猫のトイレ回数や尿量の平均とは?体調管理のポイントを知る!

猫のトイレ・・
これは、猫の生活にとっても、また
一緒に暮らす飼い主にとっても非常に
重要な存在です。

 

もちろん、排泄においてなくてはならない
ものですが、それ以外のすべてにおいても
猫トイレは重要な役割を持ちます。

スポンサーリンク


猫にとってトイレ環境が大事と言われる
理由の一つは、トイレ以外の場所で粗相を
しないためなど、いわゆる問題行動を回避
するためで、要は飼い主のためでもあります。

 

一緒に生活する上で、トイレ以外で
排泄されるのは大変ですし、臭いの
問題もありますので。

 

野生の本能を持つ猫にとって、排泄中と
いうのは、天敵に狙われる可能性があり、
自分の身を危険にさらす行為なのです。

 

また自分の排泄物の臭いを残すことは自分
の居場所を教えることにもなります。
そのため、野生の猫は同じ場所で排泄を
繰り返すことはしません。

 

ですから、イエネコになって危険のない
環境下においてもその本能は健在で
排泄時には非常に気を使い、注意を払うのです。

 

つまり、

*落ち着いて排泄が行えない
*トイレが汚い
*猫砂が気に入らない

などの不安や不満がある場合には、
その他の場所で排泄をしてしまうことも
あるわけです。(マーキングは別です)

 

そうなってしまうと、猫にとっては
自分のための当たり前の行為ですが、
人にとっては立派な問題行動となり、
なかなか大変になりますよね。。

 

そしてもう一つ!
これは猫だけではなく人を含むすべての
動物に言えることですが、オシッコや
ウンチは健康のバロメーターですよね。

 

そんな中でも、水の少ない砂漠に住む
リビアヤマネコが祖先のイエネコは、
水分を無駄にしないため、濃縮した尿を
作る体のつくりをしています。

 

そのため、猫は腎臓や膀胱などさまざま
な泌尿器疾患が頻発する宿命を持った動物
とも言えます。
ただ、早期に適切な治療を行えば、
また食事などを注意することで対処は
可能なのです。

 

そして、それらの病気の症状で一番分かり
やすい、目に見えるのがオシッコ(尿)の異常です。

 

基本的に猫は痛みなど体の不調を隠す
動物ですから、病気の早期発見が難しい
のですが、『出物腫れ物所嫌わず』とも
言いますか・・
オシッコのような生理現象については、
その異常を隠すことはできません。

 

ですから、排泄の異変はある意味、
猫が発する唯一のSOSとも言えるのです。
だから見逃してはいけません!

 

そのため、トイレ(排泄の状態)がとても
重要なのです。

 

っということで・・

ではどのような状態が異常なのか?
回数や量は?
どんなところをチェックすればいいの?

などについてまとめてみましたので参考に
してくださいね。

 

<猫の尿(排泄)回数と尿量について>

 

猫の尿回数は、平均で1日2~4回
されています。

尿量は、一日当たり22~30ml/1kg
されています。
(体重4kgの場合、100ml前後)

 

ただ、飲水量や食事内容(食事の水分量)
によっても異なりますし、体の大きさ
(膀胱の大きさ)、年齢なども関係してきます。

また当然、個体差もあります。

 

ちなみにわが家の2匹は、体重4kgの
『うるこ』は1日3~4回、体重2,6kgの
『ぽちゅこ』は1日5~6回します。

 

どちらも、食事はドライフードのみです
から、食事中の水分量は多くありません。
飲水量も特に多い感じはなく、普通です。

 

『ぽちゅこ』は、体が一回り小さく
年齢も若いためか活動的な面もあり、
トイレを躊躇することなく、ハッスル
して排泄をしてますので、回数が多い
のかもしれません。

 

一方、『うるこ』は、どちらかと言うと
あまり活動的ではなく、ドッシリと
おっとりしたタイプで、反応が鈍く、
眠いときや暑いとき、また寒いとき
など何しても動きたがりません笑

