この前、子猫産んだばっかり
なのに・・なんだか行動に異変が・・
もしかして・・もう発情!?
まさか!?
なんてこともありますよね。
そこで今回は、出産後の猫の
次の発情や避妊手術が行えるよう
になる時期についてです。
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<猫の出産から発情まで>
猫は、発情期が来て交尾をすると
ほぼ100%の確率で妊娠します。
そして妊娠期間は約2ヶ月。
可愛い子猫たちが誕生します。
その後、哺乳期に入ります。
猫は母性の強い動物ですので、
基本的に、食事中とトイレの時
以外は、子猫に付きっきりで
お世話をします。
お乳を飲ませ、陰部を舐め排泄を
させ、毛づくろいをしたりと、
甲斐甲斐しく面倒を見ます。
この哺乳期が約1ヶ月間です。
1ヶ月も過ぎると子猫たちは
徐々に活発になってきます。
母猫の傍を離れる時間も増え、
母猫の食事に興味を示し、
食べようとしたりなどの行動も
見られます。
母猫のオッパイをだんだんと
吸わなくなり、離乳を始めるころです。
そして、母猫は子猫の哺乳刺激
が減ってくると、発情が回帰して
きます。
つまり、出産後1ヶ月も経てば
発情が起きる可能性があるのです。

個体差はありますが、一般的
には出産後に最初の発情がくる
のは1ヶ月~4ヶ月程度とされています。
そして、もちろんこの発情で交尾を
した場合には再び妊娠することも可能です。
また、子猫の離乳が早い場合
には、1ヶ月経たずとも発情が
くることもあります。
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<出産後、避妊手術に最適な時期は?>
避妊手術は、出産後1ヶ月以降、
子育て(哺乳)が終わり、健康状態
が落ち着いているときであれば
いつでも可能となります。
まだ多少、子猫がお乳を吸うことが
あっても、基本的に1ヶ月経てば
離乳をして大丈夫なので、手術を
しても問題はないです。
しかし、母猫を子猫から離すのが
不安な場合にはもちろん、子猫が
完全に離れて(生後2ヶ月程度)から
の方が安心と言えます。
しかし、またやってくる発情の
前にと考えるのであればやはり
出産後1ヶ月程度で行うのが理想と
言えます。

そこは飼い主さんの都合で
決めることですが、手術自体は
産後1ヶ月経ってれば行えると
いうことです。
<まとめ>
発情を回避、また妊娠の危険性がある
飼育状況であれば早めに手術をするに
こしたことはありません。
ただし、母猫は哺乳の際に多くの
カルシウムやカロリーを消費します。
そのため、母猫にしっかりと栄養分
の整った食事(授乳期・子猫用など)
を与えていないと、産後、体の回復
が悪い場合もあり、そのような状態
では全身麻酔の手術は危険になります。
異常なく出産を終え、哺乳を
終え、元気に戻っている状態で
あれば大丈夫です。
その後出産を考えないのであれば
早めに避妊手術を行っておくのが
猫さんの体のためにもいいですね!