長毛種の猫さんは、とても
ゴージャスで美しく気品が高い
イメージがありますよね。
毛の手入れは大変そうだけど
一度は飼ってみたいな~
なんて思われる方も多いのでは
ないでしょうか。。
ま~性格の違いはあれど
中身は短毛でも長毛でも同じ猫
ですけどね笑
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長毛の猫さんも種類はさまざま
ですが、メインクーンやラグドール
をはじめ、一般的に体が大きめの
種類が多いですね。
近年は大型の猫の人気も
高まってきているようですし。
こちらでは『ビルマの聖なる猫』
とも呼ばれる人気の長毛猫
『バーマン』についてまとめて
みました。
<バーマンってどんな猫?>
バーマンはビルマ(現ミャンマー)
原産の長毛種です。
パッと見はラグドールと同じよう
に見えて区別が分かりづらいとも
言われています。
確かにソックリですが、もともと
ラグドールは繁殖の過程で交配
にバーマンも入っていますので
似ていても全く不思議はないわけ
ですが。
はっきりとした違いとしては、
足先の被毛のカラー(色)の
入り具合です。
バーマンはスタンダードでは
4本の足先すべてが白くなっています。
白い靴下を履いているような
感じです。
出展:https://petippai.com/
出展:http://www.shwetsun.com/
この白いポイントがバーマンの
最大の特徴で子猫の時から見られ
ますが、個体差もあるため、この
ポイントが出ていない子もいます。
ラグドールでも前足の先は白い子
がいますが、四足(後ろ足も全部)
が全部という個体はほぼ見られない
ようです。
その他の見かけはほとんど
ラグドールと変わらないと言えます。
ただし大きさが少し違います。
また、被毛の色によっては、
ヒマラヤンにも似ていますが、
ヒマラヤンでは足先が白い個体
はいません。
またヒマラヤンは鼻が潰れた
ぺチャ顔です。

<バーマンの大きさ>
バーマンはがっしりとした体つき
と長毛ということもあり、大きく
見えますが、やや大きめ(中型~
大型の間くらい)の大きさです。
大型種に分類されることも
ありますがラグドールよりは
小さめです。
一般的な日本猫より少し大きめです。
体重 4.2kg~7.0kg ♂
3.0kg~4.5kg ♀
体高 20~25cm
体長 30~40cm
ただ、足も太く、ボディも筋肉質
でガッシリとしているため重厚感
がある感じがします。
あまり大きすぎず、もふもふ
のぬいぐるみの様な長毛の猫さん
がお好みの方にはちょうどいい
サイズ感だと思います。
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<バーマンの毛色や性格>
バーマンの毛色は、顔や耳、
足先や尻尾に現れるカラー
(ポイント)の色によって呼び方
が決まっています。
*シールポイント
(ヒマラヤンのような濃い茶色)
*ブルーポイント
(ラグドールに多いグレーっぽい色)
その他、
*ライラックポイント
*チョコレートポイント
*レッドポイント
*クリームポイント
*トーティポイント
などがあります。
またポイントカラーに縞模様
(タビー)が入っている場合には、
*シールリンクスポイント
*ブルーリンクスポイント
などと呼ばれます。
そして瞳の色は、ラグドールと
同じでキレイなサファイアブルーです。
性格は、とても穏やかで飼い主
に対して従順で甘えん坊、
『犬のよう』とも表現される猫です。
また好奇心旺盛で、社交的な面も
あり、多頭飼育や他の動物種とも
同居もしやすい猫です。
抱っこも嫌がらない子が多い
のでまさにぬいぐるみのように
抱いていたい方にはいいですね。
youtube pontamikannyanko
<バーマンの寿命やかかりやすい病気など>
バーマンは寿命は一般的な猫と
ほぼ同じで13~15年とされています。
ただし、遺伝性疾患として
肥大型心筋症がある場合があります。

その他、
・先天性白内障(眼の水晶体が濁る)
・股関節形成不全(歩行障害)
・膝蓋骨脱臼(膝のお皿が外れる)
・尾端壊死(しっぽの先が壊死)
などが見られることがあります。
また、長毛種なのでブラッシング
など毛の手入れは、こまめに
行ってあげないと『毛球症』
なども起こしやすくなります。
遺伝性の病気などは、血統に
よっても起こりやすいなどが
分かりますので、ちゃんとした
管理をされているブリーダーから
購入すればリスクを減らすことが
できると思います。