猫の膀胱炎の薬!抗生物質の種類や効果,投薬期間や副作用など!

猫に多い膀胱炎の原因はさまざま
ですが、治療にはまず抗生物質(抗菌剤)
が使われることがほとんどです。

 

原因や状態にもよりますが、
頻尿・血尿・尿結石などがある場合
には尿検査を行うと細菌感染が起きて
いるため、抗生物質+止血剤や抗炎症剤、
療法食という治療になります。

 

特に細菌性の膀胱炎では抗生物質の
効果はてきめんで早いと1~2日で
頻尿などの症状は落ち着いてきます。

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ただし、抗生物質にも種類や特徴が
あり、細菌の種類によって効果的なもの
とそうでない場合もありますので
膀胱炎に対しても効果に違いがあります。

 

こちらでは猫の膀胱炎のお薬として
処方される主な抗生物質の種類や特徴、
副作用や投与期間などについてまとめて
みましたので参考にしてください。

 

<猫の膀胱炎の細菌種>

 

猫の膀胱炎の原因となる細菌の
多くは、

*大腸菌(グラム陰性の桿菌)

ブドウ球菌(グラム陽性球菌)

です。
(その他、プロテウス、腸球菌など)

 

そして、本来であれば抗生物質の
処方に当たってその原因菌に対する
薬剤感受性検査細菌培養検査など
を行って、その細菌に対して一番
効果的な種類の抗生物質を決める必要があります。

 

しかし、この検査には時間がかかる
(4~5日)ため、最初にこれらの検査を
行うことはまずありません。

 

最初は、一般的に膀胱炎に処方される
ことの多い抗生物質を投与することが
ほとんどです。
それでも7~8割方の猫さんには効果が
あります。

 

そして、それでは効かない場合には、
他の種類に変えてみる・・もしくは上記
の検査・・という流れになるのが一般的です。

猫の膀胱炎!再発を繰り返す原因や対処法について!

 

<猫の膀胱炎の抗生物質(抗菌剤)>

 

猫の膀胱炎の治療に処方される抗菌剤
は主に、

・ニューキノロン系
セフェム系
ペニシリン系

の3種類です。

 

【ニューキノロン系】

特に大腸菌に効果が高い抗菌剤で
膀胱炎では良く使われています。

 

薬品名では『バイトリル錠』『ビクタス錠』
などがあります。

動物用のフルオロキノロン系抗菌剤
で人ではクラビット錠などと同じ
タイプのお薬です。

 

グラム陰性菌や陽性菌、腸球菌属、
プロテウス属など幅広い細菌に効果
があります。

*1日1回の服用でいいので投与が
楽です。

その他、ニューキノロン系の抗菌剤
としては人用の薬剤の『タリビット錠』
や『ノルフロキサシン錠』などが使われ
ることもあります。

 

【セフェム系】

セフェム系抗生物質は第一世代~
第四世代まであり、種類も多く、
幅広く使われるお薬です。

 

動物用のお薬としては
『セファクリア錠』がありますが、
人用の薬剤の『ラリキシン錠』
『フロモックス錠』が使われることが多いです。

 

グラム陰性菌や陽性菌、大腸菌、
プロテウス属などに効果がありますが
世代によって効果の違いがあります。

 

猫では皮膚疾患などにも良く使われる
薬剤です。

 

【ペニシリン系】

世界で初めて発見された抗生物質が
ペニシリンです。

種類が多く、幅広く使われる抗生物質
ですが、近年はペニシリン製剤に耐性
を持つ菌が増えてきているともされています。

 

動物用のお薬としては『アモキクリア錠』
があります。
また、人用の薬剤の『パセトシン錠』
『アモキシリン錠』などが使われること
も多いです。

 

大腸菌、グラム陽性菌の他、
プロテウス属やインフルエンザ菌
などに効果があります。

 

猫の細菌性の皮膚疾患など幅広く
使われています。

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<猫の膀胱炎に抗生物質の効果>

 

