猫の病気

猫の心筋症!遺伝,先天性に多い猫種と兆候や早期発見の方法!

猫の心臓病で多いのが
肥大型心筋症です。

 

原因不明の心臓疾患で、
心臓の筋肉が異常に肥大して
しまい、心機能に障害が起きる
病気です。

 

原因は不明とされていますが、
先天性の遺伝子疾患としても
挙げられ、特定の猫種で発症の
報告が多い病気の一つです。

 

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こちらでは、遺伝によって心筋症
を発症する可能性が高い猫種や、
初期の兆候、なるべく早期に病気
を見つけるための検査法などに
ついてまとめていきます。

 

<遺伝による心筋症の発生が多い猫種>

 

猫の心筋症は純血種、雑種に
限らず、どんな猫でも発症する
可能性はありますが、遺伝子の
変異による原因が報告されている
のは、純血種の猫で、

*メインクーン
*ラグドール

などです。

 

また、家族内発症(親子や兄弟
など血縁のある親族)では、

*ブリティッシュショートヘア
*アメリカンショートヘア
*スコティッシュフォールド
*ペルシャ
*バーマン

*ノルウェージャンフォレストキャット

などです。

 

基本的に純血種の猫は、
他の病気も含め、遺伝子疾患は
多いとされています。

 

ただし、きちんとしたブリード
(繁殖)を行えば、ある程度は
防げることであり、それらを
ちゃんと理解したブリーダーは
リスクを最小限に抑えるブリード
を行っています。

 

そして、雑種の猫でも心筋症の
発症はあり、遺伝とは関係のない
原因も多々考えられます。

 

また雑種の猫でも親猫が不明な
ことも多く、実際どんな血筋か
分からないため、遺伝による
可能性もないとは言えません。

 

捨て猫、野良猫でも純血種の猫
(またはハーフ?)も見かける
くらいなので、どこでどんな遺伝子
が入っているのかは分かりにくいですよね。

 

<心筋症かも?兆候を見逃さないために>

 

心筋症では、特に気になる
症状が現れない場合も多く、
逆に症状が出る時には、重症の
ことが多いです。

 

そして突然死することもある
怖い病気です。

 

しかし、目立った症状が現れる
前に、進行を抑制する治療を
行えば元気で長生きすることも
十分可能です。

 

大事なのは、何気ない異変を
見逃さないことです。

 

心筋症の特徴的な症状としては、

・呼吸が荒い(早い)

・咳をする

・後ろ足の麻痺(ビッコなど)

・うずくまる

・失神

などですが・・

 

初期では見た目であまり分かり
にくい、以下のような兆候を
示していることもあります。

*なんとなく元気がない

*動きたがらない

*すぐ疲れる

*歩き方がゆっくり(動作)

*爪とぎをしない

*高所に登らない

など・・
なんかいつもと少し違うかな~?
程度です。

 

もちろん、これらは他のさまざま
な病気でも見られる兆候ではあります。

 

ただ、猫に多い他の循環器や
呼吸器の疾患では、多くの場合、

・多飲多尿
・下痢嘔吐
・鼻水、くしゃみ、涙

などの症状が見られます。

 

ですから、それら特徴的な症状が
見られず、なんとなくおかしい・・
という主訴の場合、猫では心筋症
が疑われることも多いのです。

 

特に遺伝的に可能性が高いと
疑われる上記に挙げた純血種の
猫の場合であればなおさらです。

 

なんとなく・・程度であれば
とりあえず緊急を要する状態
ではないですが、可能性のある
純血種の場合は念のため、検査を
しておくと安心です。

 

また雑種の場合でも早めの検査に
越したことはありません。

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<心筋症の検査法>

 

病気が進行してある程度の症状が
出ているような場合では、聴診
でも異常が分かりますが、診断
のためには、

・超音波(エコー)検査

・レントゲン検査

・心電図検査

・血液検査

などが必要になります。
(病院による)

 

・超音波
心臓の壁の厚さ、心房の大きさ、
弁の動きなどを調べます。

 

・レントゲン
心臓の大きさ(肥大)、胸水の有無
(肺の状態)などを調べます。

 

・心電図
不整脈を調べます。

 

血液検査
全身状態、また他の疾患が
ないかを調べます。

 

ただし、早期では検査をしても
顕著な異常が見られない場合も
あります。

 

心臓の状態を一番詳しく見れるのは
超音波ですが、猫の心臓のエコー
検査は、診断も難しく、経験豊富な
獣医師でなければ早期の発見はでき
ないことも多いです。

 

また、超音波の装置もある程度
のグレードのものでなければ
精密な検査は行えません。

猫の超音波検査の費用は?エコーで分かる異常や病気など!

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ですから、診断が曖昧な場合や、
心配な場合には、できれば心臓疾患
を得意としている専門医、もしくは
猫専門の病院で検査を受けるのを
オススメします。

 

超音波もレントゲンも麻酔など
必要なくできる検査ですから、
リスクの高い猫種の場合には、若い
うちに一度受けておくと安心だと
思います。
(遺伝性の場合、若年齢でも発症します)

 

精密な検査を行えば無症状でも
心臓の異常を発見することが可能です。

 

目立った症状も出ておらず、
早期で発見できた場合には、
食事療法(心臓の負担軽減)のみで
対処できることもあります。

 

心筋症の猫の食事!心臓の負担軽減のための療法食の選び方!

 

突然死も起こり得る病気ですので、
病態や進行具合もさまざまです。
容態の急変も多いです。

 

ですが、やはり特徴的な症状が
見られてからでは予後は悪いです。

 

少しでも早い段階で見つけて
あげて治療をしていくことが大事です。

 

愛猫さんの心臓の状態、体の状態
を把握することで、なるべく
心臓への負担がかからないよう
食事や生活面でも注意してあげる
ことができ、また適切な治療を行
うことで楽に過ごさせてあげる
ことも可能なのです。

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