生態

野良猫への餌やりが招く悲劇とは?幸せな共存を目指すために!

不幸な猫の殺処分を減らすため、
地域猫活動に注目が集まり、
それに伴い、野良猫に対する
餌やりが無責任とされ問題視され
てきています。

 

また、各地域の自治体によっては
野良猫への餌やりと禁じる条例を
制定してきているところも増えて
きています。

 

もちろんそれらはすべて猫と人
との共生のためであり、その
第一歩と言えます。

 

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猫は自然の中で自由に生き、
付かず離れずの人間との関係で
共存することができていた時代
ではなくなってきているようです。

 

一昔前は、猫好きな人たちは
野良猫を見ると放っておけず、
エサを与えてしまう・・
というのは多くありましたよね。

猫の起源~日本にはいつ?祖先や歴史からイエネコを知る!

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また、それを楽しみにしている
方も多かったと思います。
可愛い猫がエサを求めて擦り
寄ってくればそれは可愛いですよね。

 

結果、それが不幸な猫を増やす
ことになったとしても、元は
優しい気持ちから行われている
行為だったわけです。

 

モラルの問題や近隣の苦情など
はあったようですが、今ほど
それに対して厳しく言われること
もありませんでした。

 

それはなぜか?
猫の殺処分の現状を一般人は
知らなかったからです。
知ろうとしなかったからです。

 

また、そんな現実があるなんて
思いもしなかったとも言える
でしょう。

 

ここ数年の猫ブームによって
クローズアップされてきた
猫の殺処分数。

 

猫の殺処分数は近年少しずつ減少
傾向にあります。
これは地域猫活動や保護猫活動
が盛んになてきているためです。

 

それでも年間10万頭もの猫が
殺されているのが現状です。
また過去20年以上に渡って毎年
20~30万頭の殺処分が行われて
きました。

 

猫の殺処分数は1980年代
から急激に増えています。
つまりこれ以前はある程度、
野良猫と人間との共生ができて
いたと言えます。

 

<殺処分の増加の原因は?>

 

殺処分が増えたのには、
元はと言えば無責任な飼い主に
よる猫の遺棄や繁殖による野良猫
の増加が挙げられます。

 

一昔前は基本的に外で暮らす
野良猫は自分で獲物を見つけ
生活していました。

 

また地域によっては人が出す
残飯やゴミなどをあさることも
あります。

 

そして、人がご飯を与えたと
してもそれはいわゆるねこまんま
のような食事であったり、ネコに
必要な栄養とは言えないものが
主でした。

 

人も野良猫に多くの食料を与える
ほどの余裕はなかった時代とも
言えます。

 

ですから、当然、肉食の猫の
栄養供給を満たすものではなく、
足りないタンパク質をネズミ
などを捉えることで補っていました。

 

そのため、生きていくために
最低限必要な栄養しか得ること
は出来ず、またそれが普通の
状態だったと言えます。

 

ですから、本来の猫の生態に
沿った生活や繁殖が行われて
いました。

 

この時点では、そこまでの
野良猫の増加はなかったのです。

 

もともと野良での寿命は短く、
一度に5匹の子猫を産んだと
しても無事に成猫になれる確率
も低いですし、成猫になれたと
してもその後の寿命は5年程度
だったとされています。

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<無責任なエサやりで猫が増加>

 

完全に野性で生活する猫は、
人が暮らす生活圏内に入って
くることはほとんどありません。

 

ですから、人の近くで暮らす
野良猫たちは元は飼い猫であったり
またその親から生まれた子猫の
ようにある程度人馴れしている子
たちです。

 

そしてそのような子たちに
積極的にエサをあげてしまう人
がいることで、どんどん集まって
きてしまいます。

 

近年は野良猫に与えるエサも
高栄養のキャットフードが
メインになってきています。
一昔前のねこまんまとは比べ物に
なりません。

 

そんな風にたっぷりエサをもらえる
ようになると、自分で苦労して狩り
をする必要もなく楽にエサをゲット
できる生き方を選ぶのが普通です。

 

