尿・便の異常

猫の便秘にラキソベロンやラクツロースの効果や副作用など!

便秘は、人でもお悩みの方は
多いですが、猫も便秘は多いです。

 

症状は軽度なものから重度のもの
までさまざまですが、もともと
水分摂取量の少ない猫は、便秘
もひどくなりやすい傾向にあります。

 

軽度や初期であれば食事療法
だけでも対処できますが、状態に
よってはお薬の投与が必要になる
こともあります。

 

また、軽度のうちに食事を見直す
など対処しないとどんどん悪化
していき、治療もなかなか難しく
なってしまいます。

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猫の便秘の対処法としてはまずは
食事療法と状態によって、内服の
投与がメインになります。

 

お薬ではなく、サプリメントなど
で対処できる場合もあります。
(乳酸菌など)

猫にビオフェルミンの効果は?量や与え方、副作用について!

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こちらでは猫の便秘の内服薬と
して処方されることのある
ラキソベロンラクツロース
ついて作用や効果、また副作用など
についてまとめてみました。

 

<ラキソベロン>

 

病院にもよりますが、猫の便秘に対
して使用されることもあるお薬です。

 

人間用のお薬で、人の便秘でも
緩下剤として、また大腸の検査前
などに腸管内容物の排除のための
便通促進などにも使われています。

 

*作用・効果

成分のピコスルファートナトリウム
大腸を刺激し腸の運動を促進させ
ことで排便を促します。

 

ただ、使い続けることによって腸が
刺激に慣れてしまい、量を増やさ
ないと効かなくなり投与量が増えて
しまう、また効果がなくなって
しまうこともあります。

 

そのため、長期的に維持するには
リスクが高いと服用を勧めない
獣医師もいます。
(便秘の状態にもよります)

 

その他、副作用の心配もあります。

 

*副作用

・腹痛
・腹部膨満感
・嘔吐
・下痢
・皮膚発疹
・肝機能(AST上昇、ALT上昇)

 

腹痛や膨満感などは、猫が訴える
ことはないため、その状態は
分かりにくいですが、苦しそうに
トイレに長くしゃがんでいたり、
うずくまるなどが見られる場合があります。

 

効果が出るのは投与後、7~12時間
後ですが、その後丸1日程度、下痢
を繰り返すような場合もあり、効果
は個体差があります。

 

また、肝臓への負担があるため、
高齢の猫さんや、肝臓の数値に異常
がある猫さんの場合には慎重になる
必要があります。

 

*飲ませ方・量

液体と錠剤がありますが、猫の場合は
液体が処方されることがほとんどです。


出展:http://medical.teijin-pharma.co.jp/

点眼液と同じような容器に
入っています。(10ml入り)

 

人ではお水に混ぜて飲むのが
一般的ですが、猫の場合は食事に
混ぜて与えるとほとんどの子が
飲んでくれます。

 

状態によって、2~3滴から始め、
10滴程度まで増量して与える場合も
あります。

 

しかし、前述したようにあまり量を
増やして継続するのはリスクも高い
ため(自然排便が不可能になる)、
なるべく投与量を多くしないよう、
他の対処法なども色々と試してみると良いと思われます。

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<ラクツロース>

 

ラクツロース製剤は、さまざま
ありますが一般的に多く使用される
のは『モニラック』です。

 

人間用のお薬ですが、人では主に
肝性脳症などに伴う高アンモニア
血症の改善に使われるお薬です。

 

また、便通を良くする効果もある
ため、便秘にも有効なお薬です。

 

*作用・効果

有効成分のラクツロース(人工的
に作られた糖類ガラクトース、
フルクトース)が、便の水分を
増やし、便を柔らかくします。

 

また、腸内細菌が薬剤を分解して
生成する有機酸が腸の蠕動運動を
促進し、便を出しやすくします。

 

ラキソベロンのように習慣性は
ないため、長期的に服用できる薬
ですが、作用がゆっくりで効果が
出現するまでに時間がかかります。
(長期の服用では効きが悪くなることも)

 

また、ラクツロースは少量の糖類
(乳糖など)が含まれているため、
糖尿病などがある子には使用でき
ないとされています。

 

*副作用

基本的に糖分が主成分なので
副作用は少ないお薬ですが、

・下痢
・嘔吐
・食欲不振
・腹痛

などが挙げられます。

 

*飲ませ方・量

モニラックは液体(シロップ)、
散剤がありますが、多く使用
されているのはシロップタイプです。


出展:http://specialist.cygni.co.jp/

病院で処方されるときには、
100ml~200ml程度の小分け
ボトルに入れて出されることが
多いです。

 

猫への投与量は、状態にもよります
が、一般的には0,5ml/1kgを最低量
として1日2回の投与になります。
(3kgの猫だと1回1.5mlを1日2回)

 

経過、状態によって増量、もしくは
1日3回に増やすこともあります。

 

食事に混ぜて食べれば混ぜても
大丈夫ですし、直接口から飲ませて
も。無臭ですがわずかな甘みがあります。

 

他の便秘薬などとも併用できる
お薬です。

猫の便秘の原因?巨大結腸症の原因や症状と治療や治療費は?

 

猫の便秘はさまざまな要因が
あり、対処が難しい病気の一つです。

 

薬剤だけに頼らず自然排便を促す
よう、食事管理はもちろん体調管理
(肥満防止)、適度な運動、水分を
摂取させる工夫、サプリの活用・・

などもとても大事です。

 

また、自己判断でお薬を与えすぎ
ないよう、定期的に受診して
便の溜まり具合を見てもらいましょう。

 

お薬によって水下痢が多く出る
ような場合には、脱水することも
あり、そうなると余計に便が硬く
なってしまうこともあります。
また体力も奪います。

 

ですから状態によっては、皮下補液
などの水分補正が必要になることも
あります。

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