皮膚、被毛に見られる異変

猫の避妊手術後に起きる傷口のしこりや腫れ,膨らみの原因は?

猫の避妊手術後にお腹に
しこりのようなものが!?

ぽっこり腫れてきたんだけど!?

これって大丈夫なの!?

 

っとびっくりして心配になって
しまうこともありますよね・・

 

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猫の避妊手術後に傷口周りが
腫れて膨らむのは比較的多く
見られる状態です。

 

もちろん、個体差や体質もあり、
軽度の場合もありますし、ちょっと
ビックリするくらいボッコリと
腫れる場合もあるのです。

また、その腫れがしこりのような
状態になることもあります。

 

避妊手術後に起きるこの腫れや
しこりの原因は何なのでしょうか。

 

<腫れや膨らみ、しこりの原因>

 

これは、さまざまな原因が
考えられますが、主に挙げられる
のは、

*傷口の炎症

*舐めすぎ(猫が自分で)

*縫合の問題

*ヘルニア

*縫合糸に対する反応

などが考えられます。

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通常、人間でも何の手術でも
皮膚を切開して縫えば腫れるのは
当然です。

 

それは通常の生体反応であり、
時間の経過とともに腫れは
治まります。

 

猫の避妊手術でも同じことが
言えます。

 

ただ、あまりにもボッコリする
ような、しこりができてしまう
ような場合には少し過剰な反応を
起こしている可能性もあります。

 

ただ、それでもほとんどの場合は
時間とともに落ち着いてくるのですが・・

 

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<傷口の炎症>

 

基本的に手術後は傷口が化膿しない
ように抗生物質の注射や飲み薬で
対処します。

ただ、それでも炎症を起こす
場合もたまにあります。
また、猫さんの場合には自分で
舐めたりする場合もありますので。

 

真っ赤に腫れたり、出血や汁が
出てきたりという状態でなければ
問題ないことがほとんどです。

 

<舐めすぎ>

 

どうしても猫の場合は気になる所が
あると自分でひたすら舐めてしまう
ため、それによってひどく腫れる
ことがあります。

 

傷口のテープや腹帯、包帯、
エリザベスカラーなどで
舐めさせないように工夫をする
病院がほとんどですが、それでも
上手に舐めてしまう猫さんも多い
です。

 

何せ、軟体動物ですから、完全に
防ぐのは難しいとも言えますよね。

 

たまに自分で抜糸していたり、
少し傷口が開いちゃってる場合も
あります。

 

傷口自体を気にする子もいますが、
その周りの毛が苅られた部分や
イソジンなどの消毒液が気になって
舐める子もいます。

 

猫さんが頻繁に傷口を気にしてる
ような素振りが見られるときには
傷口の状態を毎日確認するように
しましょう。

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<縫合の問題>

 

猫の避妊手術は子宮卵巣の摘出後、
腹膜を縫合して、皮下組織を寄せて
縫合して最後に皮膚を縫合します。

 

この時、腹膜や皮下組織の縫合を
キツく縫いすぎてしまうと腫れたり
しこりのようになってしまうこと
があります。

 

時間が経てば落ち着く場合も
ありますが、多少のボッコリは
残る場合もあります。

 

見かけは良くありませんが、
猫さんの健康に害を及ぼすような
ことはありません。

 

これは執刀獣医師の技術にも
よりますので何とも。。

 

<ヘルニア>

 

腹膜の縫合が外れてしまったり、
縫い方が緩かったり、縫い幅が
広すぎたりした場合には、腹腔内
の脂肪や内蔵が皮下に飛び出して
きてしまうことがあります。

 

この場合はぷよぷよした
柔らかい感じの膨らみになる
場合が多いです。

 

ただし、避妊手術後のヘルニア
は滅多に見られるものではありません。

 

大きな声では言えませんが、
そのような状態になるのは、
手術がヘタクソとも言えます。

 

手術後によっぽど大暴れするような
猫さんの場合は別かもしれませんが。。

 

万が一そのような状態になった
場合には再度、腹膜を縫合する
手術が必要になります。

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<縫合糸に対する反応>

 

病院によって縫合に使う糸は
多少違いがありますが、
糸に対するアレルギー反応を
起こすことがあります。

 

溶ける糸などの場合は吸収されて
いく段階でその部分が腫れたり、
しこりのようになることも多いです。

 

状態にもよりますが、溶ける糸の
場合は、吸収されてしまえば
その後は落ち着くことが多く、
時間とともに腫れもしこりも
なくなることがほとんどです。

 

しかし、溶けない糸の場合は
そのまま体内に残るため、
縫合糸肉芽腫が起きる場合もあります。

 

<縫合糸肉芽腫とは?>

 

縫合糸反応性肉芽腫と言われ、
手術で使われた縫合糸が原因で
肉芽腫ができてしまう病気です。

 

どのような手術においてもそう
ですが、組織を縫合したりする
ときには、外科用の縫合糸が
使われます。

 

素材は手術や部位によっても
さまざまですが、どのような素材
のものを使ったとしてもそれは
体にとっては異物ということです。

 

ですから多少の差はあれ、
縫合糸を使用した部位では、
組織反応が起こります。

 

この組織反応が過剰に生じて
しまった場合に、肉芽組織
できてしまうのです。

 

肉芽腫の場合は徐々に大きくなって
いきます。

 

ただ、猫ではほとんど見られること
はない病気です。

 

肉芽腫になってしまった場合は、
その縫合糸ごと肉芽腫を取り除く
手術が必要になります。

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どうしても、避妊手術の場合は
健康な猫さんに手術を行うため、
大きく腫れたり、しこりになって
しまうと、手術に問題があったのでは?

 

などと心配になりますよね・・
ですが今は開業獣医師の腕も
レベルも上がってきていますので
ほとんどの場合、心配はいらない
と思います。

 

丁寧な手術が行うところがほとんどです。

多少、技術の差はありますが^^;

 

しかし、元気や食欲もなく、
傷口が大きく腫れたり、しこりの
ようになっている場合には一度
見てもらいましょう。

 

<関連記事>

ws000007猫が避妊,去勢手術後に太るのはなぜ?餌の量や体重管理法は?

 

 

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