猫の病気

猫の網膜変性症の原因や症状と治療法は?徐々に視力が失われる!

 

猫の網膜変性症って?

 

目の奥にある網膜という部分が
変性してしまい、徐々に視力が
落ちてしまう病気です。

 

先天性(遺伝)により起きたり、
後天性の状況で発症することもあります。

 

症状が進行すると徐々に視力を
失っていき、常に瞳孔が開きっぱなし
になったり、失明する場合もあります。

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こちらでは、猫の網膜変性症について
原因や症状、治療法などをまとめて
みましたので参考にしてください。

 

<症状について>

 

網膜は、眼球を覆う一番内側の透明な膜で
色の判別や、明るい場所、暗い場所の
判別
をするといった機能を果たしている
最も重要な部分です。

 

この網膜が変性していくことで、
段々と視力が落ちて目が見えなくなったり、
涙が多く出てきた
りする
症状が現れます。

 

そのため、網膜の変性が進むにつれ、

*部屋の中で物にぶつかる

*歩くスピードがゆっくりになる

*部屋の隅っこや端を歩く

*動くものを見ても反応が遅い

*おもちゃでうまく遊べない・遊ばない

*急に触れようとすると怯える・ビックリする

などのさまざまな行動変化がみられる
ようになります。

目そのものは、涙が増えたりなどが
なければ見て変わる異常はほとんど
現れないため、行動の異変で気付く
ことが多いです。

 

目で分かる異常とすれば、

*普段より光っている

明るい場所でも瞳孔が開いた状態

などになっている場合も網膜変性症を
発症している可能性が考えられます。

 

<原因について>

 

代表的な原因は先天性遺伝によるもので、
進行性網膜萎縮症と呼ばれています。

 

品種としては、シャムアビシニアン
ペルシャなどの猫種で多く報告があります。

 

進行性網膜萎縮症は、子猫のとき
にはまだ目は見えていますが、
少しずつ視力が衰えていき、
2~4歳頃までには完全に視力を失ってしまいます。

 

しかし、急に目が見えなくなるわけでは
なく、少しずつなのでその状況に猫は
慣れていくため、普段と変わりなく生活
することが多いため、飼い主さんも症状に
気付くのが遅れてしまうことも多いです。

 

特に猫は、視覚以外の感覚器官も
優れているため、慣れた生活空間で
あれば失った視覚をカバーすることも
難しいことではありません。

 

後天性で発症する場合の原因の多くは
タウリンとよばれるアミノ酸の不足状態
からおこります。
(猫は体内でのタウリンの合成能力が
低いが、タウリンの必要量が多いため
食事内容によっては不足が起こりやすい)

 

またその他、

*他の目の病気によるもの(緑内障や網膜炎など)

*薬剤などの誤飲による中毒

腎不全による全身性高血圧

などが原因になって発症することもあります。

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<治療法について>

 

残念ながら、先天性(遺伝)
進行性網膜萎縮症の場合は、その
進行を抑えることはできません。
また、治療法もありません。

 

後天性のタウリン不足による
網膜萎縮症の場合は、タウリンを投与、
またはタウリンの必要量が十分に配合
された良質なキャット
フードを与える
こと
進行を抑制する
ことはできます。

 

また、他の病気から、二次的に
引き起こされた
網膜変性の場合は、
その病気の治療を行うことで

網膜変性症の進行を抑制することが
可能な場合もあります。

 

しかし、いずれの場合もいったん
変性してしまった
網膜自体を元に
戻す有効な治療方法は現在のところ

ありません。

 

ですから、治療はあくまでも
それ以上の進行を抑制して視覚を
完全に失わないようするために行う
ようになります。

猫の赤い目やには病気?正常な目やにとの違いや見分け方は?

<予防法や進行抑制について>

 

日々の食事(キャットフード)は
非常に重要です。

 

私たち人間もそうですが、
体は食べたものから作られます。

 

猫に必要な栄養素がしっかりと
バランス良く配合された良質の
キャットフード(総合栄養食)
を与える
ようにしましょう。

 

市販のキャットフードでは、
猫に必要な栄養バランスの取れて
いない品質の悪い物も多くあります。
特に激安のキャットフードは厳禁です!

 

そのようなフードでは、網膜変性症
だけではなく、その他、さまざまな疾病
の原因になります。

ws000009愛猫を病気にさせない!健康で長生きできるキャットフード!

 

また、他の目の病気や、腎不全など
から網膜に異常が生じることもある
ため、普段から、猫さんの様子を良く
観察してちょっとした異変も見逃さない
ようにしてあげてくださいね。

 

また、猫の目の疾患の多くに関連する
のは、ウイルス疾患です。
ヘルペスやカリシウイルスなど)

 

これらのウイルス疾患は、
ワクチン(3種〜5種混合)で予防できます
ので予防できる病気はすべて予防する!
ことも大事ですね。

 

そして、前述したように猫の視覚の
変化は、飼い主さんでは気付きにくい
ことが多いです。

 

しかし、先天性のものでない限りは
いかに早期に進行抑制のための治療を
行うかで、完全な失明を防ぐことも
可能になってきます。

 

そのためには、定期的な健康診断
などで病気の早期発見・早期治療を
心がけましょう!

 

また、先天性の場合などでも
視覚が不自由になっても生活に支障が
ないように危なくないように室内環境
を整えてあげることも大事になってきます。

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