猫の膀胱炎の原因となる細菌で一番
多いのは大腸菌(グラム陰性菌)です。

 

この大腸菌に対して一番効き目が
強いのがニューキノロン系の薬剤です。
(バイトリル錠など)

その次がセフェム系、そしてペニシリン系
となります。

 

そのため、膀胱炎の抗生物質としては
ニューキノロン系が使われることが
多いのですが、他の抗生物質でも十分
な効果が得られることがほとんどなので
最初はセフェムやペニシリンを処方、
効きがあまり良くない場合には、
ニューキノロンに変更などという
処方をする獣医師もいます。
(一番、強いのは最後に取っておく・・
と言った感じです)

 

特に猫の膀胱炎は再発や繰り返すこと
が多いため、頻繁な投与や長期になると
抗生物質もだんだん効かなくなってくる
ことがあるためです。

 

また、原因菌によって抗生物質の効果
も異なるため、グラム陽性菌に対しては
セフェムやペニシリン系の方が有効な
こともあります。

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<抗生物質の投与期間>

 

細菌性の膀胱炎で抗生物質の効果が
ちゃんと出ている場合は、投与期間
はおおよそ2週間程度となります。

 

一般的には投与開始から1週間目に
尿検査を行い、細菌の状態を見ながら
良い感じに効果が出ていればそのまま
継続1週間で再検査、結果が良好と
なれば終了となります。

 

ですから、個体差もありますし、
膀胱炎の状況にもよりますのでお薬を
止めるタイミングは尿検査で状態を
確認してからです。
(結石がある場合は投与期間は長く
なる傾向にあります。)

 

抗生物質の効き目が早い場合飲んで
1~2日で症状が治まってくることも
あります。
そうなると見た目で血尿ではないし、
頻尿も治ってるから大丈夫と思って
しまうのですが・・

 

でもその状態では尿検査をするとまだ
潜血が確認されたり細菌も残っている
のが普通です。

 

この状態で抗生物質を止めてしまうと
残っている細菌がまた増殖し、膀胱炎
を再発してしまいます。

 

そしてまた抗生物質を飲む・・
症状が治まったから勝手にやめる・・
また再発・・
を繰り返しているとその都度生き残って
いた細菌が薬に慣れて対抗できるよう
になり、同じ薬では効かなくなってしまう
ということが起きます。

これが薬剤耐性菌と言われます。

 

そのため、抗生物質は勝手に止めては
いけないとされているのです。

 

また、お薬飲み始め1週間目の検査で
効き目が悪いような場合には、薬の変更、
もしくは薬剤感受性検査になります。
また、細菌性の膀胱炎だけではない、
他の原因(病気)の可能性(腫瘍・ポリープ
など)
も疑われます。

 

<抗生物質の副作用>

 

抗生物質は比較的副作用の少ない
薬剤ですが、一番多く見られるのは
消化器症状(胃腸炎など)です。

*下痢
*嘔吐
*腹痛

などが起こりえます。
軽度な場合には様子見となりますが
ひどい場合には胃腸の粘膜保護剤を
併用したり、他の抗生物質に変更する
などの対策が取られます。

 

また、痒みや発疹などの皮膚症状
起きる可能性もありますが少ないです。
(この場合は薬剤変更になることが
多いです)

 

その他、ですが重篤な副作用として

*黄疸
*めまい
*貧血
*けいれん
*アナフィラキシーショック

などがあります。

 

ただ、投与量などを間違えない限り
抗生物質で重篤な副作用の心配は
非常に少ないです。

 

ですから、副作用の心配よりも
まずは指示通りにきっちりとお薬を
飲ませて細菌をやっつけて膀胱炎を
治すことが大事です。

 

また、お水をたくさん飲ませること
も大事ですね!

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まずはキッチリと膀胱炎を完治させ、
その後に膀胱炎にならないような
食生活やストレスを与えないような
生活環境に注意してあげることで
再発予防を徹底していきましょう!

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