猫の肥満細胞腫の治療や手術費用と術後、予後について!

猫の悪性腫瘍(がん)の代表とも
言えるのが『肥満細胞腫』です。

 

肥満細胞という名前の細胞が
腫瘍化(がん)する病気で、猫に
発生する皮膚腫瘍の中では2番目
に多い病気です。

 

猫の肥満細胞腫はほとんどの場合、
体表に発生する皮膚型肥満細胞腫
です。

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体中のあらゆるところに発生する
可能性がありますが、多いのは
頭部や頸部、四肢、体幹です。

猫の肥満細胞腫ってどんなガン?早期発見・治療で完治も!

 

皮膚型の肥満細胞腫は皮膚に
シコリやイボ状の腫瘍ができる
ため、発見がしやすいです。

 

一方、内蔵型の肥満細胞腫や
お腹の中の臓器に発生するため
発見が遅れやすくなります。

 

圧倒的に多いのは皮膚型ですので
早期に発見して治療することが
できる病気と言えます。

 

猫の体にできるシコリやイボなどは
悪性の腫瘍の確率が高いため、
早めに診察を受けましょう。

 

そして、肥満細胞腫の場合、
手術によって切除をするという
のが治療の基本になっています。

猫の癌にアガリクスの効果とは?抗がん作用は期待できる? 

 

<手術法や費用は?>

 

イボやシコリを発見したら
まずはその細胞を穿刺して少し
取り、それを病理検査に出し、
腫瘍名や悪性度の確認をします。

 

病理検査の結果が出てから、
本格的に全身麻酔をかけて手術に
なりますが、腫瘍の大きさや状態
によっては、先に手術で切除を
してから病理検査に出す場合もあります。

 

これは、猫の体表にできる腫瘍は
悪性の可能性が非常に高いことや、
大きくなりすぎると切除が難しく
なるため、検査結果を待つより先に
手術をした方が・・
という考えも多いためです。
(病院や獣医師の考えによって順序は
変わります。)

猫の皮膚のシコリは80%はガン!悪性度の高い腫瘍と特徴は?

 

全身麻酔前に他への転移がないか
などの検査(血液検査やレントゲン、
超音波)を行い、麻酔がかけられる
状況かを調べます。

 

その後、手術になりますが、
肥満細胞腫をはじめ、悪性の腫瘍の
場合は、シコリの部位を含め広範囲
に切り取るようになります。

 

周辺への転移の可能性を考える
ため、マージンはできるだけ大きく
取るのが普通です。

 

そのため、腫瘍が大きくなっている
場合には、切除部位もかなり大きく
なります。

 

しかし、腫瘍の部位によっては
皮膚の余剰部分が少ないため
(顔面や四肢など)広範囲に
切り取ると縫い合わせる皮膚が
足りなくなってしまうことも
あり、広範囲の切除が難しくなって
しまうのです。

 

そうなると再発の可能性も高く
なることになります。

 

そのため、なるべく小さい状態での
手術が望ましいのです。

 

手術費用は部位や大きさによっても
変わりますが、数ミリ程度と小さけ
れば3万円程度~大きくなれば10万円
程度必要になります。

 

内蔵型の場合は、臓器や大きさにも
よりますが10万円以上は必要になる
と思われます。

 

その他、麻酔前の検査費用や、
病理検査の費用もかかります。
(2~3万円程度)

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<術後や予後について>

 

肥満細胞腫は再発の可能性も高い
病気ですが、皮膚型で初期の小さな
うちにしっかりと腫瘍を切除する
ことができれば、予後も良好です。

 

その後の治療も必要なく様子見に
なることも多いですが、肥満細胞腫
は免疫力の低下が原因ともされる
病気のため、免疫力を上げるよう
生活環境や食生活などの改善が求められます。

 

腫瘍が大きくなっていた場合や、
場所によって広範囲の切除が
難しかった場合、内蔵型などは、
その後抗がん剤などの化学療法
放射線治療などを行うようになります。

猫の肥満細胞腫の抗がん剤(化学療法)治療の効果や費用など!

 

その後も再発がないか自宅でも
チェックが必要になりますし、
定期的な検診も重要になります。

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また内蔵型の場合は、手術で切除
できる状態であれば手術が望ましい
ですが、内蔵型の場合には転移の
可能性が非常に高く、その場合、
一般的に余命は2ヶ月~1年程度
されています。
(手術が成功してその後の治療も
効果が上がれば余命は延びると言えます。)

 

また、内蔵型の場合には嘔吐や
下痢などの消化器症状が出ている
ことが多いため、手術をすること
によってそれらを改善することが
できれば、残された日々を楽に
過ごさせてあげることもできます。

 

肥満細胞腫は大きくなればなるほど
手術は困難になり、再発や転移の
可能性も高くなります。

 

早期の発見、治療が大事です。

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