サーバルキャットよりも
ペット向きで飼いやすい?と
言われ、ワイルドな猫好きに
人気なのがサバンナキャットです。
サバンナキャットは、1986年、
野生のサーバルキャットとシャム
猫(イエネコ)の交配によって誕生
し、品種確率のため繁殖が進められ
1966年にスタンダードが完成、
2001年にTICAで公認されました。
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<サバンナキャットとは>
サバンナキャットは、交配の過程
でサーバルキャットの入り具合い
(血の濃さ)によってF1~F7に分類
されています。
数字が小さい(F1~)ほど、サーバルの
血が濃いとされています。
そして、特定動物に指定され、
飼育許可が必要なのは、F1~F3の
サバンナキャットです。
(F1は希少で国内には数頭しか
いないようです)
出展:https://matome.naver.jp/odai/
F4~のサバンナキャットにおいては
特定動物にはならないため、許可は
いらず普通にペットとして飼える
ため、徐々に人気が出てきている
ようです。
<サバンナキャットの特徴>
サバンナキャットは野生の血の
濃さによって見た目や大きさも
変わってきます。
F1~F3のサバンナは見た目は
ほぼサーバルキャットのようで、
個体差はありますが、大きさも
サーバルと同等か少し小さいくらいです。
一般的なサバンナキャットの
平均的な大きさは、
体長50~80 cm
体高40-45 cm
体重6~13 kg
イエネコの2~3倍はありますね。
イエネコが入っているせいか
顔の表情は少し優しいイメージが
ありますね。
やはりサーバルの血が薄くなるほど
その風貌や性格もイエネコに近く
なるようです。
被毛は、サーバルと似ている
ブラウンスポテッドタビーの他、
シルバースポテッドタビーや
ブラックスモーク、ブラック
などが認められています。
サバンナキャットの寿命は
17~20年程度とされています。
メインクーンなど他の大型猫と
同じく成猫になるまで約3年ほど
かかります。
野生のサーバルキャットの血を
引いているため、獰猛な肉食獣
というイメージもありますが、
サバンナキャットはとても人懐こく
友好的、賢い猫です。
犬のような性格と愛嬌、知能の
高さで、飼うととても魅力的な
猫のようです。
ただし、運動能力もネコ科動物
らしく抜群ですし、体も大きな分、
遊んだりする歳にはそれなりに
注意が必要です。
(野生の血が濃いほど野性味は増し、
扱いにくい場合も)
イエネコと同じ感覚でいると
大怪我をする可能性もあります。
youtube krp700
ネコ科動物には珍しく、
水を怖がることなく、水遊びなど
も好きな子が多いようです。
これはサーバルキャットもそう
なのでその血を受け継いでいる
ようですね。
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<サバンナキャットを飼うには>
日本で購入、飼育を考える場合、
やはり飼いやすさも考えると
F3~F7クラスのサバンナキャット
を選ぶのが無難だと思います。
大きさにもよりますが、F3~F7
クラスであれば、さほどイエネコと
変わらずに飼育できると言えます。
猫用品なども大きな猫用、もしくは
犬用のもので間に合いますし、特別
なゲージなども必要ありません。
ただし、力も強く、ジャンプ力
も抜群ですから家の中はボロボロ
にはなりそうですから覚悟は必要
ですが。
また、狭い室内での飼育では
ストレスが溜まるため、十分な
広さの飼育環境が必要になります。
出展:https://matome.naver.jp/odai/
<サバンナキャットの価格、飼育費用は?>
サバンナキャットはF1~F7に
よって値段も大幅に変わってきます。
高額なのはやはりF1~で100~200万
程度、数字が低くなるほどお安くなります。
しかし、それでも普通の純血種の
猫に比べればお高く、数十万円は
するようです。
また、体が大きい分、食費も
かかりますし、野性の肉食獣の
血を引いているため、良質の
たんぱく質をしっかりと摂らせる
必要があります。
キャットフードもお安いもの
ではなく、最低でもプレミアム
クラスのものを与える必要があります。
ですから、通常のイエネコよりは
確実に飼育費用も倍程度はかかります。
出展:https://matome.naver.jp/odai/
<まとめ>
サバンナキャットは日本でも
ブリーダーが少しづつ増えて
きてますので国内での入手も可能です。
ただし、まだ歴史が浅い品種で
あり、同じサバンナでも見た目や
大きさも異なり、またF1~F7という
クラス分けもあることから、希望
するサバンナを入手するのはまだ
難しいようです。
しっかりと知識を持ったブリーダー
に相談、じっくり検討する必要が
あると思われます。
野生の血が濃いF1~F3クラスの
サバンナキャットをお望みの方は、
飼育許可や飼育法など基本的に
サーバルキャットと同じになるため、
飼育のハードルが高くなります。
