猫の口内炎にインターフェロンの効果や費用は?副作用はある?

猫の口内炎はさまざまな
要因が考えられていますが、
はっきりとした原因は分かって
いません。

 

そして完治できる有効な治療法
も少なく、対処療法としての
内科的治療の場合には、痛みを
軽減するステロイドの使用が一般的です。

スポンサーリンク


しかし、ステロイドは投与量や
投与法などによっては副作用の心配
もあり、口内炎や体の状態によって
は、ステロイドの量を控えた方が
いい場合、また投与期間が長いと
効果がなくなってしまう場合などもあります。

猫の口内炎の治療!ステロイドの効果や副作用について!

 

そのような時には他の対処法と
して、インターフェロンなどが
使われることも多いです。

 

また考えられる要因によっては、
インターフェロンは口内炎の症状
軽減に効果を発揮します。

 

そこで、今回は猫の口内炎における
インターフェロンの作用や効果、
副作用についてまとめてみました。

 

<インターフェロンとは>

 

猫に使われるインターフェロンは、
インターキャットという製品です。


出展:http://www.toray.jp/

 

もともと猫のカリシウイルス
感染症と犬パルボウイルスの
治療薬として東レが開発した
世界初の犬猫用インターフェロンです。

 

インターフェロンは、動物の体内
で病原体(特にウイルス)や腫瘍細胞
などの異物の侵入に反応して、
免疫システムの細胞から分泌される
蛋白質(サイトカイン)の一種です。

 

そのため、猫に多いウイルス疾患
にはもちろんですが、その他、
がん治療などにも使われています。

 

また、その特性、自己の免疫細胞の
活性化によって免疫力を高め、
病気に対する抵抗力を付けること
から、さまざまな疾患の治療にも
取り入れられています。

 

<口内炎への効果>

 

口内炎の原因はさまざまですが
考えられる主なものとしては、

・ウイルス疾患
・細菌感染
・自己免疫反応
・アレルギー

などが挙げられます。

 

そして比較的多いのが、ウイルス
によるもので、猫の場合、カリシ
ウイルス感染症(猫風邪の一種)
猫免疫不全ウイルス感染症
(エイズ)などです。

 

ただし、原因は一つだけではなく
他の要因も複合的に絡み合って
いることも多いです。

 

カリシウイルスだけの口内炎や歯肉炎
であれば比較的症状は軽いことが多く、
基本的にウイルス治療をすれば口内炎
も治まることが多いです。

 

しかし、エイズや他の疾患なども
ある場合には症状はひどくなり、
治りにくく『難治性』と言われる
口内炎になってしまいます。

 

いずれにしろ、要因にウイルス
疾患が関連している場合には、
インターフェロンは必須となります。

 

カリシの場合はインターフェロン
は非常に効果的です。軽度なもの
であればステロイドは必要なく
インターフェロンと抗生剤の治療
で症状は治まる場合もあります。

 

しかし、エイズが発症して口内炎
が悪化している場合には、
インターフェロンによって症状
悪化を防ぐことは可能ですが
症状を改善させるのはなかなか
難しいことが多いです。

 

そのため、痛みが激しい場合には
ステロイドとの併用になります。

 

ただし、インターフェロンを
使うことにより、ステロイドの
量を減らせることも期待でき、
また口内炎以外の全身状態の
不調
に対しても有効になります。

 

その他、ウイルスの関連性が
ない口内炎の場合には、インター
フェロンの免疫活性効果によって
症状を軽減させようという目的
で使われることがあります。

 

ステロイドの投与をなるべく
最小限にするためにはインター
フェロンとの併用が効果的と
考えられるのです。

 

ただし、インターフェロン単独
での使用では口内炎の痛みや
症状軽減という点においては
ほとんど期待できません。

猫の口内炎!レーザー治療の効果や費用、予後について!

スポンサー リンク


<副作用は?>

 

インターフェロンにも副作用の
可能性はありますが、頻度は稀で
副作用の少ない薬とされています。

 

安全性が高く、効果も期待できる
ことから多くの疾患の治療として
積極的に使われることが多い薬剤
と言えます。(副作用の出現には
個体差があります。)

 

インターフェロンの副作用と
しては、以下のものがあります。

*発熱や嘔吐

*軽度の白血球・赤血球の減少

*興奮・流涎・眠気・沈鬱

*アナフィラキシーショック

 

薬剤ですので副作用などの
リスクは必ずあると言えますが、
インターフェロンは免疫療法の
一つとしても挙げられるお薬です
ので、一般的な薬剤よりは副作用
のリスクは低いと言えます。

 

そのため、他の薬剤による
副作用の軽減のために使われる
ことなどもあります。

猫の免疫力アップにアガリクスは有効?選び方や注意点なども!

また、インターフェロン単体で
症状の改善が見込めない場合でも
他の薬剤の効果を上げるために
併用されることもあります。

 

いわゆる、自己免疫を高める
ためのお薬で、効果も認められて
いるので使用することによって
多くの相乗効果が期待できるのです。

 

難点を挙げるならば、ちょっと
価格が高いということですかね。
病院によっても変わりますが、
一般的に注射1本で3.000~4.000程度です。

 

集中してインターフェロンの
治療をするなら最初は週に2~3回。
その後、状態を見ながら週に1回程度。

 

または定期的に1~2週ごとに
1回の注射・・
など、状況に応じて回数や頻度を
決めるようになります。

 

猫の口内炎においては、
個体差もありますが、内科的療法
を長く続けなければならない場合
には、ステロイドの副作用を考え
ても、インターフェロンの併用を
試してみる価値は十分にあると思われます。

スポンサーリンク

あなたにオススメ記事
バナー にほんブログ村 猫ブログ 猫 健康へ
にほんブログ村

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です