猫が海洋生物化するとき
ジメジメ、ムシムシと何かと
不快な季節になってきた・・
高温多湿の梅雨という時期は、
どうも体の調子も落ち着かず
ダルさや、無気力になるのは
人間だけではない。
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わが家の女王猫さまたちも、
この気候により、すでに猫という
生態を捨て去り、海洋生物化して
横たわる姿が頻繁に見られるよう
になってきた。。
これを「猫が落ちている」などと
良く言われるがうちの場合は、
どちらかと言うと行き倒れて
いる感がある・・
特に、太めの「うる」さんはもはや
トドにしか見えない肢体にて
行き倒れている・・
やはり、無駄に脂肪が付いていると
暑さも倍になると思われる。。
トドじゃないにゃっ byうる
猫は寒さよりも暑さに弱い?
ねこはコタツで丸くなる~♫などと
言う唄のフレーズがあるが、実は猫は
寒さより暑さに弱い動物なのだ。
猫は人間のように体全体で汗をかく
ことができない。
汗をかけるのは脚の裏のパット(肉球)だけだ。
さらに犬のように口を開けて
ハーハーすることもあまりしない。
そのため、暑いときには運動量、
食事量を減らして体温の上昇を
抑えるのだ。
それゆえ、この時期には猫さまたち
のグータラ度合いは増すわけだ。
猫の快適温度と湿度
猫が心地よいと感じる気温や湿度は
ほぼ人間と同じと言われ、個体差や
年齢によって違いはあるものの、
気温18~26℃
湿度40~60%
なのだ。
これを考えると猫にとっては
梅雨時期はさほど不快でもない
とも思われる。
しかし、温度や湿度は室内の環境に
よっても体感的には変わるわけで、
さらに毛皮と脂肪の量によっても
変化してくるものと思われる。
また、季節によっても体感温度は
大幅に変わってくるのだ。
標準体型の「ぽちゅ子」さんは、
冬場には湿気バリバリのお風呂が
好きで私がお風呂に入るとやって
来て気持ちよさそうに寝る。
猫は柔軟に環境に対応する
猫たちは人間のように
暑いだ~
寒いだ~
と文句を言わない変わりにしっかり
と自分で体のコントロールをして
いるわけだ。
だから寒いときは黙って丸くなり
暑いときはだら~んと伸びること
で静かに体温調節をする。
猫はもともと動作も静かであり
大人しい動物だ。
無駄なことに体力は使わない。
気温が上がってくると無駄な
体温上昇を避けるため、海洋生物と
化して行き倒れることで乗り切る。
一番エコな方法なのだ。
しかし、見ているこっちまでやる気
が失せるのは困るが・・
まぁ 平和なのどかな光景という
ことか・・
ただし、真夏には室内でも熱中症
の危険があるため、しっかりと
海洋生物の観察をしていかないと。
古くから猫は、
「人には計り知れない神聖なる霊力
を秘めたもの。神仏の世界にも通ずる
不思議な力を持つもの」
として受容されてきた。
しかし現在では、
「真正なる脂肪を秘めた海洋生物の
世界にも通ずる不思議な肉体を持つ
もの」
となってしまった。
だからトドじゃないにゃっ!