メニュー
子猫の飼育環境で大切なこと!
猫さんを飼うときには、周りの
環境に目を配ることが大事です。
子猫の成長期に適した環境を
作ってあげることは、その後の
私たちとの生活や、その猫さん
の一生に大きく影響してきます。
人間の子供でも、成長期に受ける
影響はその後の人生に大きく
関わってきますよね。
猫さんも同じです。
スポンサーリンク
特に猫さんの場合は、
私たち人間よりも寿命が短いため
私たちの5倍の速さで歳をとっていきます。
特に成長期にいたっては20倍の速さですね。
そんな短い期間をいかに、
心身ともに健やかに成長させる
ことができるかが大事なのです!
では、子猫にとって、
良い飼育環境とはどのような
ものなのでしょうか・・
<衛生的な環境>
子猫は、小さいうちはまだ、
体力もなく、免疫力も弱いです。
そんな時期に不衛生な環境で
生活していると、すぐに皮膚病
や下痢などの病気になって
しまうこともあります。
ですから生活環境を常に清潔
にすることはもちろん、飼い主
さんが常に掃除やケアの
しやすい環境作りを整えることが大事です。
子猫が長く過ごすベッドや
毛布などの敷物、食器やトイレ
なども常にきれいにすることを
心がけましょう。
<危険のない環境>
子猫はとにかく、好奇心が旺盛です。
何にでも興味を持ち、
飛びかかったり、噛み付いて
みたり、口に入れてみようとします。
また、びっくりするような
行動をとって驚かせることもしばしばです。
まぁそこがかわいいところでもあるんですけどね。
しかし、万が一の事故などは
未然に防がなくてはいけません。
そのため、危険なものは極力排除
するよことが大事です。
・コンセントや電気コードなど
感電の危険性のあるものはなるべく
隠すような配慮をする。
・タバコの吸殻など、中毒性の
あるものは、子猫の生活環境には置かない。
・お風呂やトイレなどたまり水
のある、溺れる可能性のある場所
へは行かせない。
・窓や扉など挟んだり落下したり
する危険のある場所には行かせない。
猫は抜群の身体能力を持って
いるため、自分で登ったりできる
範囲であれば、それほど危険では
ないですが、子猫のうちはある
程度の注意が必要です。
などなど、おウチの中を、
猫さん目線で考えてチェック
しておくことが重要です。
<健全な成長を促す>
子猫はあっという間に
グングンと成長し、大きくなっていきます。
そのため、成長に必要な栄養素
がしっかりと入った、バランス
の取れた良質なキャットフード
を与える必要があります。
人間の体もそうですが、
猫の体も食べたものから作られます。
さまざまな子猫用のキャット
フードが販売されていますが、
実際に猫の体の健康のことを
考えて作られているフードは
まだまだ少ないのが現状です。
安すぎるキャットフードは、
粗悪な材料しか使われていません。
中身のしっかりした良質な
キャットフードは価格もそれなりにします。
パッケージの謳い文句に
騙されないようにしっかりと
吟味して選びましょう。

また、健全な成長にもう一つ
大事なものは、適度な運動です。
猫の場合は、上下運動が大事です
ので、安全に登れるところや
スペースを作ってあげましょう。
難しいようであれば、キャットタワー
などを購入するのがいいですね。
スポンサー リンク
<社会性を身に付けさせる>
猫は、犬と違い、神経質でデリケートです。
そのため、慣れないものに対して
過剰に反応しすぎたり、恐怖や
不安を感じることが多くあります。
しかし、子猫のうちからある
程度いろいろなことを経験させ、
さまざまな環境に慣れさせておく
と、大人になってからも、神経質
になりすぎず、ストレスをあまり
抱えることなく精神的な安定を
もたらすことができます。
いろいろな人と接したり、
大きな音や声などに慣れさせておくといいですね。
しかし、もともとの猫の性格も
ありますので、あまり過剰に怖がる
ような場合などは、注意してくださいね。
少しづつ、慣れさせる感じでやってみましょう。
<過ごしやすい環境>
子猫のうちは体温調節機能がまだ
未熟なため、室内の温度管理や
湿度管理はとても重要です。
季節にもよりますが、子猫が
快適に過ごせる
温度は20℃~26℃くらい
湿度は40%~60%くらい
とされています。
猫さんは基本的に私たちの
足元(床に近いところ)にいること
が多いですので、そこも少し配慮
して温度設定をしてあげる必要が
あります。
また、日光浴も大事です。
猫さんが自由に行き来できる、
陽のあたる心地よい場所を
作っておいてあげましょう。
<飼い主(家族)とのコミュニケーション>
子猫は、早くに母猫や兄弟猫と
離されていることがほとんどです。
普通であれば、まだ母猫に甘え、
兄弟猫と遊んで過ごしている時期です。
ですから、なるべく独りぼっちに
させないで、誰かが一緒にいて
あげる時間を長く取るように
しましょう。
そして、常に飼い主や家族が
見えるところに子猫の生活環境
を作ってあげることが大切です。
そうすることで、猫さんと家族
との絆が深まります。
家族の一員として迎え入れた
からには、常に家族の存在を
感じさせてあげることが大事です。

いかがでしたか?
子猫さんの飼育環境で大切なことを
ちゃんと考えて実行すれば、
猫さんは、すっと私たちの生活に
入ってきてくれます。
そうすれば、いつまでも仲良く
楽しく健全に家族の一員として
暮らしていくことができるようになりますよ♪
15年近く、共に生活をしていく
可愛い相棒です♪
お互いが幸せな良い関係を維持
できるように、ぜひ子猫のうちから
飼育環境に気を配ってあげましょう!