治療費

猫の甲状腺機能亢進症!完治のための手術の選択とその費用は?

猫の内分泌疾患の中で糖尿病と
同じくらい増えているのが
甲状腺機能亢進症です。

 

猫の甲状腺機能亢進症は、
甲状腺ホルモンの過剰生産、分泌
によって起きる全身性の疾患ですが
治療法は主に、

*手術による切除

*内服薬による内科療法

*療法食による食事療法

があります。

 

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ただ、甲状腺機能亢進症の原因の
ほとんどが腺腫性過形成と呼ばれる
良性のものであるため、今は
食事療法や内服薬で治療する場合が
多くなっています。
(原因が悪性の腫瘍の場合は手術です)

 

これには、やはり手術というのは
イメージ的に飼い主さんは嫌がる
ことが多いのと、高齢の場合は、
手術(全身麻酔)によるリスク回避
のためもあります。

 

特に、甲状腺機能亢進症の場合は、
合併症によって心臓が悪くなって
いたり、腎不全を併発していたり
と言う理由もあります。

 

やはり、手術によってリスクを
伴ったり、体に負担をかけるので
あれば、内服薬と食事療法で治療
できるのであればまずそちらを・・
という獣医師や飼い主さんが多いのが現状です。

 

ただし、基本的に食事療法や内服薬
は一生続けなければいけないもの
であり、状況によっては手術に
よって甲状腺を切除してしまった方
が完治も望め、予後も良い場合も
あります。

 

そこで、甲状腺機能亢進症において
手術をする場合のメリットや
デメリット、また手術を選択する上
で考慮すること手術費用などを
まとめてみました。

 

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<手術におけるメリット・デメリット>

 

『メリット』

 

一番のメリットはやはり、
ほとんどの場合、根治が望める
その後の治療が必要なくなる
いうことです。

 

手術によって異常を起こしている
甲状腺を取り除く、根本からの
治療のため、その後に甲状腺の薬
や食事療法などは必要なくなります。
(定期的な検査は必要)

 

『デメリット』

 

全身麻酔によるリスクは伴います。
リスクが高い場合には手術は
行いませんが100%安全な麻酔と
いうものはありませんし、高齢になれば
なるほどやはりリスクはあがります。

 

手術後の合併症として咽頭麻痺など
が起きる可能性があります。

 

また、甲状腺は2つあり、異常がある
方の甲状腺だけ切除しますが、両方
とも異常がある場合は2つとも切除
します。

 

この場合には、手術後に逆に甲状腺
が足りなくなる甲状腺機能低下症
起きる可能性があります。
(猫では少ないですが・・)
その場合には、手術後もずっと
甲状腺ホルモンの薬が必要になって
しまいます。

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<手術を選択する上で考慮すること>

 

手術によるメリット、デメリットは
もちろんですが、その他、

*猫の年齢

*食事、投薬などの手間

*治療費用

なども考える必要があります。

 

甲状腺機能亢進症は投薬や
食事療法で治療でき、症状を抑える
ことはできますが、根本的な治療
ではない対処療法のため、これらの
治療は一生続きます。

 

また、お薬の場合には投薬量も
状態に合わせて変わりますので
定期的な検査と結果によっては
また時間をかけて薬の量を調節
していく必要があります。

 

薬代や検査費用などがずっと継続的
にかかっていきます。

 

食事療法の場合もそれ以外の
フードやおやつは一切禁止になる
ため、慣れさせるまではなかなか
大変かもしれません。

 

これらのことを考えると
猫さんの年齢によっては早めに
手術を行ったほうが飼い主さんの
負担が減るとは言えます。
(手術の場合も事前に薬で甲状腺の
状態を落ち着けてから行います。)

 

猫の平均寿命は年々伸びていますが
現在のところ16歳前後です(室内飼育)。

 

例えば10歳からの治療と14歳から
の治療ではその期間も大幅に違います。

 

ですから比較的若く、合併症が
ない場合などは手術という選択も
考えても良いとは思います。

 

また、

*薬にアレルギーがある

*薬を飲ませるのが非常に難しい

*療法食を食べない

などの場合には、手術しか選択肢が
なくなる場合もあります。

 

もちろん、投薬や食事療法などの
治療が問題なく続けられる場合は
それにこしたことはありません。

 

これらは体の状態やその後のこと
についても獣医師とよく相談を
することが大事です。

<甲状腺機能亢進症の手術費用>

 

手術費用は、片側だけ、もしくは
両側、また甲状腺の大きさや状態に
よって変わりますが、一般的には
平均で70.000~80.000円程度
だと思われます。(麻酔代含む)

 

特に状態が悪くなければ入院は
通常1~2泊です。

 

ただし、事前の血液検査や術後にも
甲状腺の値を数回測定する必要が
あります。

 

また、甲状腺の切除術は細かい
手技が必要で比較的難易度も高い
ため、手術は行わない(勧めない)
病院もあります。

 

<関連記事>

高齢猫の全身麻酔や手術のリスクは?体に与える影響や負担は?

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