猫の尿石症・尿毒症の原因や症状と治療や費用、予後など!

尿石症から急性腎不全に?

 

猫に多い病気の一つに尿路結石症
があります。

 

腎臓や尿管、膀胱に結石ができる
病気でこの結石が尿道につまり、
尿道を閉塞、オシッコの排泄が
できなくなることで、
尿毒症急性腎不全となります。

 

代表的な結石の種類としては、
ストルバイト
シュウ酸カルシウム
ですが、猫の場合は多くが
ストルバイト」です。

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ストルバイト結石」は、
尿がアルカリ性に傾くことでできます。

 

逆に酸性に傾くことでできるのが
「シュウ酸カルシウム」
となります。

 

結石ができる原因は、尿の中の
ミネラル成分が増えたり、
尿のPHバランスが崩れたり
することや、もとの体質も関係する
と言われています。

 

猫はもともと水をあまり飲まない
ので、その分、オシッコの濃度が濃く
なる
ので、尿路疾患が多いというのも
あります。

 

<原因について>

 

ストルバイト結石の一番の原因は、
やはり食事ですね。

 

市販されている国内のキャット
フードには質の悪いものも多く含まれます。

 

日本にはペットフードを規制する
公的な機関
が存在しない
ため、
野放し状態なんです。
原材料なんて見ても無意味ですしね。

 

都合の悪いモノは明記しないんです。
添加物の規制もないため、入れたい放題。

 

要は猫の健康のことよりも、
食いつきを良くするために大量の添加物を入れる。

 

安く売るために質の悪いものを使う。
なんてことがまかり通るわけです。

 

そんなもの食べさせられて、
猫が健康に育つわけがないですよね。

キャットフードが猫を病気にする?尿石症や腎不全などの関連は?

 

もちろんドッグフードもしかりです。

 

これだけペットとして飼われる
犬や猫が増えてきて、
ペット産業は1兆円!とも言われている日本。

実はこんなおそまつな現状があるのです。

 

言いだしたらキリがないので
まぁ キャットフードの件に
ついてはまた次の機会に。。

 

そしてそんな粗悪なキャットフード
を食べ続けることによって
尿石症や他の疾患にもつながって
くるわけです。

 

その他、元の体質や飲水量、ストレスに
よるものなどが関係してくることも
ありますが、多くの場合は食事やおやつ
が原因となります。

 

<症状や見て分かる変化など>

 

尿石症は、進行度合いによって
症状も違いますが、初期異常
分かるとすれば
血尿やオシッコの回数が増えることです。

 

これはいわゆる膀胱炎の症状で、
膀胱内にできた結石が刺激に
なり炎症を起こします。

 

この時点で気が付けば、
初期ですので治療も楽にすみます。

 

膀胱炎が治っても尿石専用の
療法食
はしばらく続けることに
なりますが。

 

治ったからと言ってもとの
フードに戻すことは厳禁ですよ!
同じことの繰り返しになりますからね。

猫の尿路結石の治療,ケアにおすすめのキャットフードまとめ!

 

症状が進んで、頻繁にトイレに
行くのにオシッコが出ていない
ような場合は、危険ですので早め
に受診してくださいね。

 

猫さんが1頭だけの場合は
トイレのチェックをしていれば
発見は容易ですが、複数飼育
場合は難しくなりますので、
注意が必要です!

 

結石が尿道を塞いで尿閉塞になって
いる場合は尿道の結石を取り除いて
一刻も早く、オシッコを体外に出し
てやる処置
が必要となってきます。

緊急を要するものです。

 

特にオス猫は要注意です。

オス猫は尿道が細くて長いので
詰まりやすいのです。

 

逆にメス猫は尿道が太くて短い
ので尿石ができても詰まることは
あまりないです。

 

尿道閉塞になるころには、
膀胱炎の症状だけでなく、
食欲不振嘔吐、トイレで踏ん張り
ながら変な声で鳴いたりなどの
症状が見られることが多いです。

 

結石が詰まりかけながらも少しづつ
でもオシッコが出ていればすぐには
尿毒症とはいきませんが、
完全閉塞している場合は命に関わります

 

オシッコが丸2日出ない
助かりません。

 

完全閉塞かそうでないかの判断は
飼い主さんには難しいので、
自己判断はせず、とにかくすぐに病院へ!!

