眼の病気

猫の眼圧の上昇を下げるには?正常値や治療法は?

猫の眼圧が高くなることによって
強い痛み、視覚障害、進行すると
失明に至るのは緑内障です。

 

そして治療に重要なのが、
上昇した眼圧を減圧して下げて
あげることです。

 

こちらでは、猫の眼圧の低下の
ための内科療法、外科療法、
また高眼圧の診断、正常値など
についてまとめてみました。

スポンサーリンク


<猫の眼圧測定、正常値、診断について>

 

動物用の眼圧測定計で主に
使われているのは、

*トノペン

*トノベット

の2種類です。

スポンサーリンク



出典:www.re-medical.co.jp/


出典:http://scoshima.blog63.fc2.com/

どちらも一長一短で、昔はトノペン
の方が主流でしたが、点眼麻酔が不要
で動物への負担も軽く、使いやすい
と現在はトノベットの方が人気が高く
使っている病院が多いです。

 

眼圧測定は、プローブ部分を眼球に
ほんの瞬間、わずかに当てて計測
しますので大人しくしてくれていれ
数秒で終わります。

 

正常眼圧は猫の場合、
10~25mmHg(犬は10~20mmHg)
で、一般的には30mmg以上で緑内障
とされます。
(正常時の眼圧にもよる)

 

ただし、眼圧はその日によっても、
また1日の間の時間帯によっても
変わります。

 

そのため、複数回、検査すること
が大事です。

 

診断には、眼圧とその他の症状、
また眼底検査、スリット検査、
超音波検査などが必要になります。

 

その他、目の状態以外の全身疾患
の検査も必要になることがあります。

 

検査によって眼圧上昇(緑内障)
の原因を突き止め、それによって
回復可能な状態か、困難かの予測、
また治療方針が立てられます。

猫の緑内障の原因や症状と治療や手術費用は?眼球摘出も?

猫の場合は、ほとんどが続発性
緑内障(何らかの原因によって房水
流出路の一部に障害が起き、房水圧
が上昇することによって眼内圧の
上昇が起きる)です。

・ぶどう膜炎
・水晶体脱臼
・虹彩癒着
・眼内腫瘍
・外傷

などの原因が考えられますが、
多くは、目に症状が出るウイルス
などの疾患で炎症が原因になって
起きることがほとんどです。
(犬は原発性が多い)

スポンサーリンク


<治療法や使用する薬剤など>

 

治療は、その状態によって大きく
2つに分けられます。

*視力の温存(進行を抑える)の
ために眼圧を正常に保つ

*視力回復が困難な場合には、
疼痛を取り除くために眼圧を正常に保つ

 

また、猫の場合には原因疾患が
あることがほとんどなのでその
治療も行いつつ、眼圧を正常化
することが大事になります。

 

そして、猫の緑内障(続発性)の治療
の基本は『点眼薬』場合によって
内服薬併用内科療法になります。

 

緑内障治療の点眼薬はさまざまな
種類がありますが、眼球の状態
によっては禁忌、使用できない
タイプのものもありますので
しっかりとした検査、診断が必要です。

 

*点眼薬(降圧剤)

房水の流出促進、房水の産生抑制
(トルソプトやキサラタンなど)

*内服薬(降圧剤)

炭酸脱水素酵素の阻害、眼房水の
産生を抑制
(トルソプト、ダイアモックスなど)

その他、状態によって抗生物質など。

 

ただし、内科療法だけで眼圧の維持
や痛みを完全に除去するのは難しく
時間の経過とともに進行していく
ことが多いです。

猫の目(眼球)にできる癌とは?原因や治療、経過や予後など!

 

内科療法の反応、状態によっては
最終的には外科的治療が必要に
なります。

 

『外科的治療』

 

内科療法で疼痛、眼圧の
コントロールができない場合、
できなくなった場合、失明した
場合には外科治療が行われます。

 

外科治療にはその状態によって

・レーザーによる毛様体破壊術

・前房シャント手術(インプラント)

などいくつかの方法があります。

 

しかし、猫で多い続発性緑内障の
場合には、炎症や腫瘍など他の原因
があるため、これらの治療を行って
も完治は難しく、その後も繰り返し
の治療が必要になり、予後は良くないです。

 

そのため、眼球摘出という方法が
猫のためにも一番良いということ
で選択されることがほとんどです。

 

眼球摘出は、イメージ的には残酷
ですが、痛みもすっかり無くなり、
その後の治療も必要なく、猫さんも
とても楽になります。

 

猫は体中の感覚器官が抜群に優秀
なので、片目を失ってもその後の
日常生活もほぼ支障なく送れます。

 

内科療法の反応にもよりますが、
あまり良くない場合には、常に
痛みを抱えた状態になります。

 

そして、進行を止めることが
できない、いずれはコントロール
できなくなる、となる可能性が
高いのであれば、早めに摘出を
考えてあげた方が猫のためには
良いと言えます。

 

また、いずれは・・と覚悟して
おくことも必要だと思います。

スポンサーリンク







関連記事

  1. 猫の角膜炎の原因や症状と治療,治療費は?瞬きや涙が多い!
  2. 猫の流涙症の原因や症状と治療や治療費は?涙が止まらない!
  3. 猫のぶどう膜炎の原因や症状と治療や治療費は?目の濁り!?
  4. 猫の目薬の種類や効果、使用回数や副作用などまとめ!
  5. 猫の眼瞼内反症・逆さまつげの原因や症状と治療法まで!
  6. 猫の緑内障の原因や症状と治療や手術費用は?眼球摘出も?
  7. 猫の結膜炎が重症化!癒着している場合の治療や手術費用は?
  8. 猫の白内障の原因や症状は?治療法や手術の費用は?

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

猫のイベント情報

猫の飼育について

猫カフェ・保護猫カフェ

猫の雑学

猫の病気・治療費

キャットフードについて

猫の皮膚の病気

ピックアップ記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

ねこタワー

ペット保険一括見積もり

わが家の女王猫たち

猫の島

落ちるなよ~~ww


ハンモックの上でコロコロと格闘中~

NEWおもちゃに恋した猫

ハンモック横取り猫


先にハンモックでくつろいでたのに上に乗られて取られた

歯ブラシマッサージしてもらったにゃっ

症状から見る猫の病気

獣医さんについて

診療費について

猫のニュース・エンタメ(国内)

猫専門病院

猫の体のしくみ

猫用品・便利グッズ

話題の人気猫たち

猫の種類

PAGE TOP