 

そのため、トイレも比較的ギリギリまで
我慢してしまうのかな?といった印象も
あります。

 

また、単純に体の大きさによるものも
あると思います。
『ぽちゅこ』は一回り小さいのですが、
一回の尿量も少ないです。
ネコ砂の塊が『うるこ』の半分くらいです。
膀胱に溜められる量が少ないということ
ですね。

 

ただ、どちらも健康状態に問題はなく、
もう何年も尿回数に目立った変化は
ありません。(健診もしっかり受けてます)

 

ですから、もともと尿回数が多いからと
いってそれが即、異常ということにはなりません。

 

見るポイントとして大事なのは、

*尿回数の変化

*尿量の変化

*飲水量の変化

*排泄時間の間隔

*尿の色の変化

などです。

 

例えば、

*急に尿回数が増えた

*一度の尿量が増えたor減った

*飲水量が増えたor減った

*頻繁に排泄に行くようになった

*尿の色が変わった

などです。

 

・それまで1日2~3回だったのが食事に
変わりないのに5~6回に増えた・・

・ネコ砂の塊が大きくなった、小さくなった・・

・飲み水の減りが早い、また頻繁に水を
飲みに行くようになった・・

・トイレ間隔が短くなった、さっきトイレ
に行ったばかりなのにまた行った・・

・薄い?濃い?尿の色がなんとなく変わった
匂いも変わった?など・・

 

飲水量については、1頭だけの飼育で
飲み水の量をチェックしていれば
分かりやすいですね。

 

ただ、猫の場合は、多頭飼育や循環式の
給水器などを使っているお宅も多く、
また飲み水以外のお水(洗面所やお風呂場
など)を好んで飲む子もいるため、飲水量
の把握は難しいことが多いです。

 

注意して観察して、水飲んでる回数が
多いな~・・とか一度に飲んでる時間
が長いな~・・とかそこで分かることが
多いです。

 

ですから、一番見つけやすい異変が
トイレの排泄(オシッコ)の状態なのです。
これはその場でチェックしていなくとも
後でトイレ掃除すれば、いつもとの違いや
異変に気付くことができますので。
(自動で掃除してくれるトイレでは
難しいですが・・)

スポンサー リンク


<オシッコの異常について>

 

『尿回数が増えた、尿量が少ない』

 

膀胱炎による頻尿の可能性が高いです。
原因は、尿結石によるものや細菌性など。

原因や状態にもよりますが、膀胱炎に
なると1日10回以上トイレに行くことも
あります。

 

また、さっきしたばっかりなのにまた
行ってる・・という状況が見られ、
オシッコの量も極少量を繰り返します。
ほとんど出ていないこともあります。

 

要は、膀胱内の炎症によってオシッコが
溜まっていなくても尿意を催している状態です。

 

この時は、ほとんどの場合、血尿が出て
いることが多く、見た目で分かる血尿の色
の場合もあれば、茶色っぽく濁った色の
こともあり、見た目で赤くなくても尿検査
で出血が確認されることが多いです。

 

【対処法】

原因を突き止めるために尿検査が
必要になります。
その結果によって治療法も異なります。

膀胱炎であればすぐに命に関わるような
ことはありませんが、特にオス猫で
尿結石が原因になっている場合には、
尿道閉塞を起こしている可能性があり、
この場合、早急に治療を行わないと
尿毒症になり助かりません。

 

『尿回数が増えた、尿量が普通or多い』

 

多尿になっている状態です。
腎臓の機能が低下して、尿を濃縮すること
ができなくなり、薄いオシッコがたくさん
出てしまっている状態です。

また、これに伴いほとんどの場合、
多飲になっていますので、さらに尿量が
増えている状態です。

 

たくさん水を飲んで、たくさんオシッコ
をする多飲多尿は猫の慢性腎不全
典型的な症状です。

 

その他、多飲多尿が見られる猫に多い病気
としては、糖尿病甲状腺機能亢進症などがあります。

 

