食欲不振・元気消失など

猫のお腹が痛い時に見られるサインや行動と考えられる病気など!

 

猫は病気やケガをしたときでも
体の不調や痛みを隠すため、人から
見れば痛みに強い、鈍い(?)動物だと
思われがちです。

 

ただそれは、態度に出さないだけで
あって痛みや不調を感じていないと
いうことにはなりません。

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もちろん、人とは違う動物であり、
その生態、行動なども人とは異なるため、
全く人と同じような痛みを感じている
わけではないようです。

 

人のように二足歩行の動物と猫など
四足歩行の動物では、動くときに使う
骨や筋肉の部位も異なるため、例えば
同じ場所にケガをしたとしても苦痛の
程度は違うのです。

 

また、人であれば基本的に苦痛があるとき
には、大人しくなったり動かなくなったり
しますが、猫の場合には、自分を守る
ため、逃げようとしたり攻撃的になることも
あります。

 

そのような姿を見ると、痛みを感じてない
ように見えるかもしれませんが、痛みより
も恐怖心の方が勝っている場合などは、
痛みを感じていてもそのような行動を
取ってしまうことがあり、必ずしも痛みを
感じてないとは言えません。

 

ただ・・そう言った意味では猫は
人より遥かに強い精神と体を持っている
と言えますね。
それが単独で生きる猫という動物の
生態なのですが。。

 

しかし、お外で暮らす猫さんや野生の
ヤマネコなどはともかくとして、同じ
屋根の下家族の一員として暮らす愛猫
さんの場合には、幸せで健康に過ごさせて
あげるために飼い主さんが気を配って
あげる必要があります。

 

特に近年のイエネコは野生の本能を忘れ
がちな子や、飼い主さんへの依存度が
高い子なども多く、自立心が高い猫と
言えど人との距離が近くなってきています。

 

また完全室内飼育も増えてきているため、
日常の様子や行動を観察しやすくなって
いますので、何らかの異変を飼い主さん
が見つけやすくなってきていると言えます。

 

とはいえ、猫という動物です。
人とは異なります。人と同じような
痛みの感じ方やサインが出るとは限りません。
ですから、猫という動物の痛みや不調
のサインを頭に入れておきましょう。

 

こちらでは、猫がお腹に痛みを抱えて
いる可能性があるときに見られる
サインや行動の異変、考えられる病気
などについてまとめてみましたので参考に
してください。

 

<猫のお腹が痛いときに見られるサインや行動>

 

原因にもよりますが、猫の痛みには、

【急性痛(ケガや病気など)】

【慢性痛(慢性的な病気など)】

があります。

 

一般的に急性痛の方が分かりやすい変化
が見られ、慢性痛は分かりにくい(顕著では
ない)とされています。

 

また、痛みに対するサインは、その猫の
元の性格や飼育環境などによっても
異なり、個体差もあります。
(例えば、普段から攻撃的、興奮しやすい
性格、また多頭飼育で他猫との相性など、
家の中が落ち着ける安心できる環境かにもよる)

 

【お腹の急性痛に見られるサインや行動の例】

急性痛の場合は、明らかに普段とは
違う様子が見られることがほとんどです。

 

*鳴く、うめく
(特に触られたり動いたりした時など)

*お腹周囲を舐める、噛む、引っ掻く
(しつこく同じ場所に自傷行為をする)

*横になったり起き上がったり繰り返す
(落ち着きのない行動)

*噛みつく、うなる
(お腹周囲を触ろうとすると攻撃行動をとる)

*他猫に攻撃的になる
(他、同居動物などに)

*触るとビクビクする
(敏感で過剰な反応)

*じっとして動かない
(横たわったりうずくまって起き上がれない)

*姿を隠す
(暗いところなどに隠れて出てこない)

*頭を下げ、お腹の方に頭を入れ込む
(普段見ない異常な姿勢)

*口を開けてハーハー
(呼吸が荒くなったり口呼吸)

猫の腎不全に痛みはあるの?腎臓機能低下による体の状態は?

