猫の腎不全!CRE(クレアチニン)とBUNの数値で見るステージは?

飼い猫の死因のトップに
挙げられる猫の慢性腎不全。

 

初期症状はほとんどないため、
気付いたときには、進行して
いることが多い非常に厄介な
病気です。

 

急性腎不全の場合の多くは、
中毒や尿結石による尿路閉塞に
よって起き、これらは早期に適切
な治療を施せば、多くは治癒し、
元の正常な数値に戻り後遺症もない
ことがほとんどです。

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しかし、慢性腎不全の場合は、
気付かないうちに少しづつ進行
してきて、分かってから治療を
しても失われた腎機能は戻ること
はないのです。

 

残った腎臓、腎機能が残りの
寿命を決めるということになります。

 

つまり、残った腎臓をいかに大事に
保ち、機能の低下をゆっくりにする
かということが寿命を左右するのです。

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腎不全の検査は一般的には、
尿検査、血液検査で大体の進行具合
は分かります。

 

状況に応じて、レントゲンなどで
腎臓の大きさを確認することもあります。

 

 

腎臓の値として血液検査でメイン
で見られるのはBUNとCREです。

 

BUNは血液尿素窒素の値で、
血液中の尿素窒素を測定します。
簡単に言うと血液中にある毒素、
老廃物のことです。

 

つまりBUN値が高いということは
腎臓のろ過機能が衰え、オシッコ
として体外に排出するはずの老廃物
が排出できなくなり、血液中に残っ
ている状態のことです。

 

BUNの正常値は15~40mg/dl
ですが、これより高い数値が出る
ということは、腎臓の機能の
75%が失われた状態ということ
になります。

猫の腎不全でBUN測定不能の数値オーバー!その後の経過など!

 

ただし、BUNの数値は、
食べ物(高タンパク)や肝臓の状態、
また脱水の状態によっても影響
されるため、数値も上下すること
も多いため、腎機能の状態を見る
のに重要視されるのはCREの方です。

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CRE(クレアチニン)は、筋肉を
動かしたときにできる物質(老廃物)
で、こちらも腎臓の機能が正常で
あればオシッコと一緒に体外へ
排泄されます。

 

腎臓の機能が低下していると、
体外へ排泄されなくなり、血中の
CRE濃度が上がります。

 

血液検査でCREの数値が上がると
いうことは、BUNと同じように
腎機能の75%が失われた状態です。

 

そして、CREはBUNと違い、他の
影響を受けないためこちらの数字
が重要視されるのです。

 

ただし、筋肉の活動による老廃物
の値なので、もともと筋肉量の
多い活動的なオス猫などは比較的
高めに出る可能性もあります。

 

 

また、腎不全はその他の値、リン
や尿比重、血圧など総合的に見て
正確な状況を判断していく必要が
あります。

 

そのため、血中CRE濃度だけで
はその後の経過や余命も曖昧な
部分も多いとされています。

 

また、初めて腎不全と診断された
ときの数値がすでにステージ4で
あったとしてもそこで入院しての
点滴治療を集中的に行えばある
程度は数値が下がることもあります。

 

逆にずっと治療を行いつつ、
それでも少しづつ数値が悪くなって
いった場合にはそこからの回復は
難しいです。

 

一応、動物病院で腎臓病の重症度
判定に使われる
IRIS(国際獣医腎臓病研究グループ)
のステージ分類では以下のように
なっています。


(猫の数値です)

 

ただし、ステージ4でもある程度
元気で数年単位で生きる子も
いればステージ2から一気に進行
してしまう子もいます。

 

もちろんこれは治療による効果の
上がり方や飼い主さんのケアによる
ものが関係します。

 

また、その他の疾患の影響も
ありますし、年齢にもよります。

 

ですから、この数字、ステージ
だけで悲観することなく、
しっかりと他の検査もして
総合的に状況を知り、その後
の治療を見据えていくことが
大事です。

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病気が分かったときの状況にも
よりますが・・
なるべく長く生きさせたいと
思えば腎不全は長い闘いになります。
終わることのない闘いです。

 

終わるときは猫さんの最期という
ことです。

猫の腎不全の治療!入院が必要な場合とその費用について!

 

長くなってくると経済的負担も
精神的負担もかかってきます。
獣医師との信頼関係も大事です。

 

まずはしっかりと猫さんの状況を
把握し、腎不全という病気を知り、
その後の治療やケアのために、
自分がどこまでできるか?という
ことも踏まえ、獣医師と相談して
計画を立てることが重要です。

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