猫の鼻の横・・ヒゲが生えてる
部分は状況によってぷく~って
膨らみますよね!
なんだか顔が四角くなって
とても可愛い顔に見えるのですが
あれって一体なに?なんの意味が
あるのでしょうか?
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猫の鼻の両サイド、立派なおヒゲが
生えてる部分は通称・・
*ひげぶくろ
*ウイスカーパッド
*鼻タブ
などと呼ばれています。
もともとちょっとプクっとして
可愛いパーツですよね。
思わず噛み付いてしまいたいくらい^^
このおヒゲの生えている部分、
ひげぶくろは実はとっても重要な
役割を持っている器官なのです。
猫のヒゲはもともと優れた感覚器官
として猫の生活に役立っています。
鼻の横のヒゲが一番立派に見えて
目立ちますが、その他にも体中に
生えているんですよ。
猫のヒゲはあらゆる場面で好感度
センサーとして働き、また気分を
表すのにも役立ってます。
ヒゲの根元、いわゆる「ひげぶくろ」
の部分には感覚受容器がたくさん
あり外界の変化を感知するセンサー
として重要な役割を果たしています。
そしてヒゲの根元は血液などの液体
が溜まった袋状になっていて、ヒゲ
はそこにぷかっと浮いたような状態
で生えています。

ヒゲも猫さんによっては微妙に
カールしてたりクセがあったりで
可愛いですよね^^
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さて、本題の「ひげぶくろ」が
膨らむ件ですが、これは猫さんが
ヒゲを前方に倒したときに現れる
膨らみです。
そして猫さんがヒゲを前方に伸ばし
ている状態の時は、興奮していたり
何かに興味を持っている時です。
猫じゃらしなんかで遊んでいる
時などに良く見られる光景ですよね。
なんだかムキになってるような
表情に見えてつい笑っちゃうんですが^^
出展:http://grigrasha.blog53.fc2.com/
でも実はこのヒゲの状態は
ハンターとしての猫の生態を
表しているちょっと恐るべきもの
だったんですよ!
それは猫が狩りをするとき・・
獲物に飛びかかる時に近視を補う
ため、寸前にヒゲを前に向かって広げ、
ヒゲで感じる振動によって獲物の動き
を正確にキャッチし、逃げられない
ように素早くくわえ込むことができます。
さらに、獲物の息の根を止めるための
場所(首の脊椎の間)を瞬時に探り、
そこに噛み付くことができるのです。
これらの情報は、鼻周りのひげぶくろ
や口の横のヒゲの受容器から正確に
伝達されているのです。
つまり、猫がヒゲを前方に広げる
行為であるひげぶくろが膨らんだ
状態は獲物を瞬殺するため、獲物
の動きの情報を得ようとするため
のものなのです。
猫じゃらしやオモチャの息の根
を止めようとしているんですね^^;
今では可愛い愛玩動物としての猫・・
しかしその生態は、殺しに特化
した優れたハンターである肉食動物
なのです。
そしてその本能を今でも持ち続けて
いる動物だということですね。
やめて~っと思うかもしれませんが
それが猫という動物であり、また
我々が魅了されている猫の魅力でも
あるのです!
とても見えないが・・^^;
どっちかと言うと獲物側じゃない
かしら・・みたいなウチのトドです^^