猫の腎不全と口臭や体臭の関連性!体の状態や対処法など!

愛猫の体臭や口臭が変わってきた?
なんだか臭い・・
前と違う臭いがする・・

 

そんな臭いの変化から何らかの
異常に気付く場合がありますよね。。

 

ただ、漠然と気になっていながらも
病気が分かってから改めて臭いの
変化に敏感になる飼い主さんも多いです。

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猫の腎不全では、進行していくに
伴って体臭、口臭共に分かりやすい
異変が現れます。

 

腎臓の影響によるもの?
体の中はどうなっているの?
他の原因は?・・

などなど・・本来、キレイ好きで体臭
の少ない猫ですから、気になりますよね。

 

こちらでは、猫の腎不全と体臭・口臭
の関連性や体の状態、また対処法など
についてまとめてみましたので参考に
してください。

 

<腎不全による体臭・口臭の原因とは>

 

腎不全によって体臭や口臭が強くなる
原因としては、

*腎機能低下

*脱水症状

*加齢

*セルフグルーミングの減少

などが複合的に関連しています。

 

腎不全によって起きる体臭や口臭は、
いわゆる『アンモニア臭』で、体内で
タンパク質が分解されたときにできる成分臭です。

 

キャットフード(食事)から摂取した
タンパク質はアミノ酸として体内に吸収、
エネルギーに利用されます。
この過程でアンモニアが出ます。

 

そして、アンモニアには毒性があるため、
肝臓で尿素に合成して腎臓からオシッコ
として体外に排出しています。

 

しかし、腎機能が低下してしまうと、
この有害物質(尿素)の排泄が阻害されて
しまい、それらは体内に留まることに
なります。

 

そうなると、体内のアンモニアの濃度
は高くなり、それらが皮脂腺や呼気など
によって分泌されるようになるため、
体臭や口臭からアンモニア臭がするように
なります。

 

また、腎機能が低下すると尿を濃縮して
排泄することができなくなるため、老廃物
を排泄するために薄いオシッコを大量に
するようになります。
そのため、水を多く飲むようになり、
これがいわゆる『多飲多尿』です。

猫の慢性腎不全の経過と多飲多尿!早期発見の見極めポイント!

 

そして、この状態が進行していくと、
失われていく水分が摂取する飲水量では
補いきれなくなり、また症状の進行に
伴う嘔吐や食欲不振などによって、体は
慢性的な脱水状態になっていきます。

 

体が脱水状態になると、当然口の中の
唾液の分泌も少なくなり、乾きます。
人で言うドライマウスの状態です。

 

唾液は、食事のカスなどを洗い流し、
細菌の繁殖を抑え、口の中の清潔を保つ
働きや、口腔内の粘膜を保護する働きが
ありますが、その唾液が減少するため、
口の中で細菌の繁殖、が起きやすくなり、
また、元々ある歯肉炎などの炎症が悪化
し、これが口臭の悪化につながります。

 

もともと、加齢と共に唾液の分泌は少なく
なっていきますし、年齢と共に歯石などの
付着も増えていきますので、口の中の
衛生環境は悪くなっていくのが普通ですが、
これに腎不全による、アンモニア臭と脱水
症状による唾液分泌減少が加わることで
一気に口臭が強くなってしまう
のです。

 

また、加齢に伴い、自分で被毛の汚れや
抜け毛などを舐めてキレイにするセルフ
グルーミングが減ってくるため、高齢に
なると体臭が気になってくるのが一般的です。

 

これに腎不全による体調不良が加わると
さらにセルフグルーミングをしなくなる
ため、アンモニア臭以外でも体臭が強く
なってきます。

 

また、口の中もアンモニア臭や歯石、
歯肉炎などの臭いが強くなっているため
それでセルフグルーミングを行っても
体臭の軽減は期待できないと言えます。

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<腎不全による体臭・口臭の対処法など>

 

これは、基本的に腎不全という病気に
よって体の中から起きる(発生する)臭い
ですので、この臭い自体を元から改善
する方法はありません。

 

腎機能の治療の一つに皮下輸液(点滴)
がありますが、これは体の毒素(老廃物)
を排泄するための尿量不足を補い、
老廃物の排泄の手助けをするものです。

 

