猫の皮膚の異変・・
あれっ?黒くなってる!
これ何!? 病気!?
などなど心配になることも
ありませんか?
頻繁にブラッシングしてあげたり、
撫でてあげたりコミュニケーション
を取っていると皮膚の異変には
比較的気付きやすいですね。
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猫の皮膚の異常で多いのは、
赤みや脱毛などの症状で、炎症を
起こしていたりする場合に良く
見られます。
赤みがあったり痒がっていたり
すると分かりやすいですよね・・
早めに病院に連れていきましょう。
そして、皮膚が黒いシミ状になって
いたり点々のようなものがあったり
黒いできもの?のような感じのもの
が見られることもあります。
これは一体なに?ということに
なりますよね。

<黒いシミや斑点状のもの>
猫も人間と同じく、年齢を重ねるに
つれ、「シミ」や「ほくろ」ができます。
シミと言っても黒いものであったり
茶色っぽいものであったりさまざま
ですが・・
目のフチや鼻、口周りなどの
粘膜の部分に比較的出やすい
ですが、お腹などにできることも
あります。
特に痒がったりの異常もなく、
皮膚と同じ粘膜でツルッとしていて
赤くなったり盛り上がったりして
いないものがシミということになります。
これは加齢に伴う変化なので、
特に病気と言うわけではなく、
正常なので問題ありません。
小さな点々のような感じに出る
場合もありますし、比較的目立つ
感じの大きさで出ることもあります。
また、何らかの皮膚の病気やケガ
などが治った跡としてもシミの
ような感じで残る場合もあります。
この場合、若い猫さんであれば
徐々に薄くなっていきますが、
高齢の猫さんの場合はそのまま
シミのように残ってしまうこと
もあります。

そのシミになっている部分の皮膚
があきらかに周りの皮膚と状態が
違うような場合は病気の可能性が
ありますので早めに病院に行きましょう。
またシミの出現は猫の被毛の色や
個体差によっても変わります。
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<黒い塊やできもの>
猫の体に黒いプツプツのような
ものがあり、それが皮膚に密着
しているのではなく、取れる
(落ちる)ような場合は、ニキビ
や虫(ノミの糞)の可能性があります。
猫に多い挫創と呼ばれるあご下の
ニキビ様のものは比較的多く
見られる症状です。
悪化すると炎症を起こして広範囲
にかさぶた状のようになり、
ポロポロと剥がれてきます。

また、腰の辺りから尻尾の付け根
にかけて、黒い点々のような粉状
のものがある場合は、ノミの寄生
によるノミ糞の可能性が高いです。
その他の状態として、皮膚そのもの
が黒い塊やできもののような感じに
なっている場合は皮膚の炎症や潰瘍
、腫瘍によるものが考えられます。
触ってみてあきらかに周りの皮膚
と違い、盛り上がっているような
場合、皮膚の質感が違う場合は
病院に行きましょう。
また、それと共に猫さんの様子を
良く観察してください。
その部位を気にしている様子は
ないか・・痒がってないか・・
など。
猫は皮膚にできる腫瘍(がん)が
多いです。

日頃から、常に猫さんの皮膚や
被毛の状態をチェックしておく
ことが大事ですね。