 

【お腹の慢性痛に見られるサインや行動の例】

慢性痛の場合、全体的な行動が
不活発になります。

 

*あまり動かない
(遊んだり、活発な動きをしなくなる)

*寝ている時間が増える
(目を閉じて動かない状態が多くなる)

*食欲減退
(食欲がなくなったりムラが出たり)

*体表の汚れや抜け毛が目立つ
(毛づくろいが減るため)

*トイレ後の砂のかけ方に変化
(排泄後の処理をしなくなる)

*甘え行動などの愛情表現が減る
(飼い主に対する態度の変化)

*他、病気ごとの症状
(嘔吐や下痢、頻繁な排尿など)

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<猫がお腹を痛がるときに考えられる病気など>

 

猫のお腹の痛みで考えられる原因や
病気の主なものは以下が考えられます。

 

【お腹の急性痛で考えられる原因】

*急性胃腸炎
(ウイルス性疾患、熱中症、中毒など)

*子宮蓄膿症
(未避妊のメス猫のみ)

*尿道閉塞
(特にオス猫、尿結石による)

*尿道炎
(尿結石や細菌による)

*腸閉塞
(異物誤飲などによる)

*胃拡張・胃捻転
(胃がねじれ、お腹にガスが溜まる。猫では稀)

*腹膜炎
(ウイルスなどによる)

*腹腔内の腫瘍(ガン)
(リンパ腫や肥満細胞種など)

*横隔膜ヘルニア
(事故など強い衝撃による)

*乳がん
(大きくなって破裂が近くなると痛み)

*急性肝炎
(主に中毒などによる)

*糸球体腎炎、間質性腎炎、腎盂腎炎
(腎臓の組織に炎症、そのまま慢性腎不全
に移行することも)

*急性膵炎
(事故や感染症など。激しい痛みが特徴)

*内臓損傷(破裂など)
(事故や強い力が加わったときなど)

 

【お腹の慢性痛で考えられる原因】

*慢性膀胱炎
(尿結石や細菌などで膀胱炎が慢性化)

*腹腔内の腫瘍(ガン)
(リンパ腫や肥満細胞種など)

*慢性肝炎
(お腹の張りやだるさなど)

*慢性膵炎
(急性膵炎からの移行が主)

*腸内寄生虫
(回虫、鉤虫など)

*毛球症
(毛球が胃の中に溜まるため)

*便秘
(お腹の張り、苦しさ。猫では多い)

*子宮蓄膿症
(未避妊のメス猫、経過によっては慢性痛のことも)

猫の便秘の解消法やフード,薬など!病院に行くタイミングは?

 

<まとめ>

 

上記は、お腹(胸部含む)の痛みの
原因を挙げていますが、基本的に四肢
(手足)や頭部、尻尾などの痛みでない
限り、ボディ全体に抱える痛みの場合
(背中など)は似たようなサインや行動が
見られることもあります。

 

ですから、どこ!というのを特定する
のは難しいですが、歩き方や動き方などの
行動の異変(足を引きずる、動きが鈍いなど)
の場合には、四肢そのもの、背中や肩など
の筋肉や骨の痛みが考えられます。

猫では関節炎も非常に多いです。

猫の痛みのガイドライン~愛猫の関節炎の兆候を見逃さない!

 

また、前述したように痛みに対する
反応は猫によってさまざまです。

 

ですが、同じ生活環境において
いつもと違う行動が見られるというのは
確実に何らかのサインです。

 

急性痛に見られるサインは、顕著な
ものが多いですが、病気を隠す猫が
それを隠すことができないほどの痛みを
抱えているという証拠です。

 

また、早急な処置を行わないと命に
関わる病気も多く非常に危険です。

 

慢性痛の場合には、少しずつ・・
なんとなく・・といった行動の異変に
なりますので見過ごされがちです。
(特に中~高齢になると加齢に伴う
変化だと勘違いされることが多いです)

 

しかし、それに気付いてもらえず、
継続的に慢性の痛みを抱え続けることは
猫にとって激しいストレスになります。
また、進行していくと突然急性の症状
となることもあり、寿命に関わってきます。

 

ですから、いずれにしろ何らかの
異変、サインが見られたら、

*急性痛の場合=早急に受診

*慢性痛の場合=他の症状もじっくり
観察して早めに受診

ということを心がけてくださいね。

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