猫の病気

猫のてんかんと気圧や気温との関連性!発作を誘発するのは?

猫のさまざまな病気の症状の中
でも『てんかんの発作』は、
程度の違いはあれど見ている方も
なかなか辛いことが多いと思います。

 

ただ、基本的に完治する病気では
ないため、対処療法で発作を
起こしにくくしながら、根気よく
付き合っていかなければならない
病気です。

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発作は急に起きることがほとんど
ですので慣れないうちはビックリ
しますし、発作中は不安が続く
と思います。

 

しかし、闘病も長くなってくると
発作の頻度や回数、時間、起きや
すい時期や状況・・など飼い主
さんなりに把握されて、上手に
付き合っていくこともできるよう
になります。

 

そこでこちらでは、猫のてんかん
発作が起きやすいとされている
気象状況やその他の誘発因子など
についてまとめてみました。

 

猫ではてんかんの発症率は低く、
また研究などもこれまであまり
行われてきていませんでした。

 

ただ、原因はさまざまですが、
脳内の電気信号が過剰発生する
ことで脳の機能が乱れ、体の動き
をコントロールできなくなり、
過剰な興奮が起き、それが症状
として現れるのが『発作』であり
これは人でも犬でも猫でも同じです。

猫のてんかん発作(けいれん)の原因や症状と治療や費用は?

 

そして実際、人や犬のてんかんの
研究などで発作の誘発因子として
考えられている事柄に猫も当て
はまっていることが多いのです。

 

ですから、個体差もありますし、
生活環境などもそれぞれですが
基本的には、人や犬のてんかん
発作が起こりやすいとされる状況と
猫も同様だと考えられます。

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<気象条件(天候・気圧・気温など)>

 

てんかん発作が起きやすくなる
誘因として多く挙げられている
のが気圧・湿度・気温などの気象条件です。

 

人の研究では、

・気圧が10.7hpa(ヘクトパスカル)
下がるごとに、発作のリスクが14%増。

・湿度が80%を超えた日から
3日後には、発作のリスクが最大で
48%増加。

・気温が20℃を超えると、発作
のリスクが46%低下。

という報告があります。

 

また、犬では、

・48時間以内に6hPa以上の
気圧変動があった場合、発作
の頻度が増加。

という報告があります。

 

もともと天気が悪くなる(低気圧)
と体調がすぐれなくなるという
のは、多くの人が体感している
ことですよね。

 

犬や猫の場合には、体調はどう?
と聞いても答えてくれないので
分かりにくいかもしれません。

 

ただ、猫は雨降りの日はいつも
よりさらに良く寝ています。

 

これは雨の日はエサとなる
小動物が出てこないため・・
狩りができない・・
という野生の本能によるもの
だとも考えられています。

 

しかし、敏感で神経質な猫は、
それ以外でも天気による体調の
変化から大人しく寝て過ごして
いる可能性もあるわけです。

 

*低気圧と自律神経の関係

そして、天気が悪くなると体調
がイマイチすぐれないのは、
自律神経の状態に起因すると
考えられています。

 

自律神経には、さまざまな働きが
ありますが、外部の環境変化に
体を適応させる役目も果たしています。

 

つまり、天気による体調の変化は
自律神経が気圧の変化に対応する
よう、体の状態を調整している
ために起きているわけです。

 

自律神経は体に感じる変化から
気圧の低下を感知すると、
副交感神経を優位に働かせて
「エネルギー蓄積・休息」モード
に体を切り替え始めます。

 

これによって、身体がだるい、
重い、眠い・・などと感じること
になるのです。
これはある意味正常な体の反応
なのでしょうがないわけです。

 

ただ、台風の接近など大きな
気圧の変動、急激な低下などが
起きると自律神経の調整が追い
つかなかったり、行き過ぎて
しまい、身体は大きな不調を感じる
ことにもなります。

 

*自律神経とてんかん

そして自律神経と脳は密接な
つながりがあります。

 

自律神経は自分の意思で
コントロールすることができない
神経ですが、脳からの指令で働き
全身に作用しています。

 

脳と自律神経は常に適切な関係で
バランスをとっています。

 

自律神経の乱れによってこの
バランスが壊れることでさまざま
な体の異変が生じますが、発作も
その一つと考えられています。

 

天候、低気圧、気温の変化など
がてんかん発作の誘因となるのは
これらの理由からです。

 

そのため、春から梅雨時にかけて
の時期や、台風の接近時などに
は、そうでないときに比べ、発作
が起きやすくなる傾向にあるのです。

猫のてんかんに漢方薬の効果は?発作抑制の有効性や作用など!

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<その他の発作誘発要因>

 

てんかん発作の誘因となるものは
気候以外にもさまざまあります。

*緊張やストレス

*情動変化(恐怖、喜び、不安など)

*特定の刺激(音、光、匂いなど)

*環境ストレス(来客、)

*発情

*食べもの

*体調不良

などなど、多くの可能性が考えられます。

 

しかし、発作を起こしやすい状況
には何らかの決まったパターン
がある場合も多いため、その誘発
要因を突き止めることは重要です。

 

それが分かれば、その要因を回避
することで発作を防ぐこと、少なく
することも可能になるのです。

 

てんかん発作では、
『その前後の状況を良く観察、
また発作の起きた日、時間など
詳細をメモしておいて下さい』
と言われるのはこのためです。

 

もちろん、天候など自然現象は
防ぐことはできません。

 

しかし、
極力、室内の温度変化を防いだり
湿度にも注意(30~70%が快適)
することはできます。

 

そして神経質な猫の場合、
何より大事なのはストレスを
与えないことです。

 

猫がストレスなく安心して快適
に暮らせる生活環境を整えて
あげることが重要です。

 

そして、てんかんはその原因にも
よりますが、適切な治療(投薬)を
行うことで、発作の頻度を大幅に
減らすことも可能です。

 

獣医師の指示に従い、しっかりと
治療、観察を行うようにしてくださいね。

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