獣医さんについて

法獣医学とは?動物虐待の解明と立証、法制度厳罰化のために!

近年、野良猫を捕まえて虐待と
いう惨たらしい事件が増えています。

 

自分より弱いものを標的にする
という卑怯極まりない情けない
人間たちには怒りを通り越して
悲しいとしか言えません。

 

またそんな人間たちは逆に
可哀想な人間にも思えてきます。

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そして、『ペット業界の闇』とも
言える、引取り屋と呼ばれる
ビジネス。

 

虐待としか言えない飼育で
犬や猫を苦しめながら飼い殺し
にしている業者。

 

本来であればこのような行為は、
厳罰に処されるべきですが、
まだまだ現在の動物愛護法は
曖昧で甘いすぎるとしか言えない
現状です。

 

また、あろうことか、見るからに
虐待(ネグレクト)以外のなにもの
でもない事案で動物愛護法違反
容疑が不起訴になっているという
信じがたい現実もあります。

 

この事案では、動物愛護団体に
よって保護された犬猫の病気
(腫瘍や皮膚病など)の回復具合を
もとに、複数の獣医師が
『ネグレクトである』という趣旨
の診断書を提出しているにも関わらずです。

 

虐待の明らかな証拠(虐待の動画や
目撃証言など)がない場合、その
動物の客観的診断だけでは、それが
虐待によるものだとは言えないと
いう認識のようです。。

ペットビジネスの闇!空前の猫ブームの裏ではびこる引き取り屋!

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これらのこともあり、動物への
殺傷行為などを科学的に分析
する『法獣医学』の必要性に
関心が高まってきています。

 

『法獣医学』の専門的な知識を
持った獣医師が鑑定を行えば、
犬猫などへの虐待などの犯罪行為
を立証することができるように
なるのです。

 

日本ではあまり知られていませんし
これまでその必要性も取り上げら
れることがなかったのですが、
アメリカなどでは、獣医学教育の
カリキュラムに法獣医学も取り
入れられています。

 

こんなところにもペット後進国
の日本の現状が浮き彫りになって
いますね。

 

しかし、やっと日本でもニーズの
高まりとともに、獣医師の役割
として動物虐待を科学的に診断
するための法獣医学を!という
取り組みが始まりました。

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<法獣医学とは?>

 

人では法医学(犯罪医学)という
専門の分野があります。

 

テレビドラマなどでも良く見られる
検死や行政解剖を行い、死因の特定
や究明をしたり、死亡推定時刻、
また亡くなる直前の状態を推測
したりするのが法医学者(医師)です。

 

この手法を動物(獣医療分野)に
応用したものが『法獣医学』です。

 

動物の虐待に多い手法、それに
よって残される異常や特徴を
見逃さないための知見を身に
着けることで虐待を立証できる
ようになるのです。

 

そもそも、ペットとしての
動物医療では、虐待ではなくとも
死因が特定できない場合にその死因
を究明するために解剖などという
ことはまず行われません。
(研究などでは別です)

 

ですから、そのような専門知識を
持った獣医師が求められることも
なかったわけで、獣医師の養成に
そのようなカリキュラムの必要性も
なかったのでしょう。

 

しかし、法獣医学のニーズの高まり
を受けてやっと環境省も動きだし
ました。

 

各自治体の公務員獣医師を対象に、
「動物虐待等科学的評価研修会」
を開催し、今後も関係する全自治体
の獣医師に、研修を受けてもらう
予定だとしています。

 

また、公益社団法人
『日本動物福祉協会』では、
獣医師と獣医学科学生に向け、
法獣医学研修セミナーを開催
しています。

 

今後、さらに各地域の獣医師会
などでも法獣医学を学ぶための
取り組みが行われてくるのでは
ないかと思います。

 

『動物が故意に苦痛を与えられて
いる』という科学的判断は獣医師
が専門職として行わなければ
ならないことです。

 

2018年改正を目指して、
動物愛護法の見直しへ向けた
検討も始まっています。

 

動物虐待に対する厳罰化に向けて
もそれを立証するための法獣医学
が求められます。

ペット業界の闇!猫ブームの裏側の悪質ブリーダーの実態!

 

『虐待で見られる(疑う)症状』

*尻尾の付け根の骨折

犬や猫に虐待を加えるとき、
逃げられないように尻尾を
掴む

*耳の先端のやけど

犬や猫を電子レンジにかけて
殺害すると耳の先端に特徴的な
火傷が残る

*爪が伸び放題

伸びすぎた爪が肉球に食い込んで
いたり変形していたり、典型的な
ネグレクトの症状

*胃の中に異物

満足な食事や水を与えない
ネグレクトでは空腹によって
壁材などを食べる

<動物福祉の基本・5つの自由>

 

1.飢えと乾きからの自由

2.不快からの自由

3.痛み、障害・病気からの自由

4.恐怖や抑圧からの自由

5.正常な行動を表現する自由

 

この自由を人間が奪うという
愚かな行為を許してはなりません。

 

一刻も早く、法獣医学が確立する
ことを願います。

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