腎不全

腎不全の猫にちゅーるを与えていい?治療や病状への影響は?

いなばペットフードの
CIAOちゅーるは猫用のオヤツ
として大人気のようですね!

 

取り憑かれたように食べる、
すごい勢いで食いつく・・
などなど大好物の猫さんが
たくさんです。

 

美味しそうに食べてくれる
愛猫を見るのは、飼い主さんに
とってもうれしいものですよね。

 

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しかし猫が喜んで食べるおやつ
についてちゃんと中身や健康に
ついて考えてあげるのが飼い主
さんの努めです。

 

人も猫も食べ物は大事です。
体は食べたものから作られて
います。

 

人でもまだ若くて健康なうちなら
多少、偏った食事をしても
ジャンクフードのようなものを
食べ続けてもさほど影響はない
でしょう。

 

しかし、その積み重ねによって
いつかは害を及ぼすことにも
なりかねますよね。

 

今回は、慢性腎不全の猫に
おやつとして大人気の『ちゅーる』
を与えることについてまとめて
みましたので参考にしてください。

 

ちゅーる人気が高いようですので
例に挙げますが、基本的には他の
おやつも同様だと思ってもらえる
といいです。

 

猫が慢性腎不全になってしまった
けど『ちゅーる』が大好物で
やめられない・・

 

腎不全用の食事はなかなか
食べてくれない・・
『ちゅーる』なら食べる・・

 

おやつをあげないと可哀想・・

 

でも『ちゅーる』は腎不全には
良くないの・・?

 

などなど、猫が病気になると、
特に食事療法が必要な病気の場合、
それまでの食生活で悩んでしまう
飼い主さんが非常に多いです。

 

<腎不全の猫にちゅーるはOK?>

 

慢性腎不全と診断された猫さんに
『ちゅーる』を与えてもいいのか?

 

いいのか?悪いのか?で言うと
間違いなく「悪い」です。

 

ほぼ100%の動物病院で
「良くないですね」と言われます。

 

もちろん、状況にもよりますので
完全にダメというわけではありません。

 

食欲不振で何も食べないような
場合には、少しでも何か食べさせる
必要があります。

 

それがちゅーるしか食べない
という状況であれば少しくらい
なら・・となります。

 

また、治療による延命を望まない
場合にもそうです。
余命は短くても食べたいものを
食べて逝かせてあげたい・・
などの場合もそうです。

 

<なぜ腎不全にちゅーるはダメ?>

 

猫の慢性腎不全は、進行具合
や症状によってさまざまな治療が
組み合わされますが、その中でも
病気の進行を遅らせるために一番
有効だとされる治療が「食事療法」です。

 

腎臓になるべく負担をかけない
栄養組成で作られた専用の療法食
を与えるというものです。

猫の腎不全用の処方食の種類や価格と食べない時の対策など!

 

そして、猫の腎不全の療法食は
基本的にその食事だけを与える
ことによってある程度の効果が
期待できるものです。

 

つまり、主食で療法食を食べて
いるのに他のものを与えてしまう
とせっかくの療法食の効果が
なくなってしまう・・または半減
してしまうということです。

 

そして多くの飼い主の方は愛猫の
腎不全の治療に食事療法、投薬、
輸液(皮下点滴)などを行い、闘病
を続けておられます。

 

これらすべての治療の効果を
最大限に発揮させるためにも
他の食べ物は控えるのがベストなのです。

 

そして「ちゅーる」は、種類にも
よりますが、原材料が
(11歳からのまぐろ・かつおの場合)

・まぐろ
・かつお
・まぐろエキス
・タンパク加水分解物
・コラーゲンペプチド
・糖類(オリゴ糖等)
・ミネラル類
・増粘多糖類
・調味料(アミノ酸等)
・ビタミンE
・緑茶エキス
・紅麹色素

となっています。

 

タンパク質がメインでその他、
添加物や食いつきを良くする
ための化学調味料などが
使われています。

 

腎不全のための療法食は、
タンパク質やリンなどの含有量
が制限され、尚且つ高消化性の
タンパク質が使われています。

 

健康な猫ならまだしも、食事に
注意しなければいけない腎不全
の猫にとって「ちゅーる」は腎臓の
負担を増大させることになります。

 

タンパク質の問題もそうですが、
化学調味料(グルタミン酸ナトリ
ウム)などは、人でもその毒性
有害性が指摘されているものです。

 

そしてそれら有害な物質の影響を
受ける(分解、排泄)のは肝臓、腎臓です。

 

つまり、ちゅーるを含め他の
おやつとされて販売されている
ものは基本的に原材料には
そのようなものが多く含まれて
います。
(質の悪いキャットフードも
そうですが・・)

 

おやつと言うからには、
嗜好性、食いつきが重視される
ため、また総合栄養食と記載
する必要もないため栄養組成は
考慮されていません。

 

そのような食品が腎不全の
猫にとっていいわけがありません。

 

基本的には健康な猫さんでも
与えるべきではないと思っています。

 

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<腎不全の猫におやつをあげるには?>

 

それまでおやつを与えるクセが
付いているから何かあげないと
可哀想・・
という飼い主さんも多いです。

 

しかし、腎不全において
療法食以外のものを与えるのは
基本的に避けるべきです。

 

ですから、小腹がすいた?状態
のときには食事回数を増やして
少量ずつ与えるようにしたり、
また、主食はドライ、おやつに
缶詰(共に療法食)などにするのも
いいのではないでしょうか。

 

またどうしても他のモノを
与えたいのであれば、おやつ
という部類のモノではなく、
高齢猫用のキャットフード
などをほんの少量与える程度
であればそれほど影響はないと
思います。

 

とにかく、おやつとして販売されて
いるものに猫の体に良いものは
ないと心得ましょう。

 

