猫だらけだった江ノ島に猫がいない・・
少し前までは猫の島と言われた
江ノ島。
猫の島と言えば猫が多くいる島です。
当然、江ノ島にも猫がたくさんいた・・
猫目当ての観光客も多く訪れる
人気観光地の一つでしたよね。
スポンサーリンク
そんな江ノ島の猫が激減している
と言います。

そのきっかけとなったのが2012年
夏に起こったあの事件です。
覚えている方も多いと思いますが、
世間を騒がせた遠隔操作ウイルス
事件です。
パソコンにウイルスを仕掛け、
意図しない第三者が殺人などの
犯罪予告をするように仕向けた
事件ですね。
犯人が逮捕されるまで、4人もの
人が無実の罪で逮捕されるという
社会を混乱させた事件でした。
この犯人が江ノ島の野良猫の首輪
にSDカードを装着し、そこに
ヒントが隠されていると報道機関
などに予告し、実際にSDカードが
装着された猫が見つかりました。
出展:http://getnews.jp/archives/1482212
↑こちらが実際にSDカードが
装着されていた猫です。
首に付いているピンクの首輪が
押収されました。
こんな事件があって江ノ島の猫たち
も一躍有名になりました。
しかしその後・・
スポンサー リンク
江ノ島の猫たちが誘拐された!?
なんとこの事件後に猫の誘拐が多発
し、年々、猫の頭数が減ってきて
いるそうなんです!
事件によって、全国的に江ノ島が
猫の聖地、猫のパラダイスとして
知られるようになり、猫を連れ去る
人が増えたようなのです。
また、猫に対する虐待行為などを
する輩もいるとの噂もあります。
出展:http://getnews.jp/archives/1482212
もともと、江ノ島の猫たちは捨て猫
で、どんどん増えていったもので、
現在は島民たちみんなで世話をして
いるいわゆる「地域猫」たちです。
猫たちの食事代や避妊去勢手術代
などのために募金活動をするなど
して猫と共生してきた島です。
そして、常に多くの観光客が訪れる
ため、島の猫たちはみな人慣れして
いて警戒することもないため、すぐに
連れて行かれてしまうそうなんです。
その多くは夜中にやってきて誘拐
していくと住民の方は仰っています。
出展:http://matome.naver.jp/odai/2142452618992634101
誰がなんのために猫を連れ去って
いるのか定かではないですが、
地域住民みんなでお世話して
可愛がっている猫たちを勝手に
連れ去っていいわけがない。
せめて幸せに暮らしていると
思えればまだ救われますが・・
江ノ島では現在でも捨て猫が
後を絶たないそうですが、捨てら
れる猫より、連れ去られる猫の方が
多いとも言います。
そして、SDカードを装着されていた
猫は亡くなったということです。
しかし、その亡骸は見つかっていな
いようで、連れ去られた可能性も
あるのかもしれないですね・・
youtube iPod Style
かつては猫のオアシスと言われた
江ノ島・・そこにかつてのような
猫たちの賑わいは見られない・・
連れ去られた猫たちは今どこで
どうしているのか・・
そして相変わらず猫を捨てにくる
人間がたくさんいる・・という
現実をどう考えればいいのか・・
出展:http://getnews.jp/archives/1482212
この幸せな寝顔を守らないと・・
一生懸命生きている猫の生活を
邪魔する権利は誰にもない。
猫を捨てる人間は、自分に訪れる
はずの幸せを捨てているのと同じ
ことだ。
かわいそうな人間である。
紹介をありがとうございます
近く、江ノ島にネコ吟行に行こうと予定していましてが、この記事を読んで考えてしまいました。動物に関することには本当にいろんな問題がつきものですね。江ノ島に行くよりも地域猫に餌をやっていた方が良いかもしれないと思っています。
森園さま
こんにちは お便りありがとうございます!
ネコホスピタルの秋山です。
猫に優しくない人間が人に優しくできるわけがない。
猫に優しくない社会が人に優しい社会であるわけがない。
私の大好きな動物写真家の岩合光昭氏のお言葉です。
この空前の猫ブームは猫が人間社会に鳴らしてくれている警鐘なのかもしれませんね。
「ネコが幸せになれば、 人も幸せになり、地球も幸せになる」 早くそんな世の中になってほしいもんですわ。
秋山
秋山さん
お返事ありがとうございました
ブームというものは…..猫なんてもう古いなんて
そのうちなるのでしょうね。うまく利用して里親募集猫カフェのようなものが広く知らせ、軌道に乗せるなど、何か良いことを定着させたいですね。
岩合さんは猫だけでなくて本来動物写真家だそうで氏の撮影する動物写真は見事だと思います。見とれてしまうほどの作品が数々ありますね。
明後日計画してた江ノ島行きはやめました。10年前は猫たちとまったりとした時間を過ごすことのできる観光地でしたのに残念です。その時にはいくつか俳句が思い浮かんだのでまたと思いましたが、いないのでは仕方ありません。地元の地域猫達がこらから先長く愛されるように地道に応援していきます。