そして自分で餌を獲って生活して
いるよりも栄養状態は良くなり、
狩りに使うエネルギーも不要になる
ため過剰なエネルギーが体に蓄積
されていくことになります。

 

外猫、野良で生まれた子などは
不妊手術は施されてないです
ので、野性の本能として当然
子孫を多く残そうとします。

 

そして過剰に蓄積されたエネルギー
はすべて繁殖活動に使われること
になり、可能な限り、年に何度も
子猫を産むことになります。

 

どんどんどんどん子猫が
生まれて増えていくのです。

 

そして生まれた子猫たちも
しっかりとエサを与えられれば
スクスクと成長し、半年も
すれば繁殖活動を行いまた子猫
を産むようになります。

 

そうやってネズミ算式に
猫が増えていくわけです。

 

室内で飼われている猫たちの
多頭飼育崩壊のニュースがあり
ましたが、野良猫でも十分な
エサが確保できる環境に暮らして
いればそれと同じように繁殖可能
になります。

 

そしてそれが悲劇を招くことに
なるのです。

猫を飼育(飼う)するメリットは?猫の持つ不思議な力が神秘的!

<エサやりが招く悲劇>

 

そして野良猫が増えることに
よって、すべての猫が幸せで
あればそれが一番ですがそうでは
ない現実が待ち構えています。

 

庭などへの糞尿被害や、車に
傷を付けた、ゴミを漁られる
などなど野良猫が多くなった
地域では近隣被害が生まれます。

 

猫好きな人もいればそうでない
人間もいます。
猫好きなら気にならないような
些細なことでも猫嫌いな人に
とっては非常に迷惑でイヤなものです。

 

こうなってくると地域の
人間関係にも歪みが生まれます。
そして近隣トラブルに発展します。

 

さらに子猫たちが保健所に
連れて行かれ殺処分されたり、
虐待されたり、殺されたりという
悲劇が起きてしまいます。

 

また、野良猫が増えすぎて
しまったところでは、1頭1頭
が満足な食事を得られなくなり
栄養状態の悪さから病気に
なったり、死んでしまうことも
あります。

 

特に体力のない子猫は
知らないうちにの野垂れ死んで
いることもあるのです。

 

猫に良かれと思ってやっている
エサやりがこのような悲劇を
招いているのが現実なのです。

 

このような負の連鎖を止める
ために、人と猫の共存のために
と行われているのが地域猫活動です。

 

<人と猫の共生のために>

 

とはいえ、地域猫活動にもさまざま
な問題点もあり、課題も山積みです。

地域猫活動についてはこちら↓

地域猫って?その活動と問題点や今後の課題について考える!

 

しかし、確実に日本全国で拡がり
を見せ、各自治体も積極的に
なってきています。

 

殺処分数の多い県などでは
それだけでイメージも悪く、
ワーストからの脱却のため
さまざまな取り組みを始めて
います。

 

そして、個人個人ができる取り組み
としては、

*猫の飼育に責任を持つこと
(外に出る場合は避妊・去勢手術
の徹底)

*終生飼養の徹底
(最期の時まで責任を持って飼う)

*野良猫へのエサやりをしない

*居住地域の条例などを把握する
(地域猫活動の有無の把握)

*可能であれば地域猫ボランティア
などの手伝いに参加する

*可能であればミルクボランティア
や保護猫の世話などに参加する

*可能であれば保護猫活動、
地域猫活動への募金を行う

 

などなど、一人一人ができること
を行うことで必ず良い結果に
繋がります。

 

それによって小さな命を救い、
殺処分ゼロ、猫と人の共生、
猫にも人にもやさしい社会の実現
を目指せるのです。

 

人間の勝手で罪もない動物を
殺す世の中はどう考えても
おかしいですから。

 

猫に助けられてきた歴史を
考えればそんな罰当たりなこと
をする日本人に幸せなんてやって
くるはずがないですから。

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