咳や呼吸の異常

猫が運動後に口呼吸をするのは暑いから?病気の可能性は?

猫が口を開けてハァハァする

 

犬では良く見られる、口を開けてハァハァする
行動ですが、通常は猫ではあまり見られません。

 

猫は基本的に鼻呼吸ですから、鼻で満足に呼吸
ができないとき以外は、口呼吸をすることは
ほとんどないのです。

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ですから、猫がそのような呼吸をしていると
なるとまず第一に何らかの病気を疑うように
なります。

 

しかし、状況にもよりますが、特に夏場の暑い
時期に思いっきりハッスルして遊んだ後などに
犬さながらに口を開けてハァハァする猫さんも
たまにいます。

 

これは、犬と同じで体温を下げようとする行動
ですが、病気や何らかの異常がなくて、この行動が
見られるのは、猫では少数です。

 

また、これには必ず動物病院で診察や検査を
受けて異常なしとなった場合です。

 

素人判断で、暑くてハァハァしてるだけだわ!
と思ってしまうと危険です。

 

また、暑くもなく、運動もしていないのに、
口呼吸をしている場合は、呼吸器や内蔵など
何らかの病気の可能性が非常に高いです。

 

猫は通常、犬のような口呼吸はしません。

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猫の口呼吸の原因は?

 

猫が口呼吸をする原因としては、
まず第一に挙げられるのが、何らかの原因で
鼻呼吸ができない(しづらい)、状況になっている
こと。

 

いわゆる猫カゼと呼ばれるウイルスの呼吸器疾患
(カリシウイルス感染症や伝染性鼻気管炎)などで
鼻炎を発症し、鼻水や鼻づまりによって、鼻呼吸
ができない場合などが考えられます。

 

また、同じく呼吸器疾患で、気管支炎などで
呼吸がしづらく、鼻呼吸だけでは酸素供給が
足りずに、口呼吸の助けを借りる場合もあります。

 

さらに肺水腫(肺に水が溜まる)や腹水など
によっても呼吸困難になるため、苦しくて
口呼吸になることがあります。

 

あとは、どこかしらに激しい痛みがある場合な
にも、口を開けてハァハァすることがあります。

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注意して観察することは?

 

猫の口呼吸が見られたら、まず確認しなければ
いけないのが、舌の色です。

 

これによって緊急度が分かります。
通常、健康な猫の舌の色はきれいなピンク色
です。

 

運動後や、暑いときなど体温が上がってハァハァ
している場合は、ピンクから少し赤っぽくなります。

この状態であれば、さほど緊急性はありません。

 

しかし、舌の色が青紫色っぽくなってきたら
(チアノーゼ)十分に酸素が取り込めていない
状態ですので、
非常に危険です。

 

早急に病院に連れて行きましょう。

 

その他、

・呼吸が苦しそう

・呼吸時にゼーゼーと音がする

・意識がなくなる

・激しく咳込む

・交通事故の可能性

などが見られたときも同様です。
早急に病院に行きましょう。

 

また、他に症状が出ていないかが重要です。

ヨダレや嘔吐、ふるえ、グッタリしてくる
などが見られないかもチェックしましょう。

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↑このような舌の色であれば、他に症状が
なければ様子を見て大丈夫です。

 

考えられる病気は?

 

猫の口呼吸(呼吸困難や他原因など)が
見られる可能性のある病気で考えられる主な
病気は以下のものです。

 

<猫の熱中症>

猫も、人間と同じように熱中症になります。

猫は本来、暖かいところを好みますが、汗腺が
足の裏(肉球)にしかないため、発汗によって
体温調節をすることができません。

特に、完全室内飼いの猫には注意が必要です

 

<猫の中毒>

猫の中毒とは、何らかの薬物や化学物質、
食べ物などを食べたり、舐めたり、吸い込んだり
して、体のどこかに機能障害を生じた状態のこと
を言います。

人間は大丈夫でも猫は身体が小さいので、
少量の物でも中毒を起こす可能性があります。

 

<アレルギー性気管支炎(猫の喘息)>

猫の喘息は、猫のアレルギー性呼吸器疾患
一つです。

アレルギー性気管支炎慢性気管支炎など
とも呼ばれます。

何らかのアレルギーによって、気管支が収縮
して、苦しそうな呼吸や咳をする病気です。

 

<猫の肺炎>

猫の肺炎は名前の通り、何らかの原因により、
肺に炎症が起きる病気です。

猫の肺炎はウイルス感染細菌感染
アレルギーなどさまざまな要因によって発症
します。

 

<猫の膿胸>

膿胸は、何らかの原因によって、胸膜が
細菌感染を起こし、胸腔内(肋骨の内側)に
膿が溜まる病気です。

その結果、肺の伸縮を阻害し、呼吸困難
陥ります。

 

<猫の心筋症>

猫に多い肥大型心筋症は、分かりやすく言うと
心臓の筋肉が厚く(肥厚)なって、
心臓がダメになってしまう(機能低下)
病気です。

心臓から全身に送り出す、血液の循環が
悪くなり、血液が心臓に溜まっていき、
心臓がパンパンに大きく膨らんで
しまいます。

 

<猫のフィラリア症>

犬と同じで、犬糸状虫(フィラリア)と呼ばれる
寄生虫が、猫さんの心臓や肺に寄生する病気です。

犬の犬フィラリア症に比べ、猫の犬フィラリア症
が、あまり知られていないのは、猫がフィラリアに
感染しても、無症状だったり、突然死してしまう
ことが多く、発見が難しいためです。

 

<猫のカリシウイルス感染症>

猫カゼの一種でカリシウイルスの感染によって
発症する病気です。

非常にポピュラーな病気で、呼吸器に多く症状が
現れます。

 

<猫のウイルス性鼻気管炎>

猫風邪と言われる、猫の代表的なウイルス疾患
一つが、ウイルス性鼻気管炎です。

ヘルペスウイルスの感染によって発症します。

 

<トキソプラズマ症>

トキソプラズマという寄生虫(原虫)が感染する
病気で人や他の動物にも感染する人獣共通感染症
です。

妊娠中の女性に初感染すると
胎児に悪影響(先天性トキソプラズマ症になる)
がおよぶ可能性があります。

 

<猫の伝染性腹膜炎>

猫の難治性3大疾病の一つです。
*他に猫エイズ、猫白血病

原因はコロナウイルスです。

このコロナウイルスが猫の体内で突然変異した
ものが猫伝染性腹膜炎(FIP)ウイルスです。

 

<猫のリンパ種>

リンパ腫とは、体中のリンパ球が腫瘍(がん)
なってしまったものです。

10歳前後の高齢で発症することが多いですが
猫白血病ウイルス(Felv)に感染していると
若齢でも発症します。

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猫の口呼吸や、呼吸が苦しそうな状態が
見られたら、早急に診察を受けるようにして
くださいね!

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WS000005猫の呼吸が浅い、早いときに考えられる原因や病気とは?

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