介護や看護

猫の認知症にサプリの効果は?早期の対策で進行を遅らせる!

人の認知症の中で最も多く、
全体の60~70%を占めるのが
アルツハイマー型認知症です。

 

そして、このアルツハイマー病
になるのは、人間以外では猫だけ
とされています。

スポンサーリンク


認知症にもその原因はさまざま
あり、犬など他の動物でも高齢
になると脳の中に老廃物
(βアミロイドと呼ばれるたんぱく
質)が蓄積されます。

 

ただ、この老廃物が記憶を司る
海馬の神経細胞を変化・脱落させて
海馬の萎縮、脳の働きを低下させる
アルツハイマーに進行するのは人間
と猫だけなのです。

 

βアミロイドと呼ばれる蛋白質が
ネコ科動物では他の動物と異なる
ことが原因と考えられているようです。

 

そして認知症のアルツハイマー病が
起きるメカニズムも人間とまったく
同じであるということが研究で分か
り、発表されたのが2015年12月のことです。

 

猫は人間と90%類似した脳の構造
を持ち、知覚や思考、記憶などを
司る大脳皮質がとても発達しています。

 

つまり、猫と人間は見かけは
全く異なるが脳はそっくり!
なのです。

 

そのため、猫に認知症の症状
が現れたらそれはアルツハイマー
病である可能性が高いと言えます。

猫の認知症(痴呆)が増えてきている!症状や原因と対処法!

スポンサーリンク


そして、猫も年々寿命が伸びて
きています。
高齢化が進めば、認知症になる
子が増えるのも必然です。

 

認知症の猫さんのお世話は
想像しているよりも大変です。

 

そして現在のところ認知症は
治る病気ではなく、進行を遅らせる
という治療法しかありません

 

そのため、人間でもそうですが
サプリメントの服用も推奨されています。

 

早期の認知症やまた認知症の
予防のためにも、薬ではない
サプリメントの有用性が期待
されます。

 

そこでこちらでは認知症に
効果的だとされるサプリ、栄養素
やその作用などについてまとめて
みましたので参考にしてください。

スポンサーリンク


<認知症に効果的とされる栄養素>

 

基本的に猫の認知症に効果的と
される栄養素などは人間の認知症
に対するものと同様と考えられて
います。

 

*オメガ3脂肪酸

脳の働きを良くしたり、
生活習慣病の改善にも効果的だと
して一番に名前が挙げられるのは
EPAやDHAなどオメガ3脂肪酸が
有名ですね。

 

オメガ脂肪酸の、DHAやARA
(アラキドン酸)は脳の神経細胞
の細胞膜をしなやかにして活性化
させます。

 

そのため、学習能力の向上
認知機能改善、また認知症
予防にも効果的
だとされています。

 

軽度の認知障害や認知症予防にも
有効性が認められている王道の
栄養素と言えます。

 

*フェルラ酸

米ぬかに多く含まれるフェルラ酸
に、認知症発症の原因の1つ、
βアミロイドの蓄積を低下、沈着
を予防する作用があることが分かっています。

 

フェルラ酸は強い抗酸化作用を
持つポリフェノールの一種で
米や穀類のぬか部分にそのほとんど
が含まれています。

 

そのため精米した米や小麦などでは
フェルラ酸を摂取することができな
いため、人でもサプリの摂取が推奨
されている栄養素です。

 

*中鎖脂肪酸

脳の栄養不足を助けると言われる
中鎖脂肪酸は、ココナッツオイル
に多く含まれ、ケトン体を効率的
に作るとされています。

 

脳はエネルギー源としてブドウ糖
を利用しています。
そして体内にブドウ糖が不足して
しまったときには、脳では肝臓
で作られるケトン体を利用します。

 

そしてアルツハイマー病の脳では
ブドウ糖をうまく利用できなく
なっているとされています。

 

中鎖脂肪酸は摂取後、直接肝臓
まで運ばれる栄養素で、一般的
な油に含まれる長鎖脂肪酸よりも
10倍も多くのケトン体を作り出す
ことが分かっています。

 

このことから、ブドウ糖が使えず
エネルギー不足になって休眠していた
脳細胞が、中鎖脂肪酸が作り出す
ケトン体をエネルギー源とし、再び
機能をはじめる可能性があるとされています。

 

*フォスファチジルコリン

フォスファチジルコリンは、
一般的には『レシチン』とも
呼ばれ、リン酸やグリセリン、
脂肪酸と合わせて脳内の神経伝達
物質アセチルコリンの構成成分です。

 

レシチンは脳の記憶機能を活性化
する働きがあり、不足すると脳
の活動が低下します。

 

そしてアルツハイマー病の脳
では、レシチンの量が低下して
いることが分かっています。

 

レシチンは牛肉、豚肉、鶏肉や
卵、大豆などに多く含まれる
脂質の一種です。

 

*プラズマローゲン

プラズマローゲンは、体内(脳内)
にも多く存在し、抗酸化やイオン
の輸送に重要な役割をするリン脂質
の一種ですが、アルツハイマー病の
脳では減少していることが分かっています。

 

これを補うことで、脳の海馬の
神経細胞新生、βアミロイドによる
認知機能障害の改善、神経炎症と
βアミロイドの蓄積を防ぐという
研究報告がされています。

 

認知症に効果的な主な栄養素と
しては、上記のものが期待されて
人の医療業界でも使用、推奨されて
います。

 

