

腎不全の猫で見られる体重減少or増加の原因や体の状態とは?

 

【糖尿病】

インスリンの働きや分泌量の低下、
また遺伝的要因などによって、血糖
をうまく細胞に取り込めなくなり、
血糖値は高くなってしまう病気です。

他症状:
多飲多尿、食欲不振、元気消失など

猫の糖尿病の原因や症状~末期まで!インスリン治療や費用など!

 

【慢性肝炎(肝硬変)】

慢性的に肝臓に炎症を生じる病気です。
進行して肝硬変(肝細胞が壊れ、肝臓が
縮小、硬化)になると、黄疸や腹水、
また肝臓がんのリスクが高くなります。

他症状:
食欲不振、元気消失、嘔吐や下痢、
多飲多尿など

猫の肝炎・肝硬変の原因や症状と治療!末期には黄疸や腹水も!

 

【腫瘍(悪性のガン)】

ガン細胞の成長には、通常細胞の約20倍
のブドウ糖が必要になるため、進行する
に伴ってブドウ糖が不足し、それを補うため
に筋肉や脂肪からエネルギーを取り出すため
痩せてきます。

猫にもさまざまなガンが増えてきて
いますが、皮膚にできるガンなどと
違って表面上(外見)は分かりにくく、
猫に多いのは悪性リンパ腫(血液のガン)です。

他症状:
食欲不振、元気消失、下痢や嘔吐など
(ガンの発生する場所によってさまざま)

猫のリンパ腫の治療・症状やステージと抗がん剤や費用など!

 

【甲状腺機能亢進症】

甲状腺ホルモンの過剰分泌によって
起きる病気です。

この病気の特徴として、上記に挙げた
病気と異なるのが、初期では逆に
元気や食欲が増進することです。

老猫なのに元気になった、食欲も
モリモリといった感じに病気とは
思えないような行動が見られます。

ただし、食べる割に痩せてきます。

そして、進行していくと元気消失、
食欲もなくなっていきます。

他症状:
多飲多尿、顔の付け根(頬の下~首の上
あたり)に大きくなった甲状腺がコブのよ
うになって触ると分かる場合も。

猫の甲状腺機能亢進症の原因や症状、治療やかかる費用は?

 

その他、猫に多い難治性の口内炎などが
原因になることもあります。

 

口内炎という病気自体で体重減少する
わけではありませんが、口内炎は激しい
痛みを伴うため、それによって食事を
食べることができなくなり、食事量が
減少、それが原因で痩せてくることがあります。

猫の口内炎の原因や症状と治療や治療費は?よだれや口臭!

 

また、慢性腎不全、甲状腺機能亢進症、
口内炎などは併発することも多いため、
原因疾患が一つではないという場合も
多いです。

 

<まとめ>

 

老猫の体重減少の原因で考えられる主な
病気を挙げましたが、そのほとんどの
病気が、ゆっくりと進行してくるため、
加齢に伴う衰えからくる体重減少だと
思われがちです。

 

また、最初のうちは症状も明らかに
おかしいというものではなく、
何となく元気がない・・
食欲が落ちている・・
など、加齢からくる衰えによるものだと
思ってしまわれがちです。

 

しかし、猫は不調を隠す動物です。
飼い主さんからみて何となくおかしい
という異変が出ているときには、病気
だった場合、すでに進行している状態
と言えます。

 

そして、体重減少が起きるというのも
同様ですが、体重減少は他症状よりも
時間をかけて起こる状態ですので、
何らかの病気がすでにかなり進行している
状態と考えなければいけません。

 

ですから、早く異変に気付くためにも
こまめな体重測定は大事になってきます。
できれば、若いときから体重チェック
を習慣付けておくのが理想です。

 

猫は人と比べて元の体重が少ない
ですから、○○グラム減っていた
くらいでは、抱っこでは気付くことは
難しいですので、ちゃんと体重計で
測定することが大事です。

 

飼い主さんが抱っこしたり触ったりして
分かるくらいの変化がある場合、すでに
かなりの体重減少が起きている可能性が高いです。

 

今は、猫グッズなども色々と便利で
機能の優れたものが増えてきていますが、
猫の必需品のトイレも最新のものでは
体重測定や尿回数、尿量の計測など
できるものもあります。

 

それらを利用すると、飼い主さんは
アプリをチェックするだけで毎日の
体重測定やオシッコの状態を把握する
ことができます。

 

また、上記に挙げた疾患の多くが
症状に多飲多尿があります。
尿量や尿回数を把握することで
それらの異変にもすぐに気付くことが
できます。

 

それをトイレがまとめて管理して
お知らせしてくれれば言うことないですね。

 

それらの最新の機能が付いた
オススメの猫トイレは『toletta(トレッタ)』です。

tolettaは、顔認識カメラが付いて
いるので多頭飼育でも首輪やタグなどの
センサーを愛猫に装着することなく、
しっかりと猫1頭1頭を識別して計測して
くれますので猫さんに負担をかけません。

 

首輪しない派&2頭以上飼育の場合には
特にオススメです。

発売は2019年2月22日(猫の日)です。(予定)

*一足先にtolettaのニャンバサダー
(モニター)をさせていただいてます。
使用レポート記事一覧こちら>

 

今は、猫トイレも掃除が楽な
二層式のシステムトイレが増えてきて
います。
確かにシステムトイレは、便利ですし、
排泄物の匂いの消臭力も強いです。

 

ただ、人にとって便利でも猫のオシッコ
の状態を把握するのには適していない
トイレと言えます。

 

まだ、昔からある固まる猫砂を使う
普通のトイレの方が尿回数や尿量など
おおまかに把握することができますが
システムトイレではそれは難しいですね。
いいとこ、血尿などの色の変化が分かる
程度です。
(このたび、toettaのモニターをするに
あたってシステムトイレというのを
はじめて使ってみて色々と分かりました)

 

体重減少はもちろんですが、猫にとって
オシッコの状態を把握することは、病気
の早期発見のためにはとても重要です。

 

日中お留守のご家庭など猫さんの様子
を観察できない場合や、多頭飼育で
1頭1頭の健康状態が把握しづらい場合
などは、健康管理のためにも体重や尿量
を自動計測してくれるタイプのトイレを
検討してみるのもいいと思います。

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