猫の鳴き声に隠された真実とは?
猫と言えば「ニャーッ」ですね。
ニャーニャー鳴いて何かを訴えているイメージ。
でも、この鳴き声は、
実は猫同士ではあまり
使われることはないのです。
猫同士の場合、母猫と子猫の
交流や、威嚇や警戒などの
シグナルとして鳴くことはあります。
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しかし、成猫同士の場合では、
耳の動きや姿勢、しぐさなどの
ボディランゲージで確認し合うこと
の方が多いのです。
つまり、猫の「ニャー」という
鳴き方は、人間に向けて発せられる
猫の訴え(要求)ということです。
そして、アメリカの研究者に
よると、猫は人間にしか使わない
鳴き声で飼い主の行動を促していると!
まずはこちらをご覧下さい。
by BBC News Japan
猫がさまざまな声を使い分け、
喉を鳴らすことが飼い主の注意を
引くと学習している!
と言うことですね。
つまり、さまざまな鳴き声(鳴き方)
を使い分け、
人間に要求を伝える→人間が要求を聞く
というふうにして、猫は人間を
しつけている!わけです。
賢いですね~ww
さすが「お猫さま」なんて猫の
飼い主は思うでしょう^^

もちろん、個体差はありますよね。
よく鳴くおしゃべりな猫も
いますし、あまり鳴かないおとなしめの猫も。。
また、人間と一緒で元の声質の
違いもありますが。
では一般的にどのような鳴き声
で猫は人間に要求を伝えているのでしょうか・・
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鳴き声(鳴き方)で分かる猫の気持ち
猫の鳴き声の種類はさまざまです。
基本的に、甘えや要求・危険を
知らせるときなどは高い声で、
威嚇や警戒をしているときは低め
の声になると言われます。
✩<にゃっ><にゃおっ>
名前を呼ばれたときの相槌や、
親しい相手へのあいさつなどで、
ご機嫌さんのとき。
✩<にゃーん><にゃおーん>
おねだりする時やかまって
欲しい時などで、自分に注意を
向けさせるときの鳴き声。
内容や状況に応じて微妙に鳴き方
を変化させる高等技を使う。
✩<グルル><チャー><チーチー>
舌を転がすような細かい鳴き方。
母猫が子猫を呼んだり、相手が
近づくことを促したりする。
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✩<ミューミュー><むにゃむにゃ>
口を閉じた状態で発せられる
くぐもった声。
つぶやき。
✩<ワオーン><ウァーン>
低くて長く続くうめき声。
毛玉などなにかを吐くときなど
に聞かれる。
✩<ンギャー><ミャーオー!>
大きくて高いキンキン声や
しわがれ声。
不安や強い恐怖心、パニック状態、
苦痛があるときなどに出す。
警戒や威嚇のシグナル。
発情期のメスでも似たような声が聞かれる。
✩<キィィィー><キャアアア>
とても甲高くて大きい声。
激しい痛みに対する叫び声。
交尾後のメスでも聞かれる。
✩<ウウウウ~><ングゥゥ>
喉から絞り出すような低音の
うなり声。
相手に対して恐怖心や敵対心を
感じていることを示す警戒のシグナル。
✩<フーッ><シャーッ><ペッ><カッ>
近づいてくる相手に、口を大きく
開けて歯をむき出しながら発する
声で強い恐怖や怒りを感じている
ときに出す威嚇や警戒のシグナル。
この警告を無視して近づくと、
猫パンチなどで攻撃してくる。
✩<カッカッカッカッ><カチカチカチ>
歯をカチカチと鳴らす歯ぎしりの
ような奇妙な鳴き方。
窓から鳥を見ているときなど、
獲物に手が届きそうで届かない、
歯がゆい思いから出る声。
✩<グルグル><ゴロゴロ>
のどを鳴らす音。
甘え、安心、リラックスなど相手
に悪意がないときに聞かれる。
相手をなぐさめる時、自分の
気持ちを落ち着かせる時、具合
が悪いときなどに発することもある。
いかがでしたか~?
なんと猫は16種類以上の鳴き声を
使い分けているんだそうですよ。
声だけでなく動きや顔の表情を
見ていればなんとなく理解できるようになりますよね。
これからも私たち愛猫家の人間は、
猫にたくさんしつけられて、猫語
を覚えていかなければなりませんねっ!