猫はこたつで丸くなる~?
いや長くなる~!が正解ですね。
毎年こたつの登場を心待ちに
している猫さんが多いですよね!
冬と言えばこたつと猫とみかん♪
私の中ではそんなイメージが定着
しています^^
スポンサーリンク
『コタツが猫に占拠されている!』
『入る場所がない~』
『足が伸ばせない~』
『足入れたら噛まれた~』
などなど、『猫とこたつ事件』の
話を頻繁に耳にする季節になってきました!
ほんと猫はコタツが大好きですよね~。
ホットカーペットなども好きです
が、こたつの魅力は猫にとっては
特別なもののようです。
狭い場所に入るのが好きな猫の
習性+暖かい+薄暗い・・
寝場所に最適♪♪なのでしょう^^
こたつの中で幸せそうな愛猫の
寝顔を見るとこっちまで幸せに
なりますしね!
でも、ちょっと注意しなければ
いけないこともあります!
猫がこたつの中に長時間入りっぱな
しの状況で起こり得る問題がいくつ
かあります。
*低温やけど
*熱中症(脱水症状)
などになってしまう可能性も
あるのです。
スポンサー リンク
<低温やけど>
猫は概ね、40度以上の熱源に
長時間(3時間~)触れ続けている
ことにより低温やけどを起こす
可能性があります。
家庭で使われるこたつは、
大きさは、こたつの中の場所、
また設定にもよりますが、大体
35~40度ほどになります。
設定が強(高)などになっていれば
40度は超えるようです。
ですから、特に真ん中の熱源に
近い場所で長時間寝ていると
低温やけどになる可能性も十分に
あるのです。
熱くなったら出てくるだろう・・
と思ってしまいがちですが、
猫の場合は厚い毛皮を着ている
ようなものなので、熱さの伝わり
や感度は鈍い(遅い)のです。
そのため、気付かないうちに
低温やけどを起こしていた・・
なんてことも良くあります。
猫用のこたつは温度が低めに
設定されているようですが、
それでも熱源に近い位置だと
低温やけどを起こす場合もあるようです。

<熱中症(脱水症状)>
熱中症と言うと夏の暑い時期の
イメージですが、
こたつの中=常夏のビーチと
同じ気温です。
その中で猫は寝ている状態
ですので、熱中症になる可能性は
十分にあるのです。
猫は汗腺が足の裏(肉球)にしか
ないため、発汗によって体温調節
をすることができません。
そのため40度程度の空間に長く
入っていれば熱中症になります。
また、寝ている間は水を飲みに
行くこともしないため、熱中症に
なりやすくなります。
そして脱水を起こしてグッタリ
したり、よだれを垂らしたり、
歩けなくなったりなどの症状が
出ることもあります。

<低温やけどや熱中症を防ぐには?>
*こたつの温度設定は弱が基本
*2~3時間に1度くらいはスイッチ
をオフにして庫内の温度が上がり
すぎないようにする。
(またはコタツの中の空気を入れ替える)
*こたつから近いところに給水所
を準備しておく。
*基本的に飼い主さんが長く留守を
する場合には、こたつは付けない。

こたつも頻繁に人の出入りがある
ような場合は、それなりに温度も
下がりますし、猫さんの状態も
チェックできます。
ですが、猫だけが長時間入っている
場合には、上記のような方法で
こたつ内の状態のチェックが必要です。
特に高齢の猫さんの場合や何らかの
病気を抱えている猫さんの場合には
注意が必要です。
本来、猫はグータラ(?)無駄な動き
はしたがらない動物です。
寝ているところを邪魔しすぎるのも
ストレスにはなりますが、こたつの
中から長時間出てこない場合には
異変が起きていないかのチェック
は必要だと思われます。
ウチではこたつの温度も低く
設定してますし、頻繁にスイッチ
切ったりしてますが、それでも
熱くなるとのそのそと出てきて
波打ち際に打ち上げられたトドの
ように床に伸びて体を冷ましてます^^