猫のニュース・エンタメ

猫のホルモン異常にキャットフードとハウスダストが関連?

猫の甲状腺機能障害?

 

飼い猫の血中から高濃度の残留性
有機汚染物質を検出!
甲状腺ホルモンへの影響も初めて確認した!

 

というニュースを見てビックリ
しました。

 

この研究を発表したのは、
愛媛大の野見山桂(のみやまけい)
准教授らのグループということです。

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この問題の有機物質は
ポリ臭素化ジフェニルエーテル
PBDEsと呼ばれるものです。

 

PBDEsとは?

 

PBDEsは難燃剤として広く
使われています。

 

同じ臭素系難燃剤であるポリ臭化
ビフェニル(PBB)よりも毒性が低く
難燃効果の高いことから、プラス
チック製品などに多く使われています。

 

毒性は低く、発がん性も極めて弱い
とされています。

 

ただし、近年PBDEsの海洋汚染や
大気汚染が指摘され、その汚染実態
の解明が急務ともされています。

 

そしてこのPBDEsが血中の
甲状腺ホルモン濃度を低下させる
作用があることが報告されています。

 

 

猫とPBDEs

 

さて、このたび発表された内容
によると飼い猫の血中からこの
PBDEsが高濃度で検出され、
甲状腺ホルモンへの影響も確認
されたとの事です。

 

その濃度はヒトの血清と比べて
数倍~数十倍だったとのことです。

また、PBDEsの濃度が高いほど
甲状腺ホルモンが少ない傾向
確認されたようです。

 

そして同様に犬の血清も調べたが
PBDEsは検出されなかったとのことです。

 

なぜ猫にそのような事態が起こって
いるのか?

 

PBDEs自体は非常に幅広く使われて
いて、さまざまな状況で体の中に
取り込まれます。

 

それは猫も人間も犬でも同じだと
思われます。

 

野見山准教授の見解によると、
猫は体内に取り込まれたPBDEsを
体外に排出する力が弱い特有の
性質があるそうです。

 

そのため体内に蓄積されたPBDEs
によって甲状腺機能に影響を与えて
いると言うことのようです。

 

そして猫は体を舐めるグルーミング
により体に付いたPBDEsの含まれる
空気中の物質やハウスダストを体内
に取り込んでいます。

 

そしてもう一つはキャットフードから
体内に取り入れているそうです。

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キャットフードが猫を病気にする?尿石症や腎不全などの関連は?

日本国内の主要な30種のキャット
フードを検査したところによると
天然のPBDEsが高い濃度で発見されたそうです。

 

そしてカツオやマグロを原料とする
ものほど高く、ドライフードより
ウェットフードの方が高いという
結果が出たようです。

 

これはやはり指摘されている
PBDEsの海洋汚染が広がっている
ということなのでしょうか。

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猫の甲状腺機能低下症

 

猫の甲状腺異常の病気は比較的
ポピュラーで特に高齢猫に多く見られます。

 

しかしその多くは甲状腺機能亢進症
なのです。

 

甲状腺機能亢進症
甲状腺機能低下症は同じ甲状腺の
機能障害によって引き起こされる
ものですが、この2つはいわゆる
間逆の原因によって引き起こされます。

 

病名の通りですが、亢進症は、
甲状腺ホルモンが過剰に分泌される
ことにより起こる病気です。

 

逆に低下症甲状腺ホルモンの働きが
落ちることにより、足りなくなる病気です。

 

そして、猫に多く見られる甲状腺
の病気甲状腺機能亢進症であり
甲状腺機能低下症猫では非常に
とされています。(今までは)

 

実際、犬では割と多いですが猫では
あまり聞かないですね。

 

PBDEsの文献でもホルモン濃度の
低下とされていますし、今回の
野見山准教授の発表でもホルモン
少ない傾向・・とされています。

 

これはどういうことなんだろう・・
これから甲状腺機能低下症の猫が
増えてくるのだろうか・・

 

今後の研究結果を待つしかないようですね。

 

甲状腺機能低下症の主な症状と
しては、まず皮膚の異常が多く見られます。

 

脱毛や皮膚炎、脂漏症など。
また、体がむくんでいるような
変化が見られます。

その他、体温が低くなったり、
血圧や心拍数も落ちるため
動かなくなったり元気がなくなったりします。

 

甲状腺機能の検査

 

甲状腺ホルモンの検査は血液検査
で分かります。

 

ただし、ほとんどの動物病院で
この検査は外注検査となります。

 

良く行われる定期検査の血液検査
は主に貧血、血漿タンパク、白血球
などの一般検査と肝臓・腎臓・血糖値
などを調べる生化学検査です。

 

これらの検査はほとんどの動物病院
で検査機器を設置していますので
すぐに分かります。
しかし甲状腺ホルモン値を調べる
機械を置いている病院はほとんど
ないため外注検査となるのです。

 

ですから、通常は甲状腺の異常が
疑われる症状がないとこの検査は
行われません。

 

猫の場合は、病気の早期発見が
難しいため、高齢になればなるほど
定期的な血液検査が必要なのですが
今後は甲状腺の機能も毎回検査する
ようになるのかな・・?

などと今回のニュースを知って
考えてしまいました。

 

ただ、甲状腺機能障害は亢進症に
しろ低下症にしろ飲み薬で対処できます。

 

また、亢進症に関しては専用の
療法食もありますのでそれを
食べれば飲み薬が不要な場合もあります。

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すぐに命に関わるような病気では
ないのがせめてもの救いですが、
環境中の汚染物質や海洋汚染による
魚などの食料への被害が猫にも影響
してきていることに不安を覚えますね。

 

今後の研究結果を注意して見守って
いこうと思います。

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