猫の慢性腎不全と口内炎!痛み止めや治療薬と対処法など!

猫も中~高齢期になってくると
さまざまな病気になります。

その中でも特に多いのが慢性腎不全です。

 

そして慢性腎不全にはさまざまな
合併症があります。

 

また、もともとあった疾患も
慢性腎不全によって一気に症状が
悪化してしまうことも多いです。

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そして、通常であれば治療に
使える薬剤も慢性腎不全を患って
いると使えなくなったり、また
積極的な治療が行えない場合
なども多くなります。

 

今回は、慢性腎不全の猫さんの
口内炎治療についてまとめてみました。

 

猫の口内炎の特徴

 

口内炎も猫には比較的多い疾患で
原因はさまざまですが、他の病気
による合併症で起きる場合は、
『難治性』と言われる非常に厄介
な状態になってしまいます。

 

また口内炎は激しい痛みを伴う
ため、食事ができなくなったりで
衰弱していくことも多く、見ている
のも可哀想で辛くなってしまいます。

 

さらに原因にもよりますが、
有効な治療法も少なく、完治が
難しい病気の一つです。

 

そして、通常の治療でもなかなか
大変なのに、慢性腎不全になると
さらに治療法の選択肢が限られて
少なくなるため、苦痛を取り除いて
あげるのが難しくなります。

 

<口内炎の治療>

 

口内炎の治療は原因にも
よりますが、

*内科的療法(対処療法)

*外科的療法(抜歯は歯石除去)

*レーザー治療

などがあります。

 

<内科的療法>

 

一番多いのが薬によって痛みを
抑える内科的療法です。

 

症状(痛み)がひどい時だけ
薬によって一時的に症状を軽減、
また悪化してきたらお薬で・・
という方法です。

 

ただし、使われる薬剤はほとんどの
場合ステロイドですので、投与量や
期間などによっては副作用の心配も
出てきます。

 

<外科的療法>

 

口内炎の原因が、歯石や歯周病に
よるものの場合は、歯石除去や
悪くなった歯を抜くことにより
口内炎は改善する場合もあります。

 

また、それらの原因がない場合でも
口内炎は口腔内の環境や自己の免疫
反応が大きく関わっていることなど
から、全部の歯(または臼歯のみ)を
抜いてしまうこと(全抜歯)によって
口内炎が完治できることもあります。

 

<レーザー治療>

 

レーザー治療には2通りの方法が
あります。

*炭酸ガスレーザー
口内炎そのものを焼灼する

*半導体レーザー
自然治癒力を高め、症状の軽減

 

レーザー治療では口内炎の完治は
望めませんが、経過や予後は良好
な場合も多いです。

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<慢性腎不全の場合>

 

通常、口内炎の治療で完治を目指す
のであれば、年齢や原因にもより
ますが、全抜歯が有効です。
(完治の確率70~80%)

 

しかし、全抜歯や歯石除去には
全身麻酔が必要になるため、
慢性腎不全の猫では適応になりません。

 

そして、炭酸ガスレーザーに
よる焼灼も即効性があり、効果
の持続も長いですがこれも
全身麻酔が必要になるためできません。

 

そのため、慢性腎不全の場合の
選択肢は、内科的療法半導体
レーザーによる治療法しか残されず
完治や劇的な改善は望めない
言えます。

 

そして、内科的療法で薬による
症状軽減も慢性腎不全の場合は、
投与量などなるべく控える必要も
あります。

 

体に入った薬剤などを体外に
排泄するのは腎臓です。

 

そのため、薬の服用が長くなると
影響が出やすいのが腎臓(肝臓も)です。

 

また腎臓の機能が低下している場合は
薬剤の毒素などの排泄がうまく行えず
体内に毒素が残ってしまう可能性も
あるのです。

 

ですから、基本的に薬剤の投与は
慎重にする必要があります。

 

そして口内炎の治療に効果が
あり、使われるのは基本的に
ステロイドです。

 

ステロイドはもともと副腎(両方の
腎臓の上端にある)から作られる
副腎皮質ホルモンの1つです。

 

そのため、腎臓病の治療にも
使われることもあり、腎不全に
禁忌の薬剤ではありません。

 

ですが、投与法や長期の投与、
過剰投与によっては、副腎に影響
を与え、腎不全をさらに悪化させ
てしまう可能性もあります。

猫の口内炎の治療!ステロイドの効果や副作用について!

 

半導体レーザーは無麻酔で行え、
痛みもない治療のため、
慢性腎不全の猫さんにも苦痛
なく行える治療で、副作用の心配
もありません。

 

ただし、即効性は望めず、
また複数回の照射が必要になります。

 

個体差もありますが、症状の軽減
には効果的なので、併用すること
で薬の投与量を減らすことも期待できます。

猫の口内炎!レーザー治療の効果や費用、予後について!

 

<まとめ>

 

慢性腎不全の猫さんの口内炎
では、残念ながら積極的な治療
は望めません。

 

しかし、少しでも痛みを軽減させ
楽にしてあげたいですよね・・。

 

年齢や口内炎の状態、腎不全の
ステージにもよりますが、基本的
には内科的療法がメインとなります。

 

しかし、体の負担を考え、少しでも
投与量を減らすため、副作用のない
レーザー治療を併用したり、また
状態によっては自己免疫を高める
インターフェロンを使うことでも
症状の軽減が期待できます。

猫の口内炎にインターフェロンの効果や費用は?副作用はある?

 

その他、さまざまなサプリメント
なども口内炎に効果が期待できる
として試してらっしゃる方も
多いようです。

 

口内炎ももちろんですが、
慢性腎不全の進行を遅らせる
ことが必然的に口内炎の悪化を
食い止めることにもつながります。

 

口内炎ができている状態では
口腔内の衛生を保つのも難しい
ですが、自己免疫が関わっている
場合も多いため、体全体の免疫
バランスを整えることも大事です。

猫の慢性腎不全の予防効果が期待できるサプリやおやつなど!

 

腎不全のためにも口内炎にも、
自己免疫を活性化してみるのも
効果は期待できるかもです。
腸内環境を整えるサプリなどを
試してみるのもいいと思いますよ。

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