あくまでも嗜好品、健康な猫さん
でも与えるのはほんの少量、
多ければ多いほど健康を損ねる
モノだとの認識が必要です。

 

特に腎不全などには悪い影響しか
ないと思ってください。

 

どうしても療法食を食べてくれない
場合には、ちゅーるを極少量、
匂い付け程度に混ぜたりしてみる
程度であれば最初はしょうがない
とは思います。

 

しかし、長い目で見れば
少しづつ、ちゅーる経ちは必要
です。

 

世の中の猫さんがちゅーるに
夢中なのも動物病院業界では
懸念されています。

 

猫が喜んで食べるものほど
猫の体には良くない・・と言う
のは常識なのです。

 

ちゅーるだけではないですが、
人工的な化学調味料の濃い味に
慣らされてしまうと、ある意味
それが入っていないと物足りなさを
感じ、美味しいと思わなくなります。

 

それによって、余計に療法食を
食べなくなってしまうことも
多いのです。

 

慢性腎不全は一生付き合って
いく病気です。
さまざまな治療も必要でその分
費用もかかります。

 

しかし、きちんと食事を管理する
だけでも治療効果を得られる病気です。

 

与えるものには十分配慮してあげて
くださいね。

 

おやつの必要性については、
飼い主さんの考えやそれまでの
生活スタイルにもよると思います。

 

しかし、腎不全でもなるべく元気で
長生きしてもらうためには、心を鬼
にしておやつはあげない・・と
いう選択もあるのではないでしょうか。

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コメント

    • pon
    • 2017年 5月 06日

    たてつづけにごめんなさい

    療法食を与えていてもいろんな理由で食べなくなってしまいますよね。。
    そして、ある日急に食べなくなるときが訪れて・・
    いろいろ試すのですがあれもだめ、これもいらない、、
    少し痩せてくる・・肝リピドーシスも心配・・焦ります。

    そんなとき、ちゅーるやシーバなら食べてくれた!となると
    どうしてもそれを与えるしかなくなってしまいます。
    よくないのは重々承知なのですが
    食べないよりいい、と考え、やむを得ない状況が
    でてくる場合があると思うのです

    すごくむずかしい問題だと思います。
    猫ちゃんが食べつづけてくれる
    おいしくて質のよい療法食があると
    いちばんありがたいです。

      • urumi
      • 2017年 5月 06日

      ponさま

      そうなんですよね~。 そもそも美味しいものを食べている子はなかなか療法食への切り替えは難しいのです。
      猫も賢いですから、食べずに我慢してれば美味しいのが出てくる・・と分かってますし。

      健康な子なら「わがまま言ってんじゃないわよ」なんてちょっと厳しく放置もできるでしょうが、闘病中であればそれも難しいですしね。

      それでも今は療法食も随分と工夫が凝らされ、嗜好性は上がってきた方なんですけどね~。
      しかしやはり、ちゅーるなどとは比べ物にならないのでしょう。。。

      ちゅーるやシーバなどよりもどうせなら手作り食を試してみてはいかがですか?(面倒くさいですが・・)
      手作りであれば余計な調味料や塩分も省けますし、猫の腎不全、手作り食でネットで色々と出てますよね。
      ま~食べるかどうかは分かりませんが。。少なくともちゅーるなどよりはいいと思いますし。

      おいしくて質の良い療法食というのは難しいとは思いますが、少なくともちゅーるなど美味しい(?)ものを知らない猫は、美味しくない(?)フードでもちゃんと食べ続けるんですよ。病気になってからでは今更ですが、やはり若い頃からの食生活の積み重ねが大事です。
      だから私は猫が飛びついて食べている有名どころのメーカーの美味しそう~なキャットフードのCMを見ると正直腹が立ちます(笑)

      色々と大変でしょうが、諦めずに試行錯誤しながら頑張ってくださいね!
      応援してます。

      ネコホスピタル 秋山

    • pon
    • 2017年 5月 06日

    返信どうもありがとうございます。

    >少なくともちゅーるなど美味しい(?)ものを知らない猫は、
    美味しくない(?)フードでもちゃんと食べ続けるんですよ。

    わが家の猫も
    おいしいものは知らなかったです。でも食べなくなってしまったとき
    (腎臓、口内炎、膵炎、肝炎etc、嗅覚の衰えもあると思います)
    嗜好性の高いものなら食べてくれるため、そちらを与えるしか
    なくなります。少し前に腎臓の療法食に切り替えて
    しばらくは好んで食べてくれていましたが
    あるとき、パタと食べなくなりました。
    別の種類を取り寄せてもことごとく食べないです。

    手づくり食も与えていたことがありますが
    食べなくなるときにはそれも食べませんよね・・
    手づくり食を薦めているグループの猫ちゃんたちも
    食べなくなるときが来たときには食べません。。

    こちらが良くて、あちらがあまり良くないことはわかっていても
    腎臓等の病気で食べなくなったときは、なんでも食べるものを食べてもらうしか
    なくなるのではないでしょうか。

    こちらの記事は、ちゅーるなら食べてくれた!(;;)というのが望みや
    励みになるような段階より前のことですね。 すみません。。

    降圧剤についてのお返事もどうもありがとうございました。
    とても勉強になりました。

      • urumi
      • 2017年 5月 06日

      ponさま

      色々とご苦労されているようですね。ちょっと無神経な言い方になってしまったかもしれません。ごめんなさい。

      何らかの活性炭を飲んでおられると思いますが、添加物の多そうな食事を与えた場合にはできれば活性炭の回数を多くするといいです(便秘にならなければ)

      今後もまだまだ大変でしょうが、猫さんが少しでも楽に過ごせるよう頑張ってくださいね。

      ネコホスピタル 秋山

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