猫のガン・腫瘍

猫の乳がんの自壊!痛みや出血,膿など症状と治療法について!

猫の乳腺腫瘍(乳がん)が進行
して大きくなると皮膚が裂け、
腫瘍内部から壊れてしまう
自壊(じかい)という状態になります。

 

猫の乳がんは進行性で大きくなる
速度も速いことから、手術に
よって切除しない限り、必ずと
言っていいほど自壊は起こります。

 

猫の乳がんの場合、4~5cm
を超えると自壊することがほとんどです。

 

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<自壊の症状は?>

 

猫の乳がんは初期症状はほとんど
ありません。

 

腫瘍が成長して大きくなるに従い、
少しづつ痛みが出てきます。
猫さんはその部位をしきりに気に
して舐めるようになったりします。

 

そしてさらに進行してくると
腫瘍部分が自壊します。

 

自壊が起きる前から痛みは徐々に
強くなります。
そして自壊が起きると以下のような
症状が見られます。

*疼痛

*浸出液(膿など)

*出血

*悪臭(腐敗臭)

 

腫瘍が大きくなると中心部には
栄養が行き届かなくなりすでに
壊死していることが多いです。

 

そのため、自壊すると腐敗臭
放ちます。

 

その腐敗臭によってハエなどが
たかり、卵を産み付け、ウジが
湧いてしまうこともあります。

 

そして出血が続くことによって
貧血になります。

 

さらに疼痛が続くこと、また
転移が広がることによって
衰弱していきます。

 

そして自壊した部位を治すことは
できず、腫瘍ごと手術によって
切り取ってしまう以外に方法は
ありません。

 

そのため、手術できる状態であれば
自壊してからでも手術はするべき
だと思います。

 

猫さんの受ける身体的、精神的
苦痛と手術によるリスクを考えても
自壊腫瘍を取り除いてあげることの
方が残された生活を少しでも楽に
過ごさせてあげられる可能性が高いです。

 

ただし、すでに肺転移がある場合や
手術できない体の状態、年齢的な
もの、またその他の理由によって
手術を行わない場合には、対処療法
として自壊創の消毒などの処置を
続けるようになります。

 

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<自壊創の治療>

 

自壊した腫瘍部分を治すことは
できないため、治療としては

*患部を極力清潔に保つ

*感染予防、損傷の修復補助薬を塗布

*猫が患部を舐めないように保護

これらが基本となります。

 

そして、これらの処置は毎日必要に
なりますのでご自宅で飼い主さんが
行うことになります。

 

最初に患部を消毒、その後
お薬を塗布します。

 

消毒剤やお薬なども種類は色々
とありますが、一般的に動物病院
で多く使われる効果的なものと
しては・・

 

<消毒薬>

殺菌効果の高いヨウ素が成分の
ポピドンヨードのイソジン液。
薄めて使います。

<外用剤>

浸出液を吸着し、損傷部の修復
を助けるアルクロキサ成分の
外用散剤(イサロパンなど)

これは褥瘡や熱傷、潰瘍などに
使われるお薬ですが、塗り薬では
なく粉薬です。

患部に振りかけるようにして
使います。

 

そして、ガーゼなどを当てて、
包帯や腹帯などでカバーします。

 

浸出液や出血が多い場合などは
あっという間に染み出してくる
ため、整理用ナプキンなどを代用
してもいいと思います。

 

患部にくっ付きにくく、浸出液を
吸い取ってくれるものであれば
なんでも大丈夫です。

 

状態にもよりますが基本的に
1日1回の処置が必要になります。

 

また、猫さんの場合は、ただ
包帯を巻いたり、腹帯のような
ものをお腹部分に着せても必ずと
言っていいほど、ずり下がったり
脱げたりしていることがほとんどです。

 

そのため、脱げないようにお洋服
のようなものを着せたりする必要性
もあります。

 

自壊創の部位にもよりますが、
なるべく患部が隠れるような
形状のものを見つけることが大事
ですね。

 

自分で作ったり、さまざま
工夫をされている飼い主さんも
多いようです。

 

また、猫用の術後服なども販売
されていますので、探してみる
のもいいと思います。

 

すぐに汚れるので最低2枚は
用意しておきましょう。

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消毒やお薬などは動物病院で
出してもらえ、その後は自宅で
処置を行えますが、定期的に
患部の状態は病院で診てもらう
ようにしましょう。

 

また、がんの転移の状態に
よっては、呼吸が苦しくなったり
さまざまな症状も出てきます。

 

治すことはできなくてもお薬で
症状を緩和して楽にしてあげる
ことはできます。

 

延命はせずとも少しでも苦痛を
減らし、過ごさせてあげたいですね。

 

<関連記事>

(1)猫の乳腺腫瘍(乳がん)の症状は?悪性や転移の可能性は?

高齢猫の全身麻酔や手術のリスクは?体に与える影響や負担は?

 

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