ですから、その進行度にもよりますが
適切な頻度、量で皮下輸液を行い、
体内の老廃物を排泄、慢性的な脱水状態
を改善することができていれば、体臭や
口臭はある程度軽減はできます。
(これは獣医師の指示に従わなければ
ならない治療ですから、勝手な判断で
量を増やしたりは絶対にしないでください。)

 

その他、自宅でできることとしては、
体を清潔に保ってあげることです。
ブラッシングはもちろん、被毛を
拭いてあげて汚れを取ってあげたりですね。

 

ブラッシングで抜け毛や汚れを
落としたあとで、ぬるま湯を絞ったタオル
などで体全体を拭いてあげましょう。

 

それでも臭いが気になる場合は、
消臭剤になります。
ペット用の消臭剤で舐めても無害で安心
なものとしては『カンファペット』
あれば大丈夫です。

アンモニア臭など匂いの元から分解
する消臭除菌剤で、猫さんが舐めても
無害ですし、皮膚や目の粘膜などに
付いても問題ありません。

消臭効果も高く、匂いをごまかすための
余計な匂いも一切しません。

これは、直接猫さんの体にスプレーして
も構いませんが、よほど排泄物などの
汚れが付いている部位でなく、体全体の
体臭ケアであれば、タオルなどの布に
染み込ませて体全体を拭いてあげるといいです。

 

また、腎不全では嘔吐したり、口腔内の
衛生環境が悪化しているとヨダレが多く
なったりなどで、口の周りが汚れてしまう
ため、拭いてあげて常に清潔にしてあげる
ことが大事ですが、これは口周りにも安心
して使用できます。
(*口の中用ではありません)

 

数ある消臭剤の中でも私がオススメできる
のはこれだけですね。。

カンファペット公式サイトこちら>

 

ペットが舐めても大丈夫、安全性が高い
などと謳っている消臭剤も多いですが、
『安全=無害』ではありません。
また、良く成分を見てみると、安全性
が??のものも多いですし、ハッキリ
言って毒性が気になるものもあります。

 

基本的にペット用の商品は、
その安全性の基準も曖昧ですから、
十分に注意しましょう。

 

特に腎不全では、体内の毒素を排泄する
機能が低下するため、微量であっても
有害なものの摂取を控えないといけませんので。

 

<まとめ>

 

口の中自体の歯石や歯周病などによる
臭いに関しては、全身麻酔がかけられ
ませんので、根本的に治療することは
難しいです。

 

また、口の中用の歯みがきジェルの
ようなものもたくさんありますが、
成分的にあまりオススメできるものは
ありません。

 

ですから、もし口の中の衛生環境に
よって臭いを発しているような状況で、
対処する方法として私がオススメできる
のは、乳酸菌の摂取です。

 

乳酸菌は、口腔内の悪玉菌を抑制、
減少させ、口内環境を改善する効果
あります。

詳しくはこちら↓

猫の口内炎に効果的な乳酸菌は?口腔粘膜に効能が高いサプリ!

 

また、乳酸菌は腸内環境も整えます
ので体全体の免疫力アップにもなります。
さらに腸内環境を整えることは、
腎不全の進行抑制に対しても良い影響を与えます。

 

ですから、腎不全の猫さんでお口の中の
衛生環境、口臭が気になる場合には、
乳酸菌を摂取することでどちらにも
良い効果が期待できるのです。

猫の慢性腎不全に乳酸菌は効果ある?症状改善の可能性は?

 

乳酸菌にもさまざまな種類があり、
それぞれ特性が違いますので、
口腔内用と腎不全など一般的な腸活
ではオススメしている乳酸菌は異なり
ますが、歯周病や口内炎などがひどい
場合には、口腔内用の乳酸菌がいいと
思います。

 

口腔内に効果が高い乳酸菌も
もちろん、腸活にもしっかりと効果は
ありますので。

 

腎不全になると体臭や口臭が強くなり
気になるとは思いますが、あくまでも
猫さんがあまりストレスにならないよう、
また体に負担をかけないようにケアを
してあげてくださいね。

 

優先すべきは、臭いで不快になる人
ではなく、猫さんの体調です。

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