 

ここからは尿道閉塞の治療と、
尿毒症になっていないか?などの
検査などに進みます。

 

場合によっては入院などの措置
とられることもしばしば・・。

 

こうなってくると、猫ちゃんの容態
ももちろんですが、治療費の方も
心配になってきますよね。

 

<尿石症の治療について>

 

まず治療としては、尿検査の結果に
よりますが、細菌や血が混ざって
いたりすると抗生物質で治療します。

 

ストルバイト結石が見つかれば
ストルバイト結石専用の療法食
食べさせることになります。

 

初期で、軽くすめばお薬と専用の
キャットフードだけで大丈夫です。

 

お薬は、オシッコの状態が良く
なればやめれますが(通常2~3
週間)キャットフードはしばらく
継続となります。
(療法食の種類にもよりますが、数ヶ月
単位での継続〜またずっと療法食で維持
となることも)

 

<最初の治療費について>

 

治療費としては、もちろん地域や
病院により大幅な開きがありますが
一般的な目安として・・

・初診料(再診・診察料)
500円~3.000円

・処置(圧迫排尿)
500円~1.500円

・尿検査
1.500円~3.000円

・抗生物質
内服薬(一週間分目安)
1.000円~2.000円
・注射(一回分1本あたり)
1,000円~2.000円
2.000円~5.000円

抗生物質は、飲み薬注射があります。

 

また薬が飲めないネコさん用に
注射1本で一週間ほど効果が続く抗生剤
などもあります。

 

治療費はオシッコの状態や
その病院の獣医師の考えによっても異なります。

 

また、抗生物質も2種類使う場合
もあるため、初回の料金は少し開き
が出ると思いますが。

 

あとは、ネコさんの体重によっても
多少変わりますね。

 

・結石専用キャットフード(療法食)
メーカーによって違いますが
一般的なのが
ヒルズのs/d
ロイヤルカナンのphコントロール

です。

 

金額的にはドライフード500gで
1.500円前後となります。

 

療法食のお値段については、
どこの病院でも価格はほぼ
変わらないと思います。

 

まずは食べるかどうか?
(食べてもらわないと困りますが)
もありますので500gの
サイズを購入でいいと思います。

 

その後、食べるようなら
もっと大きなサイズもあるので
そちらにすると少しお得ですね。

 

ドライフード派が断然多いですが
缶詰タイプもありますので、
ネコさんのお好みに合わせて。

 

いずれにしろ
療法食はしばらくは続けること
になります。

 

状態が落ち着いていても
定期的に尿検査を行い
獣医師の支持に従って続けて
いきましょう。

 

<その後の通院について>

 

だいたいは一週間後に再診となり、
尿検査をしてオシッコの状態
確認します。

 

早ければ一週間で血が止まって
いたり、良くなっている場合もあります。

結石はそんなに早くはなくならない
ですが・・

 

その場合はお薬はやめて
療法食の継続だけで1ヶ月程度は
様子見となると思います。

 

そして1ヶ月後に尿検査という
流れが一般的かと。

 

療法食は数ヶ月~数年にわたって
続けるのが普通ですね。

 

もし一般のキャットフードに
戻すとしても、獣医師が推奨する
中身のしっかりしたものでないと
ダメです。

 

もとのキャットフードに戻すのは
厳禁!です。

 

再発しますよ!

 

落ち着いてもネコさんの
オシッコの状態は常に気にかける
ようにしてくださいね!

 

<オシッコを取る方法について>

 

オシッコは自宅でとることができれば
それを持っていくと良いのですが。

 

猫砂に染み込んだりしたものでは
ダメなので、猫さんがオシッコを
始めたら、直にお皿かなにかで受ける
必要があります。

 

フツーはかなり難しいと思いますが
運が良ければ取れるかな・・(笑)
テクニックがいりそうですね。

 

また現在では便利なグッズや
方法もあります。

猫の尿検査に必要なオシッコを家で上手に取る方法を紹介!

 

無理な場合は、動物病院で獣医師が
絞って出してくれる感じですね。

 

絞るというのもおかしな言い方
ですが・・圧迫排尿という方法です。
(処置代としてお金かかります)

 

猫はお腹のお肉も皮も柔らかいので
皮膚の上からお腹を触れば膀胱が
分かるんですね。

 

もちろん膀胱にオシッコがたまって
いればの話ですが・・

 

あまりに肥満のネコさん脂肪が邪魔して
膀胱が分かりづらくて大変ということも
ありますが。

 

そしてその膀胱を優しくつかむような
感じで、圧迫してあげるとオシッコが
出てきます。

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<猫の尿石症の重度な場合について>

 

尿石症、重度な症状とは?

たかが尿結石・・と侮ることなかれ!

*食欲不振
*うずくまって動かない
*トイレで変な声で鳴く 
などのSOSが出ていたら要注意

 

尿石症が進行すると、少しづつ尿道に
結石が溜まってきます。

 

その頃には尿道も結石の刺激により
厚く腫れた状態になっている場合
も多く、これがさらに尿道を狭くして
いるのです。

 

そして、尿道閉塞(オシッコの出る
管が結石で封鎖された状態)になると
オシッコは完全に出なくなります

 

トイレで踏ん張っても血のような
液体がポタッポタッと垂れるくらいです。

 

一見、膀胱炎の頻尿症状にも
見えますが、ここまで来ていると
まず、前述したようなSOS症状
出ていることがほとんどです。

 

本来ならSOSが出る前に病院
に行かないといけませんが。

 

万が一、このような状態になって
しまったら(なっていると思われ
たら) 即!病院へ

 

夜であれば、救急病院へ
朝まで待っていては手遅れになる
可能性も
多々あります。
危険です!