また、高齢の猫さんの場合には、
これらの病気を併発していることも
多いです。

 

【対処法】

猫では腎不全の可能性が非常に高い
ですし、多飲多尿が見られる他の病気
だとしてもいずれも血液検査によって
診断が可能です。

早めに受診しましょう。

 

『尿回数が減った・尿量が少ない』

 

老猫など活動性が落ちた猫の場合、
飲水量や食事量が減り、尿量、回数とも
に少なくなる可能性はあります。

 

また、腎不全が進行すると尿が作られなく
なり、乏尿(尿量が減る)になってきます。
その前に多飲多尿や他の異変が見られて
いた場合には可能性があります。

 

その他、何らかの病気や体調不良で
脱水症状を起こしている可能性も考えられます。

 

【対処法】

検査のため、受診しましょう。

検査で異常がなければ、水飲み場所や
トイレの場所を変える(近い場所にする、
増やすなど)ことで、我慢せずに水を飲み
に行ったり、排泄を行うようになる可能性があります。

 

『尿回数が減った・尿量が普通or多い』

 

あまり多くはありませんが、何らかの
原因によってオシッコを我慢している
可能性があります。

 

【対処法】

トイレ環境を変えてみましょう。
場所やトイレの形態、砂など。

 

『尿の色が変わった』

薄く透明っぽい:
腎臓機能の低下などによる多尿の可能性

濃い:
赤っぽい、茶色っぽい、濁りなどは、
膀胱炎・肝炎・溶血性貧血・胆管胆道閉塞
などの可能性。

また、キラキラと結晶が混ざっている
場合などもあり、これは尿結石です。

 

膀胱炎では、色の変化と共に回数や
尿量の変化が見られるのが普通です。
他の病気が原因の場合で、尿の色が濃く
なっている場合には、尿量や回数に変化
は見られないのが普通です。

 

【対処法】

受診しましょう。

オシッコが取れれば持っていくといいです。

猫の尿検査に必要なオシッコを家で上手に取る方法を紹介!

若い猫さんで膀胱炎の症状が疑われる
場合などで、すぐに猫さんを受診させる
のが難しい場合は、まずオシッコだけ持って
いって検査してもらうこともできます。
(事前に電話で問い合わせてください)

 

<まとめ>

 

猫のオシッコの異常の多くは、
若いうちでは、膀胱炎や尿石症です。

 

中~高齢になってくると膀胱炎なども
ありますが、腎不全や他の病気の可能性
も高くなってきます。

 

ただ、猫はその体の特性上、若くしても
腎不全になってしまう場合もあります。
品質の悪い食事などが原因になることも
ありますし、また、生まれつき腎臓に異常
がある場合もあり、それらの場合には、
若年齢で慢性腎不全を発症します。

 

そして、尿石症などももともとの体質や
飲水量などによるものもありますが、
多くは、粗悪なキャットフードが原因に
なっています。

 

同じように、食事に含まれる塩分や添加物
などによって腎臓に負担をかけてしまうと
腎不全になる可能性も高くなります。

 

ですから猫の膀胱炎や腎不全などの
泌尿器疾患は猫の宿命とも言われますが、
逆に言えば、適切な食事管理をすれば
防ぐことのできる病気と言えます。
(先天性、体質によるものでなければ)

愛猫を病気にさせない!健康で長生きできるキャットフード!

 

オシッコの状態を常に観察してチェック
することは、もちろん大事ですが、
病気にならない体作りのための基本の
食事の重要性を理解して、食事管理を
徹底することもとても大事なことなのです。

 

猫は、体の不調を隠す動物だという
ことを常に頭に入れてほんの些細な
変化も見逃さないようにしてくださいね!

 

そのためには常日頃のスキンシップも
大事です。
たくさんモフってあげましょう^^

スポンサーリンク

あなたにオススメ記事
バナー にほんブログ村 猫ブログ 猫 健康へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です