他にも、
・いちょう葉エキス
・赤ブドウ葉エキス
・ヒハツエキス
・ガーデンアンゼリカエキス

など、脳に良いとされる代表的
な成分も多くあります。

 

また、上記に挙げた栄養素でも
単体では効果がなく、他の栄養素
とセットで摂取することで効果が
あるものもあります。

 

そのため、一般的にはそれらを
複合的にバランス良く配合した
ものがサプリメントとして発売
されているようです。

 

<猫の認知症のサプリとは>

 

ペット用のサプリとしては
認知症用というよりも高齢に伴う
さまざまな不調や臓器の機能低下
など全般を考慮して作られている
ものがほとんどです。

 

そしてその多くがやはりオメガ
3など不飽和脂肪酸をメイン
しているものです。

 

犬用の認知機能改善のサプリとして
人気のメイベットなどもそうです。

 

ちなみにメイベットは犬用と
されていますが、量を調節すれば
猫に使用して特に問題はないとする
獣医師が多いですので与えてみたい
場合にはかかりつけ医に相談して
みるといいですよ。

特に犬では効果的だとされて
評判は高いです。
ただ、個人的にはメイベットは
増粘多糖類や酸化防止剤などの
添加物が入っているのが気になりますが。。

 

私個人的に犬猫用のオメガ脂肪酸
のサプリでオススメなのは、
ホリスティックケアシリーズ
『アズミラ』のメガオメガ3です。

 

その他、人用のサプリでも
量を調節すれば猫に与えても
問題ないと考えられるものも
多いので気になる製品があるので
あれば獣医師に相談してみましょう。

 

ちなみに人ではオメガ3を
亜麻仁油で摂取する方も多いですが
それを猫に与えても大丈夫ですよ。
(目安としてティースプーン1杯
程度)

 

また、今後さらにペットの寿命が
伸びてくると予想されますので
認知症改善のサプリや薬剤なども
ペット用としてさらに多くの効果的
栄養素を複合したものが製品化され
てくるものと思われます。

 

ペットの長寿化に対し、動物医療
のさらなる進歩が期待されますね!

 

<猫の認知症予防、改善のために>

 

認知症の症状が見られたら
薬やサプリなどに頼りたくなる
のは当然と言えます。

 

しかし、大事なのは愛猫が
『脳を働かせる』ように仕向けて
あげることが重要なのです。

『脳の活性化!』

これは日常生活の中で飼い主
さんができることでちょっとした
注意やお世話などケアをしてあげる
ことです。

 

また、加齢によるさまざまな体の
衰えを見逃さないようにする、
暮らしやすい環境で楽に過ごさせて
あげることで認知症の進行を遅らせ
たり、予防にもなります。

 

*コミュニケーション

常に声をかけたり触れ合ったり、
マッサージ、ブラッシングをして
あげることで脳は活性化されます。

*栄養管理

栄養組成のしっかりした良質の
フードを規則正しく適正量を与える

*健康管理

猫は高齢に伴い、甲状腺機能亢進症
や腎不全、糖尿病などが多くなります。

これらの検査は必ず定期的に受けましょう。

また、排便や排尿の回数や
排尿姿勢や動作などもチェックしましょう。

*室内環境に配慮

運動機能が衰えるとそれまで
当たり前に行動できていた環境
にも適応できなくなります。

それらの変化をいち早く察知し、
暮らしやすい環境を整えてあげる
ことです。

猫の老化は何歳から?症状,兆候を外見や行動からチェック!

 

そして、その認知症の程度、
レベルに応じた適切な治療、対処
を行うことです。

 

夜鳴きなどがあると飼い主さんも
寝れなくなり日常生活に支障を
きたすことにもなります。

 

また、トイレの粗相なども起きて
くると後片付けや掃除も大変です。

猫の認知症の対策!粗相の対処法やおトイレの工夫について!

 

認知症の症状もさまざまですし、
個体差もあります。

 

抱え込まず、ちゃんと獣医師に
相談してください。

 

猫さんにとっても飼い主さんに
とっても少しでも負担が軽減
される治療、対処法は必ずありますから。

スポンサーリンク







関連記事

  1. 猫がタバコを食べた!?中毒症状や致死量について!
  2. 猫の突然死(急死)!心筋症や甲状腺機能亢進症、腎不全の場合!
  3. 子猫のミルクボランティアとは?小さな命をつなぐリレー!
  4. 猫の老化は何歳から?症状,兆候を外見や行動からチェック!
  5. 猫が老衰で歩けない,動けない,寝たきりの介護や看病について!

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

猫のイベント情報

猫の飼育について

猫カフェ・保護猫カフェ

猫の雑学

猫の病気・治療費

キャットフードについて

猫の皮膚の病気

ピックアップ記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

ねこタワー

ペット保険一括見積もり

わが家の女王猫たち

猫の島

落ちるなよ~~ww


ハンモックの上でコロコロと格闘中~

NEWおもちゃに恋した猫

ハンモック横取り猫


先にハンモックでくつろいでたのに上に乗られて取られた

歯ブラシマッサージしてもらったにゃっ

症状から見る猫の病気

獣医さんについて

診療費について

猫のニュース・エンタメ(国内)

猫専門病院

猫の体のしくみ

猫用品・便利グッズ

話題の人気猫たち

猫の種類

PAGE TOP