留守がちな家庭で猫を飼うには?
猫は長い時間の留守番も大丈夫
だし、散歩も必要なく、犬と比べて
飼うのが楽・・だと言う評判を得ていますね。
これが猫ブームにもつながって
いるようですが・・
しかし、これは間違いです。
確かに犬と比べれば飼育の仕方に
多少の違いはあります。
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それは根本的に犬と猫ではまったく
違う生き物だからです。
猫を飼うのは楽だという考え方は
猫に対して失礼です!
猫だって寂しがるし、甘えんぼだし
神経質だし、ストレス溜めやすいん
です!(個体差もありますが^^;)
ただ、猫は犬のように感情を表に
出すことがあまりないだけです。
それは、猫の野生時代からの本能
であり、生き方だからです。
でも大丈夫!
猫もちゃんとした飼い方をすれば
共働きや一人暮らしで留守の時間が
長くても幸せにしてあげられます。
今回は日中留守にする時間が長い
ご家庭でも猫さんが快適にお留守番
できるための対策をご紹介します!
室内環境を整える
<キャットタワー>
猫は上下運動がメインになるので
高いところに登れる環境が必要です。
また、高いところは猫に安心感
を与えたり、くつろぐスペース
にもなりますのでそのような環境
がない室内であればキャットタワー
を用意してあげましょう。
<トイレ>
そして留守が長い場合には、
おトイレは2つ(1匹あたり)は
用意してあげましょう。
トイレ環境は猫にとって非常に
大事です。
猫はキレイ好きです。
排泄物が溜まったトイレでは
用を足すのを嫌がる猫さんも多いです。
このような状態になり、ストレス
が溜まるとトイレ以外の場所での
排尿や排泄などの行動が起こります。
<爪とぎ>
爪とぎはキャットタワーなどと
一緒になっているものもありますが
できれば2ヶ所ほど置いてあげると
いいですね(部屋の広さにもよる)
そして、猫は爪とぎにも好みが
あり、気に入らない場合は使わない
こともあります。
何種類か用意して好みのものを
用意してあげるようにしましょう。
<室温管理>
季節によって、部屋の温度管理は
重要です。
特に夏場などには室内の猫さんでも
熱中症になることがあります。
地域や住まいにもよりますが、
日中留守の場合はエアコンは
付けっぱなしが安心ですね。
温度は27~28℃くらいの設定で大丈夫です。

猫は実は寒さよりも暑さに弱い動物です。
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食事やお水
これは留守の時間や猫の年齢や状態に
もよりますが、子猫の場合などはまだ
食事も複数回必要ですのでできれば
自動給餌器などを利用するのが良いでしょう。
出かける時に多めに入れておくと
言うのもありますが、常にダラダラ
食いをさせるよりも、きちんと回数を
分けたほうが猫さんの体にとってはいいです。
また、成猫の場合でもできれば留守中
の間に一回ほどは少し食事はあげた
方がいいと思います。
猫は胃が小さいので一度に多くの
量の食事をとれません。
少量ずつ複数回に分けて与えるのが
良いと言われています。
自動給餌器もいろいろなタイプが
ありますので用途にあったものを
選ぶと良いと思います。

そして食事の質がとっても大事!

そしてお水ですがこれも自動給水器
がオススメです。
もちろん食器にたっぷり入れて
あげて2ヶ所くらいに置いてあげて
もいいのですが、水を循環させる
給水器の方が猫はたっぷりお水を
飲んでくれます。
流れる感じの水の方が、猫の本能的
に好みのようです。
猫はもともと水分摂取が少ない動物
で、それゆえの泌尿器疾患や腎不全
などが好発する動物ですので、お水
はなるべく多く飲ませるように考えましょう。
<オモチャ>
留守中の退屈しのぎに最適なのが
キャットフードやおやつなどを
仕込んで、遊びながら少しづつ
食べれるようなオモチャです。
これはけっこう猫さんも遊びますし
オヤツにもなるので日中留守する
ときにはいいですよ!

普通のオモチャだと見ている
ことができないときには、食べて
しまうこともあるので、モノに
よっては胃や腸に詰まったりと
危険です。
(特に遊び盛りの子猫や若い猫の場合)
ですから、猫じゃらしなどの
オモチャは帰ってから飼い主さんが
たっぷりと一緒に遊んであげてください♪
可愛い猫ちゃんが待っていると
思うと急いで帰りたくなりますよね^^
でも猫ちゃんが出迎えてくれると
疲れも吹き飛ぶんですよね^^
帰ったらた~っぷりと可愛がって
甘えさせて遊んであげてくださいね!
また、その日1日、食事の食べ残し
やオシッコ、ウンチなど異常がない
かのチェックも忘れずに!