 

オシッコが丸2日出ないと
助かりません。

 

治療としては、まず第一に
尿道閉塞を解消してとにかく
オシッコを外へ出してやることです。

 

尿道カテーテルを少しずつ通して
いって結石を押し戻す感じです。
これを繰り返してオシッコの通り道
を開けてあげます。

 

そして通れば、膀胱洗浄をします。

 

ただ、頑固に詰まっている場合は
この処置がけっこう大変になってきます。

 

時間がかかることも多いです。

もちろんネコさんも嫌がりますし。

 

場合によっては、軽く鎮静(麻酔)
をかけてすることもあります。

 

ただ、もしオシッコが出ていない
期間が長く尿毒症を起こしている
場合は鎮静処置はネコさんが危険
になる
こともあります。
そこは獣医師の判断で行われます。

 

同時に血液検査もして腎臓の値や、
貧血がないか、脱水がないかなど、
全体の体の状態も調べていきます。

 

そして尿検査抗生物質などの投与
は初期のときの治療と同じですね。

 

血液検査で腎臓の値が悪かった
場合、その治療に入ります。

 

尿道閉塞で重度の場合、
腎臓の検査値は相当悪いことが
多いです。

 

オシッコが出ないことにより、
全身に毒素が回った状態です。

 

この状態が尿毒症(急性腎不全)です。

即、点滴治療が必要になりますので
入院となります。

 

腎臓の数値にもよりますが、
そこまでひどくない場合でも
異常が出ていれば点滴となる
ケースが多いです。

 

点滴は静脈から針を入れて
24時間体制の集中治療となります。

 

体に溜まった老廃物をどんどん
体外に追い出してやる感じですね。

 

最低でも2~3日は続けることに
なるでしょう。

 

同時に尿道閉塞の治療もですが
一旦オシッコの穴が開通しても
翌日にはまた詰まってしまうこと
も多いです。

 

毎日、尿道、膀胱洗浄を
繰り返します。

 

場合によっては尿道カテーテル
を数日入れっぱなしにしておく
こともあります。

 

そして、1~3日後に血液検査
で腎臓の値を調べていきます。

 

早ければ2~3日で平常値に戻る
こともありますが、少しづつ
良くなって5~6日で平常値に戻る
ことも。

 

その間はずっと入院治療となります
ので一週間ほどは覚悟していた方が
いいですね。

 

それでも助かればいいです!

 

<尿道閉塞・尿毒症の治療費について>

 

治療費に関しては、一般的な
平均だと思われる想定金額です。

初診料
(再診料または診察料)
1.000円~3.000円
夜間などの時間外や夜間救急など
3.000円~10.000円

処置(尿道閉塞解消・膀胱洗浄)
2.000円~5.000円
注射による鎮静処置など含む場合
はさらに

2.000円~3.000円

注射(抗生物質や抗炎症など)
2.000円~3.000円

尿検査
1.500円~3.000円

血液検査
5.000円~8.000円

点滴のための静脈留置
1.500円~2.500円

点滴(一日当たり)
2.000円~5.000円

入院費(一日当たり)
3.000円~5.000円

ざっとこんなところだと思いますが、
状況によりけりで追加などもあるか
と思われます。

 

最初だけでもかなりの金額がかかり
ますよね。

 

その後、入院・点滴・注射・処置
などで一日当たり最低でも1万円
前後かかる計算になります。

 

入院が長くなればその分治療費も
かかります。

<退院後や予後について>

 

無事、退院したら後は、
尿石症の初期の治療と同じですね。

 

療法食と場合によっては抗生物質
です。

 

尿道閉塞による急性腎不全の場合は
点滴治療で改善されれば、その後は
腎臓の機能に問題は残らないことが
ほとんどです。

 

そのまま順調に回復していきます。

退院直後はオシッコのチェック
毎日気をつけて見てくださいね!

 

その後も定期的な尿検査
キッチリとした食事管理で同じ
繰り返しにならないように!

これが大事ですね^^

<まとめ>

 

まれに、尿道閉塞の治療で
尿道カテーテルが通らず、
切開などの手術になるケースもあります。

 

これはほとんどの場合、尿道閉塞を
何度も繰り返して尿道が狭く変形
していたりする場合です。

 

初めての尿道閉塞の場合は
カテーテルの処置だけで大丈夫な
ケースがほとんどです。

 

ちなみにメス猫では、尿道閉塞は
まず起こりません。
(尿石症にはなりますが)

 

メス猫は尿道が太くて短いため
詰まりにくいのです。

 

オス猫は逆に尿道が細くて長いので
詰まりやすいため、悪化します。

 

ですから、尿道閉塞はほぼ100%
オス猫の病気と言えます。

 

尿石症も初期のうちはまだ
そんなに心配な病気ではないです
が、初期で適切な治療ができず、
症状が進行してくると
命にかかわる重篤な状態になる恐ろしい病気です。

 

治療費もかなりかかります。

 

オス猫の飼い主のみなさま
ご注意を!

早期発見早期治療